一言
派手さや強いインパクトは有りませんが、静かに心に染み込んできて、
人の「想い」というものを感じさせてくれる物語。
お勧めしたいストーリーの一品です(^_^)
| 評価項目・他 | kuraの評価 |
| シナリオ | 95点 (かなりお気に入り(^^)) |
| 会話テンポ | 85/100点 |
| CG | ちょっと人を選ぶかも・・(^^; |
| 音楽、効果音 | 派手さはないですが、 心情に訴えるシーンでのメロディはお気に入り(^^) |
| Hシーン | 70/100点 |
| 1プレイ時間 | 5〜6時間位(1キャラ) |
| システム | ちょっと重い(^^;&操作性が・・・ おまけはひととおり充実 |
| 総合評価 | 85/100点 |
各項目詳細
概要
主人公は夏の暑い日、バイクで事故るものの
奇跡としか言いようのない状態で一命を取り留めます。
そして怪我も癒えてきた頃、交通の便等を考え、自宅付近の病院に転院します。
そこには「院内学級」という長期入院患者のための学習施設があり、
そこでいろいろな事情で長期入院をしている人達と交流を深めていくことになります。
シナリオ
基本的には「病院もの」です。
・・・・が、よくあるような病弱患者or来訪者とのラブストーリーだけではありません
極論を言ってしまえばそれらヒロインとのストーリーはサブテーマであり、
根底には「人を愛する」という事に対しての一つの形を
全てのシナリオにおいて読み手に示しているように感じました。
優しくするだけでなく、激情に身を任せるだけでなく、
静かで地味ではありますが、相手を考えた行動に徹する様は一見というか、
時としてはかなり冷たく写ったりもするのですが(^^;
逆に深く相手を思っている様が伝わってくるように感じました。
また、各ヒロインのシナリオもなかなか秀逸です。
この作品では主人公やヒロイン達のモノローグが比較的多いのですが、
特にヒロイン達のモノローグでの
心情描写が非常に良く納得でき、
それが話に深みを与えておりGoodです。
感情表現だけに頼らない心の動きの表現、
実際にはなかなか難しいことなのですが、この作品ではうまく表現されています。
さらにこの作品ではバッド寄りのストーリーにも力が入っており、
のべ20種類弱のエンディングがありますがそれぞれに楽しむことができると思います。
(ヒロイン毎に好感度の高低によりエンディングが分かれるようです)
激しさ、強いインパクトで読み手に迫る作品ではありませんが、
ほのぼのとした雰囲気を感じさせつつも深く切なく
読み手の心に訴えてくる・・・そんな良作です
会話テンポ
いやぁ〜これがひとりいい娘がいるんですよぉ〜旦那(ぉ(^^;)
猫の用につんとしたイメージを受けることも有りつつも
ざっくばらんで話しやすく、それでいて
男の微妙なH心をくすぐるような佑美ちゃん・・・ええわぁ〜(笑)
#ちょっと壊れてるかも・・・(^^;>自分
CG
う〜ん(^^;
かなり淡いタッチでまとめられた画風です。
パッケージを見てもらえれば判りますが・・・かなり人を選ぶかもしれません(汗)
正直最初は画力が今一かな?(失礼m(_ _)m)と感じてしまいました。
イベントシーン毎の表情及びHシーンの描写で感じてしまう不自然さで
う〜〜んと感じていたのですが・・・
美幸の自画像CGを見る・・・結構可愛い絵じゃない(^^)
さらに考える・・・・
原画と水彩タッチの彩色がマッチングしていないのが
もしかして今ひとつに見せている原因の一つかな?(^^;
などと感じてしまいました。
(水彩タッチなのはシナリオのイメージとは良くマッチングしているんですけどね(^^;)
結論
この作品ではヒロイン達の表情の付け方、仕草には今ひとつ不自然さを
感じるところもありましたが、もしかして
今後が非常に楽しみな原画家さん?(^_^)などと不遜にも思ってしまいました(^^;
(文中の多くの失礼、気に障った方には謹んでお詫びいたしますm(_
_)m)
音楽、効果音
作品の持つ雰囲気に合わせてか
比較的シンプルに感じる曲が多いです。
しかし、心情に訴えるシーンでは
ほのぼのと切ないシナリオと良くマッチングした
「オルゴール」(曲名です)の
一つ一つの音色が心の弦を弾いていくような感じで
単一楽器のシンプルな構成ながら非常に心に残りました。
Hシーン
まずまずよいです(^^)
H可能ヒロイン数もまずまず多く、CG枚数的にもなかなか頑張っているかと思います。
描写的には純愛系標準的なレベルかと・・・(^^;
あと・・・これは書かざる終えないのですが(^^;
男VS男のHシーンもちょっとね・・・(^_^;;;;
(こらこらこら(^^;そこの人、引かないように(笑)。物語はとてもいいですから(^^))
システム
やや重たいのと、マウスクリックに対する反応、
画面上での動作には不満が残ります
(マウスカーソルを適当に動かさないと選択キャラが表示されないことがある)
この辺りはプログラマーさんの今後の精進に期待したいというのが本音です(^^;
機能的には一通りそろっていますが、
読ませることに重点を置いた作品の場合、やはりキーボード入力に対応してくれた方が
プレイヤーとしては作品に集中しやすいというのが本音です。
おまけモードは一通り揃っています
CG鑑賞、Hシーン鑑賞、音楽鑑賞と十分問題ないレベルかと思います。
総評
一見、地味な作品ではありますが、
ヒロイン達の心情描写がしっかり行われている
心に残る一品でした(^^)
ほのぼのとした雰囲気を保たせつつも病院という舞台、
死と身近な世界、モノローグの効果的利用による
ヒロイン達の深い心情描写。
心和まされつつ涙を誘われたい、
そんな方には是非一度プレーしてもらいたい。
そんな作品でした。
2000.11.23 記
| きらめく瞬間 | |||
| ブランド名 | ブラックライト(チームいぶき) | セーブ数 | 10箇所 |
| ジャンル | ADV | セーブポイント | 随時 |
| シナリオ | 原作:白木 | メッセージスキップ | 有り(既読のみ) |
| 脚本:真久保乱、希、天野佑一 | |||
| 原画 | 山田ひより | キーボード入力 | 未対応 |
| BGM | CD−DA | DirectX | 未使用 |
| 音声 | あり | 発売日 | 2000.07.28 |
| アニメーション | なし | 初回特典 | なし |
| 主題歌等 | なし | その他 | 修正差分有り |