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特徴:研究所内の疑似学園生活を舞台とし、特殊能力及び「心の繋がり」をテーマに扱ったADVです

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評価項目・他 kuraの評価
シナリオ 95点(但し一部難解なストーリー)
会話テンポ 90/100点(明るくテンポよく笑い有り)
CG 丁寧に描かれており非常によいです
音楽、効果音 素晴らしいです
Hシーン 50/100点(淡泊です)
1プレイ時間 5〜6時間位?
システム ビジュアルアーツ標準仕様?(Kanonとほぼ同様)
総合評価 90/100点

各項目詳細

あらすじ
主人公、杜浦直弥は些細な事故がきっかけで
病院に運ばれ、検査を受けます。

その時に特殊な因子が見つかり、
研究協力者ということで施設に移ることとなります。

そこで偶然、以前の幼なじみ「織永成瀬」と再会し、
同じように「研究協力者」として集まった同世代の人達と
擬似的な学園生活を営むようになり、物語が始まっていきます。

シナリオ
概略
「特徴」の欄にも少し書いていますが、
「特殊能力」「輪廻」?等がテーマとした物語となっています。そして
ヒロインが決定したあとのシナリオ(後半部分)の
急展開、キャラ達の心情描写の秀逸さ、話の深さ、
そしてその深さを裏付けるボリューム。

どちらかというと静かに深みを感じさせてくれる話で
非常に心に残るシナリオです

ただ、唯一気になる点を揚げるとすれば登場人物達の「特殊能力」が
読み手にとっては非日常的な物であることと
詳細な説明抜きに話が展開する部分があり
(読み手の想像を膨らませるために意図的に用いられているように感じました)
その辺りが読み手によっては受け容れられにくいのでは?と感じた事でした。


詳細
この物語では施設内で過ごす人達との交流により話が始まっていきますが、
無理のない範囲(ここが結構重要)で個性的なヒロイン達との
明るくテンポよく話が進んでいきます。
前半は寮生活者の明るい学園物といった雰囲気で話が進んでいきます。
この過程でも各ヒロイン、選ぶ相手により日常会話、舞台のバリエーションが
かなり多く用意されており、
ヒロイン毎に繰り返しプレーを要求されるタイプの作品ではしばしば感じられる
「同じ会話を何度も読まされる退屈さ」を感じることなく
楽しくプレーする事が出来ます。


中盤以降、対象ヒロインが決まる辺りから
徐々に「施設」の意義、それぞれのヒロイン達も持つ「特殊な因子」が
ストーリーに絡み始め心揺すられる展開(感動系)へとなっていきます。

ただ、最近多く見受けられる人の泥臭さや「痛さ」を強調した
話というわけではなく、明るいテンポの中でも
染み入るような寂しさ、切なさを感じさせてくれるストーリーだと感じています。

そして終盤での急展開そしてエンディングへと向かっていくのですが、
この辺りはほぼ一本道のストーリーとなっており、
読み手としてもストーリーに没頭できるので良いかと思います。

話の展開をヒロイン毎にかなり差があり、比較的すんなり納得できつつ
心に残る物から、頭を回転させないと理解が難しい物(自分の理解が悪いだけかも・・・(^^;)
まであったように感じました。

しかしどのヒロインのストーリーでも主人公、ヒロイン達の心情描写は
とても心に残る物でした。
(ただ・・・依子シナリオは、「おまけ」と感じざるを得ないものがありましたが(^^;)

そしてエンディングはどれもハッピーエンドとは呼びにくい物が多いです。
死別だったり、別れだったり・・・(フォローエピローグまで含めればハッピーかな?)
ただ、死別といってもあからさまに涙を誘うためだけに持ってきたような物ではなく、
全体の話の流れから行っても納得できる形で表現されているので
自分的には違和感を感じずに受け容れることが出来ました。

ただ、唯一気になったのは
シナリオによっては詳細な説明抜きに話が展開するので
理解&自分なりの解釈を組み立てるのに少々時間を要する場合があった所です。

それでもシナリオの項目で100点を付けたのは
成瀬シナリオのラストの展開ですっかり心奪われたというか
自分の理性がやられたっ!(笑)と感じたからです。

あとから考えると納得できるもののその場の展開としては
ちょっと想像してなかったので心奪われました。

フォローエピローグはごく普通の展開でしたが、
その普通さが嬉しい・・・そう感じされてくれる終わり方が気に入っています。


会話テンポ
楽しいですぅ〜(笑)

会話のバリエーションが豊富かつ明るくテンポが良く、
感情表現のみに頼らないキャラ達の心理描写。

さらには豊富な立ちキャラの表情。
音声こそはありませんが、それが全く気にならない満足できるものでした。

CG
かなり丁寧に仕上がっていると感じました。
画風もそれ程あくが強い物ではなく多くの方に受け容れられやすいと思います。

立ちキャラCGやイベントCGのポーズなどにも違和感を感じない
自然な出来かと感じました。

追伸
OPでのCGの雰囲気、暖かくて良ひぃ〜(^^)

音楽、効果音
音楽単体でも素晴らしい出来で、耳に残るものでした。
もちろん場面場面のイメージにもマッチしており、
CD−DAなので音質も非常によいです

音楽スタッフは
OP&ED
I’ve
BGM
Ecnemuse、BIGMADE、UnisonSoundTeam、折戸伸治さん

とかなり豪華なメンバーかと思います。

Hシーン
枚数及びシーンは非常に淡泊かと思います
まぁHCGを期待するジャンルの作品ではないので自分的には全く気になりませんが。

ただ、CG自体は良くできており、質感的には悪くないかも(笑)

システム
ビジュアルアーツ系の標準的なシステムです。
多くのビジュアルアーツ系作品で使用されているだけあって動作は安定しています。

機能としては
画面モード切替(ウインドウ画面、フルスクリーン切換)
音量調整(Windowsシステム利用)
メッセージ速度調整
フォント変更
メッセージウィンドウ背景調整
随時可能なセーブ、ロード(16箇所)
キーボード入力対応(メッセージ進行、スキップ他)
メッセージスキップ機能(既読のみと未読もとばせるモード、両方有ります)
主人公名前変更
等があります。

しいていえば、読むことを重視している作品では
メッセージ読み返し機能があると尚良かったと思っています。

クリア後に利用可能なおまけ機能では
CG表示、BGM鑑賞があります。

総評
ストーリーによっては少々難解な部分もあり、読み手を選ぶ可能性もありますが、
シナリオ、CG、音楽のバランス良いレベルの高さ、
安定し、操作性も悪くないシステム。


そして「痛さ」を抑えつつも心に残るストーリー
自分的には十二分に満足させてもらえた作品でした。


2000.08.20 記
2000.08.27 ちびっと修正(笑)

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SenseOff
ブランド名 otherwise セーブ数 16箇所
ジャンル ADV セーブポイント 随時
シナリオ 元長柾木 メッセージスキップ 有り
原画 ゆうろ キーボード入力
BGM CD−DA DirectX 未使用
音声 なし 発売日 2000.08.18
アニメーション なし 初回特典 なし
主題歌等 有り(OP&ED) その他 なし