追憶     戻る

特徴:輪廻をテーマとし、人の心(想い、嫉妬等)の描写を深く描いたADVです

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評価項目・他 kuraの評価
シナリオ 80/100点
会話テンポ 65/100点
CG 良いですが・・・
音楽、効果音 良いです
Hシーン 60/100点
1プレイ時間 4時間位?
システム 平均的なのかな?
総合評価 75/100点

各項目詳細

あらすじ
輪廻をテーマとし、現代と大和朝廷設立以前の小国乱立時代を舞台としたADVです。

主人公は陰陽師と宮司を生業とする学生で、陰陽師として
除霊業を行いつつ学生としての生活を3人の女性と共に過ごしています。

ある日、主人公は記憶もないような不思議な夢を見始めます。

その夢の中では主人公は昔の小国の王子?であり
生活を共にする3人の女性も立場を変え、夢の中に姿を現します。

その夢を見続けるうちに主人公は「夢」が前世の記憶であることを悟り、
また3人の女性達の前世からの想いが現代での主人公達の立場を変化させていくことになります。


どちらかというと前世の出来事にウェイトが置かれ、それが覚醒してゆくにつれ、
現代での人間関係が変化してゆくストーリーとなっています

シナリオ
それぞれの女性達の想いの深さが嫉妬、恨みなどの負の感情で表現されている部分が
数多くあるため、暗さ、重さが根底に流れるストーリーです。

話の序盤では比較的明るいテンポで始まりますが、
3人いるメインヒロイン達がそれぞれ前世から主人公への愛する想いを抱いており、
話が進むにつれ、誰か一人を選んでしまうわけでして(^^;(そうならないと話がすすまないし・・・(笑))

そうすると残った2人が奇麗事ではない感情を抱いていってしまう・・・という所です(^^;
前世でも3人とも「報われない想い」を抱いていたものですから進むルートによってはかなり強力です(笑)

簡単にいってしまえば
現実的な三角関係、男女関係なストーリー
です。

しかしkuraとしては
奇麗事ばかりの主人公に甘い恋愛成就なんてあるかい(−−メ
というふうに思ってしまう、すれた?(^-^;人間なんで
こういう現実的などろどろした話は好きだったりします(^_^;)\(・_・) オイオイ
しかも、主人公にとっては余り痛くないストーリーだし(^^;;(鬼だな・・・>自分)

その他サブキャラのイベントも重たい物が多いので、
「明るい話しが好き」な方にはしんどい物があるかもしれません。

あと、Badエンド系は特に怨念に満ち溢れています。(^^;
嫉妬した某女性が出刃持って迫ってきたりぃ〜
喧嘩して不仲になっている所を寝取ったりぃ〜

う〜ん。現実っぽい?(^_^;)\(・_・) オイオイ

とここまで書くとただどろどろした話で終わってしまうのですが・・・
そうでもないです。

前世での回想シーンでは結構泣かせるところもあります。
互いに思いつつも報われない想い
想いつつけても届かない想い、裏目に出てしまう結末
等がよく表現され、それが故に現代でのヒロイン達の想いの深さに納得してプレー出来ます。(^^)

終盤はインパクトに欠ける部分も有りましたが、
全体的には比較的高いレベルの良作
というのが自分の感想です

会話テンポ
個人的には今ひとつに感じてしまったところでした。

ストーリーの展開が進む中盤以降では話の深さ、ヒロイン達の心情描写が大きなウェイトを占め
気になりませんでしたが、
序盤でのなにげない学園生活での会話、どたばたギャグ等では
前作「Lien」と比べ、とってつけたような不自然さを感じずにはいられませんでした。

しかしシナリオのレベルが高いために極端な不自然さは感じることはないと思います。


CG
まず言いたいこと
ムービーと本編では別人にしか見えない(^^;

あとは各キャラのイベントCG等の表情、仕草にむらがあるいった所です。
有る場面では
そのイベントCG一枚で
ヒロインの心情まで良く描写された素晴らしい物がある
と思えば、別の場面では表情、仕草に違和感を感じるCGがあったりと
全体的にはレベルが高いと思う物のムラがあるCG・・・というのが自分の感想です。


音楽、効果音
OP、EDに曲がついています。
その他のBGMについてもその場面場面に違和感ない物だったと思います。

ただ、唯一不満だったのは音声とBGMのバランスが極端かな?といったところでした。
#「追憶」用にわざわざ音量バランスを直さないと、声が聞こえない、又はBGMが大きすぎる(^_^;

Hシーン
内容的にはソフトです。
純愛系な作品としては標準的かと思います。


システム
Purpleさん独特の個性的なシステムです(^^;

立ちキャラの表情変化はなく、フェイスウィンドウで表情を表現しています。

セーブ、ロード等はマウス右クリック及び画面下部にメニューが用意されており使いやすいです。

しかしセーブは随時可能ですがセーブ箇所が9箇所と若干少な目です。
キーボードは一切対応しておらず、読ませるのが中心のADVとしては若干使いづらいものがありました
またシナリオ表示部分ではマウスが反応しません。
メッセージスキップは未読も読み飛ばしてしまいます。(スキップ速度はまずまず)

おまけモードはCG鑑賞のみで
せめてBGM鑑賞モードがあれば良かったと思います。

結論としては
必要機能はとりあえず備えているのですが、もう少し操作性を向上させて貰いたい・・・といった所でした。

システム自体はまずまず安定していたかと思います。


総評
暗めな話し、諦観の中で生きているような主人公ではありますが、
なかなか良い話しだったかな?
というのが自分の感想です
(「シナリオ」の所で大分書いてしまったので書くことがあまりない(^^;;)

重い感情表現に抵抗がない人で有れば
まずまず満足できる作品かと思います。



2000.07.30 記


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追憶
ブランド名 Purple セーブ数 9箇所
ジャンル ADV セーブポイント 随時可能
シナリオ SEAN メッセージスキップ あり(未読もスキップする)
原画 和泉 千景 キーボード入力 不可
BGM PCM DirectX 使用
音声 ヒロイン達有り 発売日 2000.07.28
アニメーション OP及び外伝CD 初回特典 トレカ他
主題歌等 有り(OP及びED) その他 なし