第1回海老名市民音楽祭実行委員長の藤井 明さん
記念すべき第1回目の市民音楽祭実行委員長を務められた藤井 明さん
(現:ビナ三曲こくぶんじ代表)に、
当時を振り返っていただきました。
1986年9月7日(日)に第1回市民音楽祭が開催され、今回で23回目となりました。
「相模野に緑に萌えて遠近に田斧摘む娘の声はずめる」と、海老名の歴史も一朝一夕にできたものではありません。
当時から、市は生涯学習を目指して色々な事業を進めてきましたが、市民音楽祭開催のきっかけとなったのは、
海老名市に近隣に誇れる素晴らしい文化会館が建設されたことでした。
文化会館および同時に建設された公民館、図書館等の開館により、文化芸術の創造、これに参加する歓び、
受身から演ずる、つくる文化の創造が可能となり、この素晴らしい文化会館で音楽祭を開催しようという
機運が盛り上がり、市民音楽祭が開催されることとなりました。
それまでの音楽団体の発表の場であった市主催の文化祭では、会場となった旧福祉センター、商工会議所
2階で、社会教育課の担当の方とビール箱を下にそろえ、ベニヤ板を張り、舞台作りをするなど、苦労の
連続でした。
その記念すべき第1回市民音楽祭の実行委員長に選ばれましたが、文化祭のように市主催ではなく、
市より委嘱を受け、各参加団体の実行委員が主体となって企画運営等を行う形式は初めての経験で、
当時の委員の皆様には大変ご苦労をおかけしました。
当時は、とにかく初めて開催される市民音楽祭を何とか成功させたい気持ちで一杯でした。
このため市民音楽祭を市民の皆様に知っていただくために、海老名駅、厚木駅、座間駅前の他、
ふるさと祭り(現市民まつり)で、プログラムを配布する等、夜遅くまで頑張り
ました。また、当時はインターネットも普及されておらず、市の掲示板等にポスターを貼るため、
各自治会長さん宅や、銀行やスーパー等にお願いに歩く等、宣伝に努めました。
参加団体の募集にあたっては、初めての音楽祭のため、参加を躊躇される方もありましたが、
指導者の先生方のご協力で、少年少女の合唱団、高齢者の団体等、多くの団体の参加いただき、
第1回市民音楽祭を大成功させることができました。
これからも、市民音楽祭を通じて、人と人のふれあいの街づくりに貢献できればと思います。
第1回市民音楽祭のプログラム