NBPRC&BlueJets常連ツーリング 2001年7月15日

 目覚ましの音に叩き起こされる。時計を見ると8時。寝ぼけた頭で30秒ほど考える。大観山の集合は10時,自宅からそこまでは最短でも1時間40分かかる,ということは8時20分には出発しないと間に合わない。うへっ,目覚ましのセットを1時間も間違えた!
 慌てて支度をしてガレージからSRXを引き出したのが8時15分。千葉の自宅から首都高,東名と乗り継いで小田原厚木道路へ入る。道は空いていて,この調子なら10時前に着けそう。と思ったら,急に便意が…。久しぶりにSRXで高速走行して振動が直腸を刺激したのだろうか。PAのトイレでスッキリしてからは箱根ターンパイクを上って,集合時間の2分前に大観山のパーキングへ滑り込んだ。
ふたを開けてみれば15台が集合
 今回のツーリングは「CLミーティング乗っ取り計画」。職場のクラブ(NBPRC)でツーリングに行こうと思ったのだが計画を練る時間が足りず,たまたまCL400のミーティングがあるという話を知って,そこに相乗りさせてもらおうというわけだ。CLミーティングの幹事であるZONNさんに快諾いただき,3〜4人ほど混ぜてもらおうと思ったのだが…。
 大観山に着くと,そこには既に数台のCL400が集まっていた。さらに,BlueJetsで常連のVTR1000のルイさんと赤いSRXのHideさんを発見。すると,XR650RのH2さん,Buell&ゼファーのNOZZY夫妻と次々にやって来て,いつの間にやら9台が集合。CL組の6台を合わせると,なんと15台の大集団になってしまった。15台中,12台がシングルまたはツインというちょっと偏ったパーティーだ。参加メンバーの中には昨年の「海の日なのに山で納涼ツーリング」に参加したライダーが7人(H2さん,とらさん,ルイさん,ZONNさん,ふくさん,T君,そしてボク)もいて,1年ぶりの再会を喜んだ。
夏の日射しが眩しい伊豆スカの亀石パーキング
夏の日射しが眩しい伊豆スカの亀石パーキング
 ZONNさんと打ち合わせをして,伊豆スカイラインの亀石峠を目指して出発。道中は車も多いがバイクも多い。快晴のツーリング日和ではあるが,夏の日射しが厳しい。のんびり走って亀石のパーキングでひと休み。今回は初対面の人が多いにもかかわらず,既に打ち解けて談笑している。なかなかいい雰囲気だ。CLミーティングだから当たり前だが,5台のCL400が揃う光景は珍しい。かたやNBPRCとBlueJets関係者はオフ車からスーパースポーツまで取り留めがない。この集団は一体なに?
これがマグロのカマ焼きだ! 奥は刺身定食なり
これがマグロのカマ焼きだ! 奥は刺身定食なり

お別れの前に14台をパチリ
お別れの前に14台をパチリ
土肥で磯料理を堪能
 残念ながらHideさんは所用があるとのことで亀石でお別れ。一行は修善寺を経て西伊豆の土肥を目指す。今回,ボクは集団の後ろでのんびり走るつもりだったのだが,成り行きで先頭を走ることに。む〜ん,どうしていつもこうなるんだろ?
 土肥の海岸に到着する頃には,真上から容赦なく照りつける太陽がライダーの身を焼いていた。今日の予想最高気温は34℃。暑さで火照ったライダーの前には,青い海と白い砂浜が広がっていた。水着ギャルの姿が眩しい。ああ,なぜ温泉用タオルキットは用意したのに,海水パンツは持ってこなかったのだろう!
 土肥では,当地ご自慢の磯料理を堪能。ボクが頼んだマグロのカマ焼きは,しょっちゅう食べられるものではない。もちろん美味。干物や刺身の定食もおいしそうだった。腹が膨れると,当然のごとく脱力。この後が辛そうだ。
 午後の3時を過ぎても酷暑は続く。土肥からは海岸沿いを北上するが,車が多くてペースが上がらないうえに,暑さから体力を消耗しながらも沼津へ向かう。途中,みんなで記念撮影をして,CL組のみなさんとはここでさよなら。ミーティングを乗っ取っちゃってゴメンナサイ。でも,大勢で走れて楽しかった。次は露天風呂ツアーでも企画しようかな。

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