Maintenance Note No.3
99年4月12日 クリスタル・ウインカー・レンズに交換だ
さっそくモデファイを開始した
といっても,ウインカーレンズの交換だけなんですけど

  納車から10日間で走った距離は387km。まだまだ慣らしの初期段階だが,さっそく手を加えることにした。といっても,R6はパーツをグレードアップして性能を上げよう,と思わせる部分がほとんど見当たらない。最初からハイグレードなパーツが付いているからだ。下手に交換すると,バランスを崩すだけのような気がする。うれしい半面,ちょっとさみしい…。
 で,手を付けるのは必然的に外装系ということになる。今回交換するのはウィンカーレンズだ。通常のオレンジのレンズを,いわゆるクリアタイプに変更するのだ。いかにも取って付けたようなオレンジのウインカーはスーパースポーツには似合わない。できれば取っぱらいところだが,レンズをクリアにするだけでも,ずっとスッキリするはずだ。
 選んだパーツは「Nerd-USクリスタル・ウィンカー・レンズ」(Mパーツ)。実は,このパーツは前々から用意してあった。というのも,以前に乗っていたFZ400に付いていたからだ。ウインカーのアッシーは,多くの場合共通部品だ。同じメーカーのバイクなら,車種が違っても同じ部品を使っていることが多い。SRXのように専用パーツを使っている方が少数派なのだ(なぜかSRXにはクリアレンズのオプションまである)。
 雑誌に載っていたR6の写真を見た時,ウインカーアッシーがFZ400と同じであることはすぐに分かった。それで,パーツを取っておいたわけだ。実際,R6とFZ400のウインカーアッシーは全く同じだった。当然,レンズも共通なので,取り替えるだけで済む(ちなみにYZF-R1も同じ)。
純正のウインカー


クリアレンズ交換後
手塗りしたバルブと反射板

独特のレンズがきれい

SDRの純正パーツを流用
バルブは手で塗れ!
 レンズの交換作業はいたって簡単。ただし,その前にオレンジのフラッシャーバルブを用意しなければならない。レンズがクリアになるので,バルブの方をオレンジにしないといけない。バルブは汎用品だから,オレンジのものを買ってくればよいのだが,新品を捨てるのはもったいない。そこで,添付のアクリル系塗料を使って,今のバルブをオレンジに塗ってしまう。3回の重ね塗り×4個はちょっと面倒だが,難しいことはない。少し濃いめかな,と思うくらいに塗るのがよいようだ。
 オレンジに塗ったバルブを取り付けたら,付属の反射板をセットする。ノーマルのウインカーアッシーに反射板は無いが,これを付けることでより輝度が上がるという。最後に,レンズを取り付けたらおしまい。実に簡単だ。
 Nerd-USクリスタル・レンズは,普通のクリアレンズとはちょっと趣が違う。単に透明というだけでなく,レンズのカットが独特で,きらきらと輝くように点灯する。質感もなかなか高い。ただし,難点が1つがある。非常に高価なのだ。2個1セットで3500円もするのだ。ノーマルなら1000円ぐらいだから,べらぼうに高い。
 ウインカーレンズの交換は手軽で,クリアにするだけで垢抜けた感じになるからオススメだ。レンズ自体を小さくしたい場合は,ウインカーアッシーごとの交換になる。代表的なCB72タイプをはじめとして,いくつかの交換パーツが販売されているが,純正部品を流用するのも手だ。小さくするなら,オフ車のものを使うとよいかもしれない。
 ボクのSRXは,今年の1月にCB72タイプからYAMAHA SDR(2スト単気筒のマニアックなバイク)のウインカーアッシーに取り替えた。SDR用は小振りでしかもレンズがスモークタイプなので精悍に見える。オススメである。