Maintenance Note No.28
2000年10月29日 カラーカバーでメーター照明色を変える
油温計のメーター照明色を変えてみた
電球に色の付いたカバーを被せるだけで雰囲気はガラッと変わる

「カラーキャップ」と言う名で売られていた
「カラーキャップ」と言う名で売られていた

被せると…,コンドームみたい
被せると…,コンドームみたい

ピンボケだが色の雰囲気は分かるだろう
ピンボケだが色の雰囲気は分かるだろう
 今回はメーター照明電球の話。SRXに付けている油温計のメーター照明が切れてしまったので電球を交換した。こんな3分で終わるような話を書くつもりは全くなかったのだが,照明の色を変えてみたら面白かったのでプチレポートを書いてみようかと思う。

カラーカバーを替えれば照明も変わる
 ラムコの油温計はメーター照明を内蔵している。夜間走行では薄緑色の明かりが文字盤を照らして,少しばかり高級な雰囲気だ。電球はメーターを分解することなく簡単に取り出せる。出てきた電球は,ガラスの部分が銀色に曇っていて,明かりに透かしてみるとフィラメントが切れていた。曇っていたのは,フィラメントが融けて蒸発したせいらしい。
 電球には薄い青のゴムカバーが被せてあった。これで照明に色を付けているのだ。そこでふと思いついたのが,このゴムカバーをほかの色に変えられないかということ。メーターの照明はやはりオレンジがレーシーでカッコイイ。特に理由があるわけではないのだが,スポーツカーではオレンジのメーター照明が多いような気がする。ちなみに,愛車のPEUGEOT 306はスポーツカーとは程遠いが,オレンジのメーターでかなり気に入っている。
 カー用品ショップで探してみると,すぐに見つかった。青,緑,赤,オレンジのカバーがセットになっている。値段は260円と安い。もしカラー電球が入手できれば,もちろんそちらの方がベターだが,必要な電球の形,W数で欲しい色が見つかるとは限らない。汎用の無色電球に色を付けられるカバーは便利だ。
 当然,12V/3.4Wの電球も買って,さっそく取り付ける。う〜む,狙い通りに文字盤がオレンジ色に照らされて,ぐっとスポーティーになった。ゴムカバーの透明度が低かったので暗くなるかと思ったが,心配する必要はなかった。
 同じようにしてスピードメーターやタコメーターの照明も色を変えられるはず。メーターは見る機会が多いから,その色が変われると印象は随分と違ってくる。速度計では分解が難しいかもしれないが,電球さえ取り出せれば後は簡単なので,試してみてはいかがだろうか。

後日談: 実際に夜間走行してみると,真っ暗なところでは以前より視認性は悪くなってしまった。文字盤はまだしも指針がよく見えない。なぜか? 指針が赤かったから…。