2000年1月22日 特注ドアとスチール階段で解決
 バイク専用ビルトインガレージで,最大の難関となっている室内で入り口と階段の問題がようやく決着する時が来た。前回の打ち合わせで,屋外用の折り戸にするか幅の狭い特注のドアにするかを検討することにしたが,結局,折り戸は生産しているものがなく,新日軽の特注ドアに落ち着いた。
 特注ドアの取り付け部の幅は通常の規格品と同じだが,一部がはめ殺しになっていて,実際に扉が開く部分の幅は55cmに抑えてある。これならば階段の幅が60cmでも,ドアを全開にして出入りできる。開口部が55cmというのは異例に狭いことは確かだが,実用上はまず問題ないだろう。
 同時に,ドアからガレージ内に降りる階段は,専用の設計図を起こしてスチールで組み立てることになった。コンクリートで作れば2割くらい安く上がるらしいが,そうなると階段下のスペースが全く使えなくなる。狭いガレージ内のスペースは収納場所として貴重だから,階段下とて無駄にしたくはない。頭上の空間は余っているが,足もとのスペースは足りないのだ。階段下には,いずれ息子のポケバイを置くつもりでいる(全くの親馬鹿だ)。
 スチール製の階段は図のように4段で約1m登る。蹴上げも踏み代も共に25cmである。幅はもちろん60cmで,全長は156cmとなる。ガレージの奥行きは約2.7mだから,階段を下りきった所に多少は物を置けるスペースがある。
 こうして設計上の問題が片づいてホッとしたのだが,実はこの2カ月後に再び階段の話が蒸し返されることになる。

ガレージ壁面に階段とドアを付けたイメージ
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