父子揃って走る楽しみ
 ホンダの「親子でバイクを楽しむ会」に参加してきた。ちょうど3年前、息子が小学1年生の時にツインリンクもてぎでの教室に初参加して以来だ。この3年間は毎年2回筑波サーキットでのキッズバイク教室に通っていたが、一通り乗れるようになってからの次のステップが用意されていない。そこで、最終的には本格的なオフロード走行までカリキュラムにある親子でバイクを楽しむ会に戻ってきたわけだ。
 このスクールの良いところは、タイトル通り親も走れるところ。50ccのキッズバイクに乗れるようになった息子と走るのは、一緒にツーリングに行くようで実に楽しい。今回のセカンドステージでは、午前中がブレーキングや8の字、スラロームなどの基本走行。息子はQR50、僕はCRF100に乗る。
 午後はステップアップして、オフセットスラローム、一本橋、小山を越えるちょっとしたオフロード走行などに挑戦する。殆ど乗ったことのないオフロードバイクには少し戸惑いつつも、足を出してパイロンを回ると楽に小回りできることを発見したり、普通の半分くらいの幅しかない一本橋に苦戦したりと、子供そっちのけで楽しんでしまう。しかし、8の字で小回りの効く息子のQR50にじわじわと後れを取ってしまったのにはショックだった…。
 今回は参加者が14組と多く、走る時間より待っている時間の方が長いのはいただけなかった。それと、まだ技量が十分でないのにギヤ付きのCRF50に乗せている親子がいたり、練習中に暴走して追突、派手に転倒してリタイヤする子など、筑波での教室に比べて荒れ気味だった。もっとじっくり練習してからステップアップした方がいいのになあ。
父子揃って同じ課題をこなす。
父子揃って同じ課題をこなす。

オフロードで立ち乗り。子供はすぐに親のまねをする。
オフロードで立ち乗り。子供はすぐに親のまねをする。
 練習の最後の方で、うれしい出来事があった。開催場所である桶川(ホンダエアポートの隣り)の近くに住む友人一家が見学に来たのだ。おかげで写真を撮ってもらえたし、帰り道には一緒にお茶を飲んで楽しいひとときが過ごせた。彼の子供たちも、バイクに興味を持ってもらえたかな?

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