練習だったはずのこの日、赤尾が急遽試合を持ってきたのが
運命のいたずらの始まりとなろうとは、首相でも予想だにしなかったろうに・・・。
先発、平山投手で臨んだこの試合、初回から四球が多くて1点献上すると、
もう無理かと2枚看板が肩を作り始める。しかし意外に強情な先発投手は、
これまた意外にピンチを三振で抑える場面もみせるなど人生同様綱渡り状態。
観衆を驚かせたのが、2回裏2死2塁、9番平山の放った打球が深く守ったレフトの頭上を
高々と越える2ランホームランとなった場面である。
本哲のタイムリーも出ていたこの回、3対1と逆転に成功する。
しかし、あっという間に平山投手は四死球連発にタイムリーを浴びる悪循環に陥り、3回で降板・・・
2枚看板があとを引き継ぐも、ジャンキースの巧打とノリのいい守りに沈黙。
結局、5対5の引き分けに終わった。 (リズム)
<主な記録>
本塁打:平山(2ラン)
2打数2安打:平山
メイクマッチ:赤尾
メイクミラクル:平山
試合後のコメント
平山:「今日の結果は公式記録でしょ?でしょ?お願い!ね?投手記録はいいから・・・」
高志:「会社の人事異動では東京に残ることになった。
これでまた試合が終わったあとに焼き肉が食えるから、それだけでうれしいです!」
赤尾・和:「飲むぞコラ!」
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