あらた  
   
音もなく車は過ぎ去った 昔と同じ昼休み
夏を待ちきれない蒸し暑い夜 昔と同じ食事して
4年間の朝夕が,次々と駆け巡る 昔と同じ、夕焼けがくる
  昔と同じ会議して
いつもの様に朝がきて 昔と同じ現実を見る
いつもの様に仕事して  
いつもの様に夜がくる 音もなく君は消え去った
いつもの様に夜がくる 僕を待ちきれないさびしげな夜
いつもと同じ夢を見る  
  4年間の僕の努力も
秋を待ちきれない星空の夜 4ヵ月の君の努力を
4ヵ月の昼な夜な、変らぬ時が駆け抜けた 報いるには少なすぎたね、もう僕には為す術はない
  君とともに生きた日々
  僕に力をくれていた
  一人ぼっちの寂しさも乗り越えて行けそう
   
  いつもと違う帰り道
  お土産探す楽しさがない
  いつもと違うインターホン
  新た、、、知るとき
   
  1999.5.8
   
  けんちゃんの詩集
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