灯 台
海へ行った
夜の海
波音の聞こえる
港
灯台が遠く照らす、隠す
照らされると君
いつもニコニコ
隠されると寄り添ってくる
照れ屋の君と車の中
前の彼を引きずって
淋しさを、俺に託す
このままでいいから
君と歩みたい
年老いて幸せだろうな
灯台が、消えた・・・
1993.7.26
けんちゃんの詩集
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