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Cell_雀 不定期コラム 第十三弾!
 
 
できる技術者って…何それ?
 
  
 
 それは技術的に不可能です。なーんて技術者に言われると、一体どっちの意味なんだろうとよく考えます。
 


ドキドキCクラブ © GEN MUTO

 「現在開発されているどんな技術を持ってしてもそれを成し遂げることは不可能だよ」
 と言っているのか、
 「僕の技術レベルでは、そんな高度なことを要求されても実現するのはとうてい不可能だよ」
 と言っているのか…。
 
 さらに私も技術者のはしくれ、SEの使う逃げ文句もよく知ってます(笑)。
 曰く、
 「それはOS(またはWinアプリ)のバグですね」
 「不可能ではないと思いますが莫大な工数が必要ですよ」
 「そんなことをやってる企業は全国どこ探しても存在しません」
 SEがこの手のセリフを言うときはたいてい、
 「やってやれないことはないけど…メンドくさいじゃん!」
 こういった心境から発言している場合がほとんどです。
 (もちろんマジメに対応するSEが、ほとんどなんですが…)
 
 このセリフ、相手のコンピュータに対する知識の豊富さで、その効能がダイナミックに変化します。
 相手の知識が乏しい場合、
 「技術者がそういってるんだから、やっぱり無理なのかなあ…」
 なんとなく釈然としないながらも、そう思っちゃたりします。
 でも知識の豊富な相手にこの手は通用しません。
 「え!?なんでできないの?エラーハンドラ取得して処理を振り分けるだけのことでしょ?」
 なんてつっこみ返されたりします(笑)。
 
 まあ、SEといってもサラリーマン。それをやっちゃうと工数的に赤になるとか…。残業続きで最近ロクに寝てないとか…、過労死で俺を殺す気か!なーんて理由で言ってる場合がほとんどです。

 技術レベル向上に関しても、人それぞれで取り組み方が全然違います。
 人気の高い開発言語や、今注目の開発環境なら、
 「やります!やります!」
 と両手を挙げる人でも、COBOLとかJAVAの開発なんかになると…、
 「あ、もう今のプロジェクトで目一杯です…」
 なーんて急に逃げ腰になっちゃったりします(笑)。
 
 確かにどうせ修得するなら人気の高い言語や将来主流になっていくと思われる言語をマスターしたほうがなにかと都合がいいと思います。
 本人も先々のキャリア形成という意味ではそうしたいと思うのが自然なことなんでしょうね。
 
 趣味でエクセルVBAでゲーム開発してます。なんてSE仲間にいうと、
 「…なんで?」
 即座にこういう反応が返ってきます。よくわかります(笑)。本当に不思議なんでしょうね。意味が分からない、ということなんでしょう(笑)。
 
 でもでも、短絡的に「得することだけ」首を突っ込む人生というのは、どーなんでしょう?
 そもそも、人生なんてどう転ぶか分からない。現時点で主流でないと言う理由だけでドラスチックに割り切っていいものなんでしょーか?
 
 現にCOBOLの開発者の需要は、今なお高いです。
 オフコンからクラサバに切り替わってからも、多くの大企業ではオフコン・汎用機のシステムから脱却しきれずに、WinPCとの二足のワラジをはいているケースが多々見受けられます。
 Javaの派遣なんてメッセージボックス出せるだけで、VB派遣の二倍の時給がついたりします。
 でも彼らがその言語を習得したとき、現在の状況が予測できたでしょうか?
 多分、やむにやまれぬ理由で…、もしくは会社の状況でただなんとなく…その言語を選択(修得)?したにすぎないと思います。

 そうです、人生なんて何が起こるかわかりません!
 目先の利益だけにとらわれた生き方など心寒いだけです。自分のやりたいことは本当にナンなのか…見つめなおしていきたいなあ…と、しみじみ思う今日この頃です。
 
 ところでエクセル麻雀の開発、本当になんの意味があるのでしょう?
 その答えはただひとつ、オモシロイから。
 
 

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