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Cell_雀 不定期コラム 第二十五弾!
 
 
お仕事の割合って…
 
  
 
 昔、とある本で読んだんですが…
 日本人ってゆーのは自分がヒマであると公言することを
 「恥」と感じる類稀なる民族なんだそーです。


ドキドキCクラブ © GEN MUTO

 
 外人さんにとって「ヒマ」とゆーのは、ある種の「ステータス」であり「ゆとり」であって「恥」ではないそーです。
 逆に忙しい人は「貧乏ヒマなし」の人であって、哀れみの対象にすらなるとゆー話でした。(ホントかよ!?)
 
 確かに、
 「わたしヒマなの…いつでも誘ってね♪」とか
 「俺ヒマだから…ヤルことなんにもないんだよ…」
 なーんて言うのを聞くと、
 「ああ…この人はモテないからスケジュール・ガラガラなんだな」とか、
 「うーん。この人は間に合わないからどっからもお声がかからないのか…」
 と、そー思ってしまいます。
 
 で、そー思われたくないためにスケジュール帳にギッシリと予定を書き込んで、
 「うーん、今月は末まで予定イッパイ。来月なら空いてるけど…」
 とやってるわけなのかな…?
 (相手の予定がいつもいっぱいの場合は単にアナタが嫌われてるとゆー可能性もありますが…笑)
 
 たいして忙しくもなさそうなのに、
 「忙しい!忙しい!」
 と残業やってく人も実はそーなのかな?
 (残業代つかないのに喜んで残業してく人、結構いるもんなア…)
 うーん…なんだか考えてしまいます。
 
 個人的には忙しいの大嫌いです。スケジュールがギッシリ入ってると気が滅入ります。
 予定の入ってない週末、大好きです。思わずガッツポーズとったりします(笑)。
 
 忙しい自慢をする人には、たいてい共通のパターンがあるみたいです。
 曰く…、
 
 1.聞いてもいないのに「忙しい」を連発し、これまた尋ねてもいないのにその理由をやおら説明し始める。
 
 2.忙しい理由の中にさして重要でないものがあって、それを指摘すると
   「いや…どーしても断りきれなくてさあ…」など義理人情もしくは不可抗力であることを力説する。
 
 3.忙しいのが苦痛でしょーがないと言いながら、本人はとっても嬉しそう♪
 
 こんなとこでしょーか。
 
 「俺(わたし)はホ・ン・ト・ーに忙しいんだよ!!」
 もちろんそーゆー方も多くいらっしゃるでしょう。
 でも中にはどー聞いても、
 「それって…自分で勝手に忙しくしてるだけなんじゃ…」
 と思えるケースも多々見受けられます。
 
 「ヒマ=ぜいたく」この公式が一日も早く「日本のスタンダード」になってほしい。と切に願う今日この頃です。
 
 さて話は変わりますが、あなたの一生の中で会社で仕事してる時間ってどのくらいの割合になるかご存知ですか?
 当てずっぽで結構ですのでチョット考えてみてください。
 
 だかだかだかだかだかだかだかだかジャーーーーン!(ドラムロールのつもり)
 実はたった「十%」です。
 
 「計算まちがってんじゃねーの…?」
 そー思われた方、多いですか?
 イエイエそんなことありませんよ。試しに検算してみましょう。
 あなたが八十歳まで生きたと仮定して、一生は八十×三百六十五×二十四で計七十万時間です。
 二十歳から定年まで勤めたとして、サラリーマン生活は四十年間。その間、会社に行くのは年間二百五十日です。一日八時間勤務したとすると…四十×二百五十×八で計八万時間です。
 ネ、合ってるでしょ?
 
 一生涯の内で会社に行って仕事してる時間って一割ちょっとしかないんですよ。何べん計算してみてもおんなじです。
 (残業・休出、死ぬほどやったってさして変わりません。間違っても二十%いくようなことはありえません)
 たったこれだけなんですネ、お仕事してる時間って。
 
 たったこれっぽっちのために我々は泣き、怒り、時には胃に穴をあけ血を吐きまくるんです。
 なんだかとってもバカらしくなってきました。
 
 仕事が忙しいのは確かにイイことかもしれません。それによって毎日の生活にハリが出るということもあるでしょう。
 でも我々には残り九十%の人生があるのです。残り九十%の時間が。
 
 ちょっと贅沢にヒマしてみたらいかがでしょう?忙しいだけの毎日では息が詰まりますよ。
 
 そうですね。とりあえずお仕事中の人はCell_雀で一服してみてください。
 案外、仕事の能率が上がるかもしれません♪(またこのオチかよ…)
 
 
 

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