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Cell_雀 不定期コラム 第三十六弾! |
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「いつ」ということがわかるように人類はこれまで、歴史を年表というものにひたすら記録してきました。 歴史の年表は眺めていてもイマイチ面白くありません。 それでは四六億年の地球の歴史を一枚のDVD−Rに焼き付けDVD「地球」というものを作成したら、いったいどんな感じになるのでしょう? ついでに、上映時間二時間程度の映画にしてみると面白そうです。 それでは早速、作ってみましょう♪ ……… ……… ……… できました。 DVD「地球」の最初の一GBに生物は登場しません。荒涼とした大地に吹きすさぶ風や雲が延々と映し出されます。 三十分ほどこの状態が続き、一GBを過ぎたあたりから地球に海が現れます。 最初の生物はようやくこのあたりで登場するようです。 ただこの最初の生命体、光合成をおこなう藻のようなもので、これがバグテリアに進化するまでにまた延々一GBを費やします(笑)。 ここまでですでにDVDの半分近くを消費しましたが、多細胞生物が登場するのはさらに2GB後です。 多細胞生物が登場した頃、DVDの空き容量は六〇〇MBしか残っていません。 ちなみにここまでで上映時間の一時間四五分が経過し、残りは十五分をきっています。 恐竜が登場するのは、DVDの残りが二〇〇MBにさしかかった頃です。 人類が登場するのはさらに残りたった四MBあたりです。上映時間はもう六秒チョイです。 ここから五秒ほどで人類は猿人から北京原人にまで進化します(笑)。 残りわずか五KBの頃、人類最古の文明が登場します。 五KBは日本語約二千五百文字、原稿用紙六枚チョイですね。 ちなみに残り上映時間はとっくに一秒をきっています。 残り、二KBでキリストが誕生。 残り一KBで十字軍が進軍を開始し、 五〇〇バイトほどでインカ帝国が滅亡しました。 三〇〇バイトほどで徳川が江戸幕府を開き、 一五〇バイトほどで黒船がやってきます。 六十バイトほどで日本が敗戦し、 十バイトほどでインターネットが普及しました。 ちなみに、北京原人からここまでで約一秒です(笑)。 最初の生物が多細胞生物になるのに一時間半かかったのに、それからわずか十五分で猿人になってます。 猿人から原人になるのに五秒、原人からインターネットまで一秒です。 すさまじい加速率ですね(笑)。 次の一秒後には不思議な生命体が人間に代わって地球を支配しているのでしょーか? それとも、宇宙の果てまで宇宙船を飛ばしているのかな? ちなみに次の一秒後は、西暦六十万年くらいですが…(笑)。 ※ 記述されている歴史の年代はおおよそです。 |
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