● 特別企画 - 「フィレンツェの匠」パズル ●

 夏休み特別企画ということで、ちょっと考える問題を用意しました。ゲームの中でパズル的な要素のあるものは、いくつかあるのですが、「フィレンツェの匠」の建物の建設は見た目通りのパズルです。
 今回は、実際のゲームで起こりうるケースをもとに、ちょっとしたパズルを解いてもらいましょうという目的があります。問題自体には、ネタバレの要素はありませんが、解答には建設のやり方が載るのでネタバレになってしまいます。

- 建物建設のルール -

 まず、パズルを解くのに必要なルールを。建物は下の図の敷地内に建てます。

 次に、建設できる建物、景観です。種類によって、サイズや形が違います。建物、景観は敷地内に入るように、他の建物や景観に重ならないように配置します。

 大事なルールですが、建物同士は隣接して建設することができません。ある建物の上下左右に隣り合ったマスに、他の建物を建設してはいけません。屋敷も建物として扱います。景観は隣接してもかまいません。
 以上が、建物建設のルールです。ゲーム上、この条件を守った建設方法を考えておくと有利になります。

- 問題 1 -

 肩慣らしに、問題を出します。次の建物や景観をルールに従って配置してください。
大学、研究所、製作所、森、湖

 ゲーム上、建物が 2軒ですむというのは経験したことがありません。だいたい 3軒は建設することになります。景観も 2種類あれば、権利 3種類で 6人がカバーできます。
 考え方は「建設の Tips」にあります。次の問題の解答もあるので注意してください。

- 問題 2 -

 問題 1が解けたら、もうちょっと建物を増やしてみましょう。
大学、製作所、病院、礼拝堂、森、公園

 ゲーム上、これで権利 2種類でも 6人をカバーすることができます。小さな建物を含む 4軒を建設することになることがたまにあります。
 こちらも、考え方は「建設の Tips」でどうぞ。

- 問題 3 -

 ここから難しい問題になります。私が実際にプレイしたときにあったのですが、最初の手札がかなりひどく、次のものを建てることになりました。
図書館、オペラハウス、アトリエ、湖、森、(建物 1軒)

 この状況で人物を雇ったら、大学が必要になってしまいました。上の条件に加えて大学も建設し、示されたすべてのものをマップ上に配置してください。
 ほとんどないのですが、建物の組み合わせが厳しくなることもまれにあります。こんな時でも、うまく建設できる場合があるのです。

- 問題 4 -

 さらに厳しい状況になることもあるかもしれません。次のものが必要になってしまいました。
研究所、オペラハウス、アトリエ、病院、森、湖、公園

 実は、これをすべて建設することができます。やってみてください。

- 問題 5 -

 ここまで来ると、素直に建築家を雇ったほうが早いのかもしれませんが、こういう厳しい状況もあるかもしれません。建設すべきものは、次の通りです。
大学、研究所、劇場、オペラハウス、湖、公園

 これも、すべて建設することができます。

- おまけ -

 大きな建物 1軒と、中間の建物 3軒、公園、森の組み合わせは、建物の種類にかかわらず建てることができました。大きな建物を大学としたとき、このことを示してください。


 答えを作りました。こちらです。

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