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2012年12月8日、今回は参加者の都合もあり秋葉原ゲーム会になりました。ゲームマーケット明けの最初が18Ruhrだったので、新作をプレイする実質的に一番最初の機会になりました。プレイしたゲームを簡単にお送りしましょう。
手始めにプレイしたのは、洞窟探検のゲーム「ケイブ」です。洞窟を探検して難所を通ったり、水中を潜ったり、写真を撮ったりして得点を稼ぐゲームです。得点を稼ぐためにはアイテムもアクションも必要になってきて、なおかつ、持てるアイテムの数には制限があってという感じです。
食料がないとアクションがとれないのと、得点につながるアクションをするにはアイテムが必要なので、そのあたりをどうするかにかかってくると思います。探検のゲームなのでタイルの引きもありますが、荷物をどうするかが悩ましいゲームです。
ポイントはテントを持ち歩くことができることです。中継点として使える上に、テントにもアイテムを入れることができるのですが、テントに入れたアイテムはすぐには取り出せないという制限があります。うっかりカメラを入れてしまうとすぐに写真が撮れなかったりするのです。テントを広げるのにはアクションを使うのもポイントですね。
食料はとても大事で、これがないとアクションがほとんどとれません。手ぶらだと持てるアイテムに制限がありますし、アイテムの補充はベースキャンプでないとできないので、中継点の取り方も重要です。
ゲームの方は、単独を中心にやっていきましたが、探検効率がいいのは2人くらいで平行に進めていくことですね。ただし、アクションポイントをうまく使わないとライバルに手柄を取られてしまいます。深く潜ればそれだけ得点が入るので、先に進みたくなりますが、遠いところに行くと戻ってくるまでに時間がかかります。
得点の効率がいいのは、潜水ですが、アクションが若干余計にかかるのが難点ですね。酸素ボンベはしようか異数の制限があるためうっかりすると脱出できなくなってしまいます。とはいえ、岐路は分かっているのでアクシデントで戻れなくなるということはありません。
この手のゲームは全方位で安全策をとるよりも、ある程度割り切って進めた方がよさそうです。アイテムがないと得点がとれないのも重要で、必要なアイテムをどう持ち運ぶかもキーになってきます。ランダム要素は強いのでゲームごとに流れは大きく変わるでしょう。K2の作者らしい、雰囲気のある作品でした。
お次は、春に向けた創作ゲームです。2週間短くなったので、調整期間も短くなりました。都市作りのデッキビルドですね。
お披露目からバージョンアップをしています。カードバランスは取り切れていない部分はあるのですが、大まかな流れとしてはだいたいつかめてきた感じです。ペースが速いゲームですし、5ターン目には強力なカードが回り出すので、何処で得点を取りに行くかも重要です。カード枚数も勝負に大きく関わります。1月にかけて、調整は続けていこうと思います。
その次は、シンプルな経済ゲームの「メルクリウス」です。6種類の相場と、株式をうまく使ってお金を儲けていきます。カードによる相場変動でうまくもうけを作って行くという感じです。
序盤の資金がそれほど多くないことと、ヒントが少ない状況なので、序盤の動きが難しい印象があります。いったん差がつくと埋まりにくいゲームではありますが、購入と売却が3アクションしかできないのと、同一銘柄のまとめ買い、まとめ売りに手数料がかかるのがポイントです。
うまく相場に乗ることは大事ですが、中盤以降の商品の投棄市場にも目を向ける必要があります。経済ゲームとしてはちょっと派手な数値の取り方をしているので、マネーゲームが成立するとそこで逆転できたりします。相場カードが固まってきたときは狙ってみるのも手なのかもしれません。
ルールはシンプルですが、売買アクションのシビアさがあって、なかなか悩ましいゲームですね。
お次は、TRAINSの北陸マップを。東北マップ、九州マップと出しましたが、アイデアのストックはあと2つあります。原作のサークル在庫がないのですが、このあたりまではお披露目したいと思っていたりとか。北陸マップは遠隔地に大きな特徴があります。
富山、石川、福井の3県が舞台ですが、マップの形状から岐阜県を大きく含んでいます。このあたりの山越えルートが遠隔地になっているため、他のマップと比べて遠隔地が多い構成になっています。
4人では手狭なマップですが、今回はデッキの都合もあり、かなり派手な展開になりました。資金を貯めて建設もありますし、高架化で低コストで乗り入れすることも、資材置場で乗り入れのペナルティーをなくす事もできます。金沢を取ったプレイヤーが大都市を3つとも抑えて差しきりでした。普通のデッキだとなかなかそこまでは伸びません。
最後は、整理運動に「ラブレター」をプレイ。8月に買い逃して気づいたら海外進出していた作品です。カードが16枚という驚きの少なさです。カードプレイでライバルを蹴落とし、一番最後に一番高い数字を持つのが目的です。
話には聞いていましたが、プレイ時間はとても短く、さくさくとプレイできるのが特徴ですね。どうしようもないときはどうしようもないのですが。それなりにカウンティングや考えるところはあります。「クク」あたりと近い重さですが、こちらはカードの指定などもあり、もうちょっと考える要素があります。
何にせよ、カード16枚のカードゲームは、なかなか思いつくものではありません。よくこの枚数でと思う作品です。
終了後は近くで夕食を取ったりとか。春は大きく様相が変わってきたりとか。新作もプレイできましたし、次のシーズンの準備もできました。
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