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今回はゲーム会がなかったのですが、たまたまお休みで余っていた時間を見事に持って行かれた「アセンション」特集でもお送りしましょう。というより、ここでネタにしないともったいないくらいプレイしています。プレイしているバージョンは、1.0.1です。為替レート変動後の 450円の状態で購入しました。
アプリ名は「Ascension: Chronicle of the Godslayer」です。公式ライセンスを受けた作品ということでいろいろな意味で安心してプレイできますね。iPhone (iPod touch)/iPad の両方に対応したユニバーサルアプリで、どちらも使い道はありますね。
ちなみに、今回の文章は、オフライン版のみの記載です。あと、攻略記事ではないので、ゲームの内容についても余り触れない方向で。デジタルとアナログの橋渡しみたいな感じに書いています。
言語は英語のみです。タイトルから完全に英語なのでご注意を。といっても基本的には感覚でプレイできるようなインターフェイスにはなっています。カードの効果が和訳されていないので、そのあたりはご注意を。
原作の出始めの頃に原語でプレイしたので、個人的には問題ありませんでした。カードテキスト自体はそれほど難しくはないという印象です。どちらかといえば、英語版原作のルールがかなり読みにくかった覚えがあります。日本語化されてこのあたりはFAQ付きで改善されています。微妙なところは全部自動でプレイしてくれるのでルール的には止まらないと思います。
なお、ルールブック(英語)もアプリに付属しています。チュートリアルもあるので、英語が大丈夫であれば、操作に慣れるために軽くプレイしてみるといいでしょう。
オフライン対戦は、タイトル画面から「Play Offline」をタップし、「Create New Game」のところをタップしてください。中断セーブに対応しているため、プレイ中の状況が6個まで保持できるようです。
次に、プレイヤーと対戦相手を選ぶ画面に移ります。人間の後ろ姿のアイコンをタップすると人間/コンピュータを切り替えることができます。全体で2人以上、人間は1人以上にしか選択できないようになっているようです。コンピュータの場合は、下のゲージをタップすることで強さを選ぶことができるようです。アイコンをタップするとアバターを選択できます。
設定が終わったら「Start」をタップするとゲームスタートです。
プレイ順は自動的に決まり。自分のターンになったら、画面下側のカードを1つ上の黒いゾーンにドラッグすることで、カードプレイをすることができます。手札を全部まとめてプレイしたい場合は「PLAY ALL」をタップすると自動的にプレイされます。
プレイした効果で、選択肢があるカードが入っている場合は、プレイ時に確認されます。指示に従って動作させてください。「〜してもよい」という効果の場合は、左側のところに「NONE」ボタンで「〜しない」という選択もできます。
マナを支払ってカードを獲得する場合は、そのカードを右下の赤い捨て札置き場へドラッグします。モンスターを倒す場合は、右上の「VOID」(虚空)にドラッグします。カードの効果で山札の一番上にカードが置かれる場合は、左下の緑の山札へドラッグします。
それぞれのカードはダブルタップすると、拡大され詳細な効果が見られます。拡大されたカードをタップすると元のサイズに戻ります。選択肢がある場合は拡大時に選択肢が出てきます。
山札の枚数、名誉トークンの残り数、虚空の枚数、捨て札の枚数、山札の枚数はそれぞれ対応する部分をタップすることで確認ができます。カードの内容については、対応する場所をタップすることで確認できます。
行動が全て終わったら「END TURN」をタップします。まだできる行動がある場合は「END TURN」は赤く表示され、タップしたときに本当にターンを終了するかの確認画面が出る親切設計です。
獲得したコンストラクトは、左下隅に表示され、矢印をタップすると内容が確認できます。自動的に効果が発揮されるものもありますが、任意で発揮する場合使えるカードが白くハイライトされています。
特に「The All-Seeing Eye」(全てを見る眼)と「ヘドロン砲」(Hedron Cannon)は、うっかりターン終了自まで使い忘れやすいのでご注意を。「Tablet of Time's Dawn」(時の暁の石版)は、意図的に使用しない場合でも、ターン終了時に確認画面が出ます。
以下は、個人的な使用感に関する記載です。元々さくさくと進むゲームですが、自動化されるとさらに快適にプレイできます。1回あたり数分という長さなので、何度もプレイできてしまうというのはあります。
カードデザインと画面デザインの妙で、全体的に何がどうできるかはわかりやすくなっています。カードの効果は iPhone版だと手札については表示されませんが、iPad版だと全体か表示されます。何回かプレイしていれば覚えてしまうとは思いますが。
それなりの回数プレイしていますが、他のデッキビルドと違って、共通の山札を取り合うのと、山札の状況はゲームごとに全く違うので、同じような展開に固まらないのがいいですね。逆に言うと、ほしいカードが出てこないとどうしようもないのが、自分の山札にも、全体の山札にもいえるので運の要素はそれなりにあります。
iOS版の対COM戦では、いろいろと試したいコンボが試せたりもするので、そのあたりも対人戦にはない楽しみではと思います。定石はあるのかもしれませんが、状況がかなり変わってくるので、プレイ回数を重ねても耐えられるような作りになっているのではと思います。
そんなこんなで、まさかこんなに早くに登場するとは思っていなかった「アセンション」のiOS版でした。iOS版アプリでは「カルカソンヌ」もできがいいですが、こちらもかなりいいと思います。
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