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● 袋小路例会 2005年9月 ●

 2005年9月10日、今回は別件で出かける用事もあったのですが、午後からの時間は空いていたのでひさしぶりに袋小路例会に参加してきました。通算 4回目になりますね。今回も、プレイしたゲームのレポートを中心にお送りします。


 最初は、2人で会場入りの予定でしたが、いろいろと予定を合わせたり奇遇プレイが発生したりといううちに、気がつけば 5人になっていました。会場は、5月に来たときと変わらないのですが、何せ参加者数が多いので、広い会場も人でいっぱいになってしまうのです。

● マーケットトレンド

 今回は、会場入りして長時間ゲームがいろいろと見られたのですが、時間が限られていたことと、創作ゲームを準備したこともあり、長時間ゲームには参加しませんでした。

 1ゲーム目はできるうちにやっておけということで、調整中の「マーケットトレンド」を持ってきました。ゲームの紹介は、先週更新したゲームのらくがきをご覧ください。今回は、時節柄、選挙ゲームも見られたのですが、相場系のゲームもけっこう多かった模様です。

 今回は、コンポーネントを一新して、なおかつチップを用意してということで、どんな感じになるかを見たかったこともあり、自分も混ざってのテストプレイでした。

 新ルールを入れてから、全体的に相場が上がったという感覚があったり、気になる点が見つかったりもしましたが、そういうのを見つけるのが目的のテストプレイなので、それはそれでいいでしょう。

 あとで、解析のためにデータを再現させてみたのですが、チップを使ったところ計算ミスはなかったようです。手計算だとだいたい 3ゲームに 1回くらいはどこかに間違いがあったのです。これで、コンポーネントに紙幣を入れることがほぼ確定ですね。

● カルタゴの貿易商

 お次も、創作ゲームのテストプレイということで、やってみました。最近になってテストプレイに参加できる機会は増えてきているような気がします。

 今回は「実績チップなし」「補充枚数宣告」の 2つの要素を入れてあります。この2つを入れるだけで、プレイ時間が 40分クラスにまで伸びますね。「補充枚数宣告」は、戦略的にかなり聞いてくる部分があるのではと思います。次のプレイヤーに買わせない/いいものを取らせないという調整ができますからね。

 ゲームの方は、序盤の大量決算と、終盤に「5が2つ出てこない」かつ「黄色が1枚以上出る」という条件をクリアし、ゲーム終了させて逃げ切りました。

● フリント船長の財宝 (Der Schats des Kapt'n Flint)

 お次は、Piatnic から出ている Knizia のゲームです。メーカーとデザイナーの組み合わせが珍しいですね。カード配置/決算系のゲームですが、作者らしいジレンマに満ちた作りになっています。

 手番の回数が最大でも 8回しかないのもあり、選択肢はたかだか 48通りなのですが、それでいて悩ましいゲームに仕上がっています。

 プレイ時間は 30分程度でしたが、かなり濃密な感じがしましたね。このゲームは、けっこう好き嫌いの分かれそうな感じがしましたが、なかなかに面白かったです。

● マーケットトレンド (2回目)

 そろそろ卓替えと思いきや、なかなかタイミングが合わずに、もう一度テストプレイをすることになりました。今回は、直後に用事が控えていたので持ち込みゲーム自体が少なかったのです。

 ルールは1回目と同じですが、メンバーが若干替わり、多少慣れた感じのプレイとなりました。このゲームの場合、プレイ回数によっていろいろと見え方が違ってきたりしますからね。

 2度目のプレイは、高い Ruby で過半数を占めるプレイヤーがでて、最高額での売却で逃げ切りました。高い宝石はリスクは高いですが、危険な枚数まで集めるとゲームが決まりますね。

 このプレイで感じたのは、ルールとして座り位置の決定を入れた方がいいような気がしたということでしょう。ドラフトは、座り順が重要ですし、2度目以降のプレイであれば、隣のプレイヤーが違っていたほうが、雰囲気が変わってくるでしょうから。

● あたま塾

 アナログボードゲームのレポートなので、項目に上げることもなかったのですが、多人数の対戦ということで一応こちらにも書いておきましょう。

 DSで多人数対戦といえば、今のところこれですね。柔王、名人、名人、9段というそうそうたるラインナップで、3レベルの問題を中心にプレイしました。

 普段の 2レベルだと、早さ勝負というところもありますが、3レベルだとそうも行きません。うっかりするとかなり間違いやすいのです。

 なお、終了後は、ちょっと時間を空けて、新作の「企業買収ゲーム」をルール説明からゲーム序盤まで見ていました。

● ゲシェンク

 時間もあまりないということで、軽く「ゲシェンク」をプレイ。引き際を見極めるのが大変なゲームですね。

 今回は、「32」という大きな数字をチップ 15枚を超えたあたりで取ったのですが、このタイミングが勝負を分ける形になりました。「33」「34」と大きな数字でチップをちょっとずつ稼いで、逃げ切りました。ちょっとした時間に軽くプレイするのには最適の作品ですね。


 というわけで、今回は用事があったのでここまでになりました。袋小路らしく、もっとプレイしたいゲームをいろいろと持ってきたほうがよかったかと思いましたが、今回はひさしぶりの参戦ということもありましたからね。

 60人くらいが参加されますし、JAGAとはまたメンバーが違うということもあり、ひさしぶりにならない程度に参加できればと思っています。なぜか、予定が重なってしまうことが多いのです。


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