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3連休最終日の 2005年10月10日、袋小路例会に参加してきました。3連休すべてをボードゲームに費やすというのは珍しいかもしれませんね。イベント目白押しのため 2週遅れになってしまいましたが、思い出せる範囲でいつものレポートをお送りします。
今回は、雨の中の会場入りでした。天候のせいか、昨日のゲーム会のせいなのか、諸事情電話が入ったりはしましたが、奇遇プレイがあったりとイベントを交えつつ、会場に入りました。開始直後にもかかわらず、けっこうな人数が来られていた模様です。
最初は、リクエストがあったのでテストプレイをしてみました。今回は初プレイの方を交えつつ、6人でプレイしてみました。
6人プレイは、展開が派手になりやすいと思われたのですが、今回は狙いが各プレイヤーでバラバラになり、比較的おとなしい展開になりました。こういう展開になると、高額の宝石を売るのが強いという印象があったりします。
珍しく、Diamond が 450 で 3ラウンド目に大量にはけたので、4ラウンド目に Diamond が流通する展開になりました。私の手札の中には 3枚も来てしまいどうしようかとかなり悩みましたね。勝負は、Diamond と Ruby をそれぞれ 5枚ずつほぼ最高値で売却したプレイヤーが勝利しました。
まあ、ため込んでいたとすれば 5枚はぎりぎりでありえる枚数ですからね。さすがに 7枚以上となると誰もブロックしなかったことが考えられますが。枚数ボーナスが取れないことを考えると展開としてはありかと思っています。
この連休中の 2回のテストプレイで、データもとれましたし方向性もよさそうな感じがしたので、バランスもほぼこれで固めてしまおうと思っています。
お次は、惨敗したての「フラックス」日本語版をプレイしました。最初は「カードを1枚引く」「カードを1枚プレイする」という単純なルールから、ゴールを目指して進行していくというものです。カードプレイによってルールがめまぐるしく変わるのが特徴ですね。
私の目の前で「カードをすべてプレイ」とかとインフレルールになった矢先に「逆回転」で順番が回って来ないでゲームが終わってしまいました。すべてがカードの組み合わせということもあり、こういうことも起こりうるものですね。
実は、このゲーム英語版を持っていますが、日本語化が必須だと思っていただけにここでの移植はうれしいですね。わいわいとやるゲームですが、カードのコンボを楽しむゲームではあるので、この手のゲームへの慣れは必須だと思われます。
お次は、前日もプレイしたコミュニケーション系のゲームです。袋小路ではこういうゲームも安心してプレイできるのがいいですね。今回は、何と 11人でプレイしています。ゲームについては前日のレポートを参照のことです。
不特定多数、年代、性別もまちまちな 11人ということもあり、出題も悩ましく面白いものがあります。このゲームは、いかに面白いお題を考えつくかというのも楽しみのひとつになっているのではと思いました。
どちらが多数派になるかつかみにくいところが面白いですね。ある程度の人数でやったほうが盛り上がるそんなゲームなのではと思いました。コミュニケーション系のゲームが好きで、ある程度不特定多数でプレイする機会が多い方にはいいゲームだと思います。
「乗車券」をプレイしたことがないという話を聞いたので、私はおとといに引き続きですがヨーロッパ版をやってみました。ゲームの説明は、やはりおとといのレポートをご参照のこと。
今回は、目的地の綾もあって、東ヨーロッパ中心ということになりました。地理的に競合は少ないものの、機関車がある程度の枚数必要になってしまう、難度の高い路線ではあります。
地理的にチケットで稼ぐのは難しいので、目的地をつないだあとはなるべく得点の高い路線(ヨーロッパ版の場合は 4本/7点の路線が主です) をつないでヨーロピアンエクスプレスの 10点を取って速攻をかけようと思ったのですが、2ターンくらいの差で15点のトンネルを造られて断念しました。
まあ、できるところまでのばして最後は残り列車 3つ、残り手札 3枚で、一番得点の上がる 3本のトンネルに失敗してゲームセットでした。チケットに頼らない限りほぼとれるだけの得点を取ったという感じなので仕方がないでしょう。
100点は超えましたが、最長路線 +21点のトンネルとチケット 6枚達成のパワープレイに負けて 20点弱の差で 3位でした。この点差だと、15点のトンネルと最長線路でぎりぎり届くかという感じでしょうか?
乗車券ヨーロッパは、折りを見てプレイしていたこともあり、いろいろと見えてくるようになりました。ここ最近のゲームでは珍しいかもしれません。分かりやすくて楽しいゲームなので、幅広くおすすめできるかと思います。
さすがに 3日連続ゲーム会がたたって、多少ゲーム疲れを起こしてきたので予定より 1時間ほど早く撤収することにしました。最終ゲームは、ちょうど 4人ということでひさしぶりに「カタン」をプレイしました。ゲームの説明は、カタンのコーナーをご覧ください。
初期配置は、いわゆる一番厳しい陸の孤島ができる場所に砂漠ができるようになりました。ここまで地理的に厳しくなると 4番手のほうがそれなりのアドバンテージがあるわけで、鉄と麦が「6」でとれて、もう一つの麦が「5」、羊が「11」という見るからにある戦術をやれという初期配置になりました。
序盤は「7」ばかりが出て手が重くなったので、交渉で手札を回して、この戦術では建てにくい開拓地を建設することになりました。場所的にはあまりいいところはないので、思い切って「6」の鉄を囲む形にしました。
あとは、泥棒がいないうちにいかに「6」が出て都市にしてカードを引くことができるかという形になりました。「6」はなかなか出ずに、バランス型のプレイヤーが伸びつつあるのですが、一方で「9」の鉄も全然出ておらず、無理をしないとカードが引けないような感じになっていました。
隙をついて「6」が 3回ほど立て続けに出て、一気に都市を造ってカードを 1枚引くところまで行きました。ここで「騎士カード」がちゃんと来ていたので、あとはいかに無駄遣いをしないかになってきます。
このあたりで、泥棒は「6」の鉄と「6」の麦をいったり来たりしていました。麦は「5」で手にはいるから、「6」の鉄が押さえられたときまでカードを温存する作戦で、あとはゆっくりとカードを引いていくだけという道筋はこのときに見えてきていました。
結果、「6」の鉄のマークが外れたスキに鉄を入手し、一度うっかり「11」が出たのでカードを3枚引き、ほぼゲームが決まりました。共同戦線は怖かったのですが、そこまでのマークはなく、なんとか逃げ切りました。
最近のプレイレポートでは珍しく、ゲームの筋を追って書いてしまいました。昔取った杵柄というわけではないのですが、「カタン」だと多少時間がたっていても、このくらいの記録が書けるものですね。
ひさしぶりにプレイして、やはり「カタン」は面白いと思いました。最近はめっきりプレイする機会も減りましたが、折りを見てプレイしたい名作だと思います。
というわけで、残体力も考えて早めの撤収となりました。今回は 5回目の参加になりましたが、ようやく袋小路らしい楽しみ方というのがつかめてきたのかと思いました。
予定が重なったりすることもままあるのですが、また折りを見て参加したいと思っています。
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