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TGF前日となる 2005年11月19日、ちょうどいいタイミングで開催された袋小路例会に参加してきました。先月に引き続き今月も 2週遅れになってしまいましたが、思い出せる範囲でレポートをお送りします。
今回は、開場が先月とは別の場所ということもありましたが、過去の袋小路でいったことがあるので、池袋の駅から出るところで思いっきり遠い方に出てしまいましたが、六差路のあたりから体が覚えていました。やはり、先月の開場にいってしまった方が何人かいらっしゃったらしいです。
最初は、ネタのつもりが意外と普通のゲームだったということで、プレイしてみました。世界の10の不思議の真偽を問うゲームです。カードの組を公開して手札を減らしていくメルド系のカードゲームですね。
テーマがテーマだけに「矢追純一ゲーム」(フルネームで呼びましょう) といわれていました。ミステリーサークル、ネス湖のモンスター、ホーンテッドマンションなどそんなものが題材になっていますからね。
カードをメルドするだけでなく、多数派でボーナスが入るということで、ちょっとした味付けがあります。また、カードの補充や捨て札も多少ですが重要になってきます。ゲーム自体は、4人くらいがちょうどいい感じですね。5人でプレイするとあっという間に終わってしまいます。
いわれたとおり、見た目よりも普通のカードゲームでした。軽い感じのゲームなので、今回のような準備運動に適しているかと思います。
本邦初公開の私の創作ゲームです。詳しくは、ゲームのらくがきをご覧ください。「マーケットトレンド」の紙幣を作っているときにひらめいた、のし袋と手触りのバカゲーです。
ゲームになっていないかも、と不安にはなりましたが、いざプレイしてみたら笑いが絶えませんでした。普通はのし袋を渡されて、手触りで中身を感じ取るということはしないですからね。ギャラリーもけっこうついているみたいでしたし、公開してよかったと思いました。袋小路には特にウケるタイプのゲームだと思いました。
これで安心して、翌日の TGF でも公開したというわけです。
ひさしぶりに、引き際が大事なこのゲームをプレイしました。カードを出していき、最下位のプレイヤーから抜けていき得点を獲得していくわけですが、最後から2番目に抜けてしまうと何ももらえません。引き際とジレンマが大事なカードゲームですね。
今回は、ブレーキを引く以前に手札が全くと言っていいほどいうことを聞いていませんでした。数字のバリエーションが少ない上に、大きなマイナスすらないので、アクセルもブレーキも中途半端という状態でしたね。たまにはこういうこともあるものです。
ジレンマを楽しむ感じのゲームで、ちょっとした合間にやってみるといいかもしれませんね。このゲームは所有しているので、折りを見てプレイしてみようと思いました。
先月に引き続き、リクエストがあったのでやってみました。カードの指示に従い、プレイを進めていき、カードの指示に従ってゴールを目指すという、まさに、カードに翻弄されっぱなしのゲームです。
今回は、若干荒れる展開になりそうでしたが、中盤から大量引き、大量プレイのインフレのルールになって、その直後にゲームが終了しました。
本当にカードの組み合わせがすべてのゲームですから、わいわいとプレイするのがいいかと思います。カードの妙を楽しむというだけに TCG プレイヤーの息抜きにはいい感じのゲームだと思うのですが、どうでしょうか?
今回の目玉になりました。「カタン」ファミリーの新作です。前回の「カンダミール」がそんなに評判がよくなかったわけですが、これはプレイできるという話を聞いたので、やってみました。
カンダミールという街に、建物や教会を建てて発展させていくというゲームです。土地は早い者勝ちですが、より大きな建物を建てれば、相手の建物をつぶすことができるのです。
「カタン」という印象でプレイすると、全く別物のゲームだということはすぐに分かります。共通点は、サイコロを振って、出た目に応じてものが出るというくらいですね。
前述の通り建物は早い者勝ちですし、けっこう土地の衝突も起こるので、開拓は計画的にというところですね。どこに何を建てるかというのは本当に重要になってきます。
プレイ時間も、おおよそ 2時間かかりました。このボリューム感も最近のゲームではなかなか味わえないかもしれません。1回プレイしてようやく全貌がつかめるというくらいの難度のゲームです。
「カタン」を期待してプレイすると、おそらく重すぎるという印象を持たれるでしょうが、120分クラスのゲームとしてみると、なかなかいい出来なのではと思いました。
「エラズント」があまりにも重かったので、息抜き程度にプレイしました。所有はしていましたが、実は初めてだったりするのです。カードプレイで得点を獲得するというゲームです。
ルールがあまりにも単純なため、このくらいしか説明はできないのですが、なるほど、息抜きにはちょうどいい感じのゲームだと思いました。プレイ時間も短く、かなり手頃なゲームですから、この手のゲームになれていない方でも十分に楽しめるのではと思います。
終盤にさしかかって、整理運動でプレイしました。プレイ頻度が多いゲームなので、今回は説明を省略しましょう。
大きな数字を取るプレイだったのですが、きれいにつながってチップをせしめることに成功しました。が、上には上がいるもので、中盤の数字で同様のプレイをきれいに決められてしまったため、勝利までは至りませんでした。
買った当初はなかなか出す機会がなかったのですが、しばらくプレイしなかったのがもったいないくらい、いい感じの手頃なゲームだと思います。
最後の最後に、リクエストがあったので、ルール説明がてらプレイしました。透明のバトルケースに、タングラムのピースを落としていき、はみ出したら負けという、単純明快な 2人対戦用のゲームです。
ひさしぶりに出してみたのですが、これはおしなべてウケがいいですね。すぐに決着がついて難度でもプレイしたくなるというのが、いいゲームの証拠だと思います。なお、ずっと前に出した 2ターン目で負けというのは、あれから一度も実現していません。
というわけで、簡単にですがプレイしたゲームのレポートをお送りしました。開場入りのトークや、アフターのトークも今回は特に弾みましたし、TGF に向けていい調整ができたのではと思いました。
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