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● 袋小路例会 2006年2月 ●

 2006年2月12日、今年2回目の袋小路例会に参加してきました。今回はゲームマーケットも控えていることがあり、参加しようかどうか迷ったのですが、ゲストが来られるということで参加することにしました。いつも通りのレポートを送りしますが、今回はゲーム数が極端に少ないので、短文になりそうです。


 今回から、会場が元に戻ったということもあり、六叉路を渡る必要があったわけですが、あの道は知っていても不安になるものですね。というわけで、会場入りをしてさっそくプレイしてみました。

●長天 [play:game]

 リクエストがあったので、軽くプレイしてみました。このゲーム、前回プレイしたのも袋小路ですね。ドミノに似た形の牌を使ったゲームです。手牌からなるべく多くの牌を出していき得点を稼ぐというゲームです。

 多分に運の要素が絡んでくるゲームではありますが、攻め方や牌の出し方/残し方など、ちょっとしたターニングポイントはあるかと思っています。まあ、シビアな戦略をつくゲームではないですし、まったりとプレイするのにはちょうどいいでしょう。

 このゲーム、中毒性が高いゲームですね。中国で禁止された時代があったというのも分かるような気がします。

●クク [play:game]

 さて、会場が前回と比べて狭くなったということで、テーブルがいっぱいの状態になっており、さらに人もたくさんいたということで、多人数でプレイできるものをやってみました。初めての方は、こういう場所でルールを覚えておくときっと役に立つことでしょう。

 1枚のカードが配られ、次のプレイヤーと交換する/しないという選択が与えられます。これで、カードの強さを競うというものです。こちらもチップを使うゲームですね。

 今回は 11人でプレイしたのですが、ククが 2枚入っているということもあり、すぐに勝負がつく場面が多かったようです。多人数の時はククは 1枚のルールを勧める方が多いのも分かる気がします。なお、カウンティングをしていたら、最後の 1枚がククだったという面白いこともありました。

 選択肢は狭いゲームではありますが、通常のルールの場合、プレイヤー数によって交換する/しないの判断に迷う場面があります。「0」近辺の数字を持っているときが悩みどころですね。そういう意味で、周囲の状況などを見ているとほんのちょっとだけ有利になるのかもしれません。

●クク (インディアンクク)

 まだ、人数が多い状況が続いていたのと、インディアンでというリクエストがあったので、多少メンバーを入れ替えて、席替えをして(ここが重要ですね)、インディアンククをプレイしました。

 このルールでは、インディアンポーカーと同じく、自分以外のすべてのカードが見えている状態でプレイします。交換すればすべての情報が分かるのですが、交換相手にも同じことがいえるのです。

 インディアンククになると、観客の盛り上がり方が違います。弱いカードを持っているのに交換しなかったり、強いカードをうっかり交換してしまったりと、見えないことによる意外性があるからです。

 こちらのルールも面白いので、おすすめです。8人以上が集まる機会が多い方、ゲームサークルなどには、必携に近いゲームなのではと思います。グランペール版は、カードの強弱も分かりやすくなっています。

●ロングショート [play:game]

 お次は、持ち込みでプレイしたいというリクエストがあったので、やってみました。先物取引のゲームで、相場の値上がり、値下がりを予想して利益を出すというゲームです。

 まず、先物取引の概念から。通常の取引と違って「信用買い」と「空売り」の行動がとれます。「信用買い」は、現時点の値段で購入したことにし、後で値上がりしたときに売却したことにして、結果として値上がり幅が利益になるというものです。これは、通常の取引に近いですね。

 「空売り」は逆に、現在の値段で売ったことにして、後で値下がりしたときに購入し充填することによって、値下がり幅が利益になるというものです。要は、値上がり、値下がりの両方の事象で利益が得られるというわけです。

 ただし、取引のためには保証金が必要になります。保証金は取引を「手じまい」したときに戻ってきますが、損益が出た場合は、戻る保証金も少なくなってしまいます。

 プレイヤーには、インサイダー情報となる相場を操るカードが 10枚配られ、ターンごとに 1枚ずつプレイされいます。この情報と、他のプレイヤーの動向を元に取引をおこなうわけです。

 ゲームとしては、見事なまでの資本主義的なゲームなので、予想が外れたりすると身動きがとれない状況に陥ることもあります。また、イベントカードの影響が大きく、翻弄されることも多いですね。

 今回は、中盤に大量の利益が出て、限界数までの取引が横行されるというものすごい展開になりました。終盤の金相場の「信用買い」と「空売り」が重なった場面が勝負所となったのですが、勝負が終わった後でまだ値動きがあり、逆転されてしまいました。

 とにかく、相場の上がり下がりが激しくギャンブルの要素の強いゲームですね。先物取引のテーマと、ギャンブル性の高さが好きかどうかによって、評価が分かれるのではないかと思います。個人的には、それなりに面白いと感じました。


 というわけで、滞在時間も短く、ゲーム時間もそれなりにかかるものが多かったので、4ゲームのみとなりました。後でプレイしたゲームを振り返ると、ギャンブルがテーマと言っていいくらいのラインナップだったと思いました。

 ジャンルは違えど、現実世界ではできないような大きな賭を追体験できるのが、ボードゲームの面白いところですね。


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