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2013年3月10日、ゲームマーケット2013大阪が開催されました。今回は、ゲームマーケットとしては 10年振りの一般参加です。
去年は制作時期とぶつかっていたりしたので、参加しませんでしたが、他のジャンルのイベントで大阪に遠征したときに、ボードゲーム系のイベントにも一度遠征してみた方がいいと思ったので、参加することにしました。
今回の来場者は 1800人、去年は 1500人ほどだったので 20%ほど増えたそうです。規模としては、急に人が増えたと感じた 2010年のゲームマーケットより少ない感じですが、2009年よりは多いです。今回は一般参加のレポートを簡単にお送りしましょう。
制作作業まっただ中ということで、今回は日帰りのプランを選びました。なので起きたのは朝の 4:45、出発は 5:10 と相当の強行軍です。朝食は新幹線内でとっています。日帰りのチケットを試してみたかったというのはあります。
新大阪に 9:00 ちょっと過ぎに到着し、JRと京阪を乗り継いで会場へ。到着時間は 9:45 くらいでした。会場がオープンするのは 8:00 で、待機列はおおざっぱな推定ですが 400人程度でしょうか。列が詰められていないのでもう少し少ないかもしれません。ジャンル別のイベントの待機列は、同じ目的の方々と並ぶので独特の雰囲気はあります。
大阪は室内待機なので、そこまで苦になりません。ジャンルの特性上フリースペースが設けられ、待機列がはけてから設営されるという感じです。最初は買い物でしょうから、うまくできています。ゲームマーケットで待機列が外にはみ出したのは先日の2012秋のときくらいしかないと記憶しています。
別のイベントでは外待機で、列を詰めるように指示が出たりします。そういった意味ではゲームマーケットは恵まれていると思うのです。
開場すると、様々なブースに向かって最初の買い物をという感じです。こちらは今回創作ゲームを中心にと思っていたので、いろいろと見てまわりました。
テーブル幅は一般のイベントと同じ 45cm幅でしょうか。今年春のゲームマーケットもこのサイズになります。箱が大きなゲームには不利かもしれませんが、手が届きやすいのはメリットでもあります。体験テーブルつきのブースもありますが、体験テーブルとブースが近いのも特徴かもしれません。
メリットとデメリットがあって、買い物するときに体験ブースに気をつける必要があるのと、体験ブースでプレイしていると奥のブースの頒布物が見られないということがあります。逆に、ブースに近いとすぐに対応できるというメリットはあります。これはブースの中にいるとかなり重要だったりします。
出展サークルは、一般ブースは創作ゲームが中心でしょうか。TRPG系は少ない印象がありました。中古ゲームを扱っているところも多くなかったはずです。市販ゲームはおなじみのところが多かった感覚があります。
遠征組のサークルもありますが、東京でも大阪から遠征されるサークルも参加されているので、詳しいところは分からなかったりもします。大阪の新作を中心にいろいろと購入したりとか。
「新作がある」のと「前回見逃していたものが補完できる」のは創作ゲームでもうれしいものです。新作は個人的な好みとか、ルールやシステムが気になるものとかを中心に選びました。一般参加すると品数が増えるのはじっくり見ている余裕があるからでしょう。
今回はうっかり遠征に出ていたのですが、Blogなどでは事前にお知らせしていたこともあり、声をかけてくださった方もいらっしゃいました。久しぶりにお話ししたりとか。
会場は、広い印象がありました。外の様子も見られるのでいいですね。といっても頒布物を見ていると外を見る余裕はなく、落ち着いてからになるのですが。通路は広めにとっていることと、人口密度がそれほど高くなりすぎず、おしなべて快適でした。
浅草の会場は昼食休憩が若干しにくいのですが、こちらは地下に飲食店が何軒かあり、休憩しやすいのがいいですね。イベントとぶつかると同じイベントに来られた方を見られるのは、このジャンルでも別ジャンルでも同じですね。
ゲームマーケットで自由に回れたら、様子を見てみたかったのがフリースペースの動向です。プレイしているゲームをみると周りで注目されている作品が分かるので。新作の創作ゲームもいくつかプレイされていました。
知り合いに遭遇したので、いろいろとお話ししつつ、購入したものをプレイしてみたりとか。うっかりした作品なのでタイトルなどは伏せておきますが、ボックスを開けてカードアートを見て、これはアウトだという結論がでたりとか。東京では諸々あってプレイできない作品かもしれません。不意を打たれたので、思わずカタログの「参加者の手引き」をチェックしたりとか。
午後になると、だいぶ人の流れも落ち着いて、体験テーブルが活躍するころです。じっくりゲームの内容を聞きたい方は午後も狙い目です。ただ、早々に品切れになったサークルもあるので、そのあたりのバランスが難しいですね。出す側は、ジャンルの特性上、頒布数を予想するのがかなり難しいのです。
大きな箱のを持ち歩くのは大変なので、できるだけ午後に回しましたが、1つ品切れで入手できなかったものもがありました。東京でも参加されるであろうサークルですし、評価を見極めてからにしたかったので、様子を見ることにしましょう。このあたりは、あきらめも肝心です。
15:00 ちょっと過ぎくらいに会場をあとにしました。久しぶりの一般参加ですが、ボードゲームは長時間会場にいても大丈夫ですね。体験卓やフリースペースでゲームができるのが大きいのではと思っています。
恒例のひとり反省会を簡単に。やはり、日帰りは体力的に大変でした。費用はかかりますが、当日入りの難易度を考えると、前日入りがいいですね。作業期間にぶつからなければいいのですが。
荷物ですが、2泊以上の旅行で使う大きなカバンを持っていきました。これでも、大きな箱のゲームはほぼ買わずでいっぱいになりました。ジャンルの特性上荷物が多くなるのは仕方ないですし、これでも市販作品を購入する東京開催と比べると荷物は少ない方です。創作ゲームに絞ってというのは作戦としてはよかったのではと思います。
大きな箱のゲームですが、普通の買い物と同じく優先度をつけて対応でよさそうな気がします。先に入手したいものがあれば、箱が大きくても入手の作戦をとるでしょうし。
参加してみて感じたのは、一般参加してみるのもいいものだと思いました。東京はここ10年サークル参加ですし、出せるものがあるうちは参加を続けたいと思っています。ただ、サークル参加するとじっくり買い物ができなかったりというのもあります。ジレンマゲームではありますね。
遠征前に、何件か問い合わせがあって、大阪に参加してほしいとかというリクエストもあったりしました。ブースを回すのに必要なメンバーが時期的に、場所的に捻出できなさそうなので、負担が軽い、時間制限のフリーバザールがあれば参加したいのですが、大阪の参加サークルをみると、今の形式がしっくりくるような気もします。
諸処の状況により大きく変わることもありますが、貴重な一般参加の場として活用したいと思っています。作業とイベントが集中しない時期であれば、もうちょっと変わってくるかもしれないのですが。
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