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● ゲームマーケット2014大阪 ●

 2014年3月9日、ゲームマーケット2014大阪が開催されました。去年に引き続き一般参加してみたので、その様子をお送りしたいと思います。


●参加の経緯

 ゲームマーケット大阪は3回目ですが、初回は作業期間とぶつかるということで参加しませんでした。別のジャンルのイベントで大阪遠征をしたときに、別ジャンルで遠征して、アナログゲーム系で遠征しないのはどうかということで、翌年の 2013年から参加することにしました。

 前回は、日帰り強行軍で、日程的にも大変だったので、今回は前日入りしての参加にしました。様子を見てブース出展元考えたのですが、一般参加の機会がなかったので、大阪は一般参加で遊びに行くということにしました。長距離の旅行で荷物を持ち運ぶのには不向きではあるのですが。

 幸い、今年は春のゲームマーケットが 6/1 といつもよりも遅いので、作業時期にぶつかることなく、2月の遠征もなかったので、早いうちから行くことは確定させていました。

●前日

 今回は、ゆとりを持ってということで、前日入りを選びました。こだま+宿泊プランで 25500円くらいと、のぞみの単純往復よりも安い(指定席をとると 27460円)プランです。別の遠征では帰りをのぞみにしての実績はありますが、今回は往復こだまグリーンなので 5000円近く安くあげています。

 9:00 過ぎの新幹線で 13:00 少し前に到着する、かなり遅いプランですが、グリーン車なので基本は快適です。到着後に昼食をとって、チェックインが早い場所だったので、先に荷物を宿において休憩してから散策することに。

 今回、キウイゲームズに初訪問しました。ゲームマーケット前日ということもあり、カタログの購入などでかなり混み合っていました。きれいな店内と広いプレイスペースが特徴ですね。すごろくやよりももう少し大人向けに寄せた感じでしょうか。

 前夜祭や直前ゲーム会などのイベントもあったようですが、直前まで慌ただしい状態が続いたので、予約を入れることができずという感じに。そのほかの訪問箇所は別の機会でも行きますが、大阪でしかないものとか、大阪でないとあまり立ち寄らないようなところとかそんな感じでした。

●待機

 今回は、会場のすぐそばに宿を取りました。前日に現地までの所要時間などのロケハンをしたのですが、徒歩 3分で到着しました。信号待ちの誤差の方が大きいという感じですね。部屋から会場の建物が見えましたし。

 8:00 から入場開始で、今回は優先度が高いのは1つだけで、さすがに定着しなくても大丈夫という判断でした。7:20 くらいに起き出して、朝食をとったら入場開始時間を過ぎていたので、8:20 くらいに出発しました。コインロッカーに荷物を入れて 8:25 くらいに到着。待機列は 100人強並んでいました。

 今回は入場用にホールが確保されていましたし、カタログ購入スペースもありました。中待機は楽ではありますね。スマートフォンで情報を入手しつつ、知り合いと合流できたので、2人でいろいろと話しながら待機することに。待機時間でこれができるのとできないのでは感覚的にかなり違います。

 ゲームマーケットはスタートは早いものの、中待機で今回は 90分待ちだったので、そこまで大変ではありません(個人の感想です)。8日前は外待機の 2時間待ちでしたし、そのくらいの体験は何度もしているので。

 待機列は 9:30 くらいからかなり伸びて、4列目、推定 600〜800人くらいになったのではと思います。東京開催は 5000人規模ですが、大阪も前回より参加者数が増えた感はあります。サークル参加も今回は一次募集のみでしたし。

 待機中に印象に残ったのは、ゲームマーケットのハッピを見て、なぜリサイクルマークになっているのかという声を聞きました。大阪開催ではあまり見られませんが、中古ゲームの放出もゲームマーケットの要素の1つです。

 体制が変わり、主催側で中古を扱えないのもありますし、大阪の場合は中古ゲームの放出をされている方はそう多くないので、時代の流れを感じました。なお、春のゲームマーケットから新しいシンボル、新しいマスコットキャラクターが登場するとのことです。

●開催と初動

 開始5分くらい前に、入場のゲートが開いて、ほぼ 10:00 の開催で中には入れました。遠征のときはここだけの出展者を優先したいのと、人気が出そうなところに行ってみたのですが、案の定行列ができていました。ゲームマーケットの場合、巡回ブース数がふくれあがらないので、スタート直後でも優先度の高いところは並びます。

 最初は混乱もありましたが、列整理が入りました。初動のさばきかたは慣れが必要なところはあるかと思います。無事に購入はできましたが、後で行ったら完売していたので、作戦は成功のようでした。

●ブースの様子

 大阪は同人ゲームを中心にということで、気になったものをいろいろと購入したりとか。荷物制限があるため大きな箱のものは優先順位を落としています。

 ゲームフィールド版の「王と枢機卿」は東京での購入がしばらく難しいと予想して、購入することに。エキスパンションとオリジナルの3〜4人用のマップがあるとの情報で急遽購入候補に入れました。ドイツ語版は持っていましたが。

 今回は会場の配置も改善されており、ブースとプレイスペースの間がちゃんと確保されていました。体験テーブルもしばらくして落ち着いてから、結構な頻度で動いていたような気がします。

 「ロストレガシーのルールに詳しい方いらっしゃいますか?」という呼びかけがあったりもしました。ゲーマーが集まるイベントならではですね。人は多かったものの、巡回はしやすい配置だったのではと思いました。

 一般参加でしたが、いろいろな方に声をかけていただいたりとか。普段お会いできないような界隈の有名人がすぐ近くにというところも面白いところですね。大阪開催の場合はグループSNEも参加されていますし、アークライトのスタッフも東京から遠征で来られています。

 大阪は、ボードゲームサークルが多めで、TRPGが若干数という感じです。中古ゲームを扱っているところは少ない印象がありますがそのあたりは変わっていません。

 ブースの次に楽しみなのは、フリースペースを見てまわることです。プレイされているゲームで注目度が分かるので。

 フリースペースですが、午前中はかなり混雑していました。「ダンジョン オブ マンダム」は大阪では初登場ということもあり、かなりプレイされていましたし、評判もよさそうでした。新作の「アリストメイズ」も見られました。あとはさまざまという感じですね。

●昼食休憩

 昼食はB2Fで。今回は時間帯が昼食時と重なったので、混雑していました。

●午後の様子

 今回あまり時間はありませんでしたし、来場者数が多く忙しそうにされていた方も多かったですが、午後から、知り合いとお話ししたりとか。情報交換ということもありますね。

 非公式スタンプラリーは、午前中のうちに対象のブース 4か所で購入していたので、コンプリートしていました。開幕時のラッシュとぶつかったときの処理が課題かもしれません。あとは、購入時特典で自分自身のスタンプを含むか含まないかというよくあるルール解釈の件がありました。参加者がゲーマーなので、このあたりは明確にしておきたいところです。

 15:00 過ぎくらいまで会場におりましたが、帰りの新幹線の都合もあり、閉会前に会場を出ました。帰りもこだまグリーンでまったりと帰宅しています。


 というわけで、2回目のゲームマーケット大阪ですが、前日入りの効果が大きく、ゆとりを持って楽しめました。大阪は貴重な一般参加の機会にしたいと思っています。制作時期とぶつかると 2日確保するのが大変ではあるのですが。

 作品名などは出しませんが、初参加の方や、個人的に気になった作品を中心にいろいろと買い物をしました。一部見逃しがあったり、市販ゲームはあまり購入していなかったのもありますが、そのあたりはあればまたの機会にというところでしょうか。


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