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● ゲームマーケット2018春 ●

 2018年5月5日と5月6日、ゲームマーケット2018春が開催されました。今回も2日制ですが、前回からブース運営が大きく変わりました。参加者数は1日目 12000人、2日目8000人とのことでした。今回も遅くなりましたが、当日のレポートをお送りします。

今回から、2日制ということで、事前準備から運営までいろいろと練り直しての参加になりました。参加者数は1日目が 10000人、2日目は8500人とのことです。今回は当日のレポートをお送りしましょう。


●事前準備

 今回は、連休まっただ中の開催ということで、日程調整に難儀しました。連休中のイベントは、いたストオフ、春のミッション、帰省、ゲームマーケットがあって、それぞれを割り振るような形になりました。結果として、帰省からほぼ直接参加する形になっています。

 前回の人員不足から、今回は Hammer Works としてはブースを取らず、OKAZU brand、うっかり本圃と共同出店の形にしました。あとは、企業ブースにすることで、試遊卓を 1卓に減らし、人員にゆとりが出ることに。この体制で進めることにしました。

 前日は、作戦会議がありましたが、帰省のため参加できず。購入予定のゲームと資料だけ展開してという感じでした。前夜祭に参加できないのは、2015秋以来です。

●1日目

 1日目は、設営もあるので早いスタートになります。6:30出発で移動しましたが、到着は 7:45。前回の1日目は土曜日のため道路が混雑していましたが、今回は連休中ということもあり、かなり早くに到着しました。が、駐車場が混んでいたので、この時間でも正解でしょうか。

 45分ほど待ってから、荷物を積んで移動していたのですが、ちょうどいいタイミングで合流できました。

 設営は、大量の段ボール箱をいかに仕分けるかがポイントになります。旧作、新作を含めて、一通りの作品を出して、取り置き予約の分を分けてという感じです。一通り出し終わったら、陳列を進めて、体験卓の準備をしてという感じに。ここは、そこまで速度は上がりません。

 設営終了は 9:00 ちょっと過ぎくらい。エントリーとサンプルを提出して、開始を待つことに。場所的に朝の入場列がすぐ近くなので、混雑の様子が手に取るように分かります。

 10:00 にスタート。朝の入場列のすぐ近くは初めてでしたが、序盤はブース前に流れが流入することを避けるため、スタッフも立っていました。追加で 1人動員して回り込むような形の配置にしました。急に混雑することはないにしても、品数がかなり多いので、それなりに時間がかかります。

 体験卓は 11:00 からスタート。今回は時間とゲームを決めてという感じにしています。1日目は、「ストックホールデム」が中心でした。初回は、ルール説明に入ってという感じです。持ち時間 45分で、1ラウンドのみですが、それなりにギリギリという感じですね。

 2ゲーム目の終了後に、買い出しに出かけることに。今回の目標は昼食を暖かいものにするということで、キッチンカーに出向いてざっと昼食を取ることに。その後に、買い出しを進めることにしました。

 引き取りは一通り完了しましたが、一通り回るのが 13:50 くらいで、けっこうギリギリという感じですね。スタートはもう少し早めにという感じでしょうか。戻ってきたら、「ストックホールデム」が品切れになっていました。

 新作「シティープラン スクウェア」の体験卓は 15:00 からの 60分枠。60分枠はなかなか取りにくいのですが、ルール説明も含めてプレイできました。決してライトな作品ではないのですが、問題なく最後まで完了しました。

 ブースの方は、14:00 くらいまではひっきりなしの状態、そこからようやく落ち着いてきたという感じでしょうか。作品数が多く、選びにくかったかもしれません。

 1日目は、車を出す時間帯が 17:30 からなので、購入品の仕分けも 17:00 近くになりました。集計は仮集計のみをすませる感じですね。

 撤収作業ですが、荷物は置いていけるので、購入したものを中心にという感じに。あとは、陳列したものを引っ込めるくらいですね。

 終了後は、前回の1日目と同じように、荷下ろしと、2日目の追加分の積み込み、その後、戻る形になりました。夕食は連休効果で混んでいたので、かなり距離を詰めることに。そして 5月連休中の開催は交通制限のあるので引っかからないようにしました。翌日もあるので、今回はかなり早くに休みました。

●2日目

 2日目は、9:00 集合。7:50 くらいにスタートといつもよりも遅めです。荷物は数箱ありましたが、余裕を持っての出発で、8:45 頃に到着しました。先行では入れるので、荷物を積んで設営待ちという感じに。2日目の設営はかなり早く完了しました。といっても、30分くらいしか残りませんでしたが。

 1日目と同様、入場口の近くでしたが、今回はポールとロープを持っての対策が入ることに。謎解きのバックヤード裏も1日目はすこし人が入ってくる感じでしたが、2日目には対策されていました。このあたりのスピード感はありますね。

 10:00 スタートですが、流速は 1日目とかなり違っていました。15分ほどで入場が落ち着いた感じでしょうか。そして、2日出展者はそう多くないので、2日目の 11:00台は 1日目の 15:00台くらいの感覚でした。

 2日目は、13:00台と、14:00台に連続で「シティープラン スクウェア」の試遊があったので、そちらを軸に予定を組むことに。11:45 くらいには、昼食休憩を取ることに。

 2日連続でキッチンカーに行けましたが、オフピークになっていました。予約の引き取りを終わらせてざっと回ると、12:45 くらいでした。

 体験卓ですが、2連続はかなり大変でした。ルール説明の最中に、謎解きの募集アナウンスがぶつかって、声が通りにくい状態に。60分はギリギリになるので、説明自体は止めずに声を張ることにしました。ゲーム自体は、接戦のゲームが1つありました。あと 1ターン長引けば逆転があったような展開ですね。

 さすがに、連続で体験卓に出たので、15:00台は休憩ついでに最後の買い出しを。大箱の作品をここで追加することにしました。回りきれるかどうかは別として、買い出すタイミングは増えたような気がします。

 16:00 台はブースに戻って、撤収準備などを。少しアテンドに入ったりもしましたが、穏やかな撤収でした。集計は 17:00 ちょうどで出せるような感じですね。

 終了後は、荷物の搬出作業を進めることに。2日目の撤収は、見送りになるので、搬出をお願いしてという感じになりました。このあたりは、やり方はいろいろとあるような気がしています。

 撤収後は、交通手段で帰宅しています。夕食は途中で取らず、帰宅後にという感じでした。


- ひとり反省会 -

 今回も、恒例のひとり反省会を。今回は運営を OKAZU brand 側にお任せしているので、それ以外のところでしょうか。

 前回から、人員不足があったので、ブース合併は当初から考えていました。今回と次回は、面積が増えないので、席を譲る意味もあります。看板が出てこないのは気になりましたが、いつも来られている方を見かけたりもしていたので、大きな影響はなかったかもしれません。

 人員不足については、それなりに解決しました。全シーズンに比べて+2人×2日くらいゆとりがあったこともありますし、ブースがまとまっただけで 1.5人は効率化できますからね。

 そして、事前作戦会議も参加できなかったので書けることがありません。

 2日制がらみのところですが、今回は 1日目 12000人、2日目 8000人という構成で、1日目に集中しました。2日目は 秋→春で -500人と減少傾向にあります。ブースの感覚的にも同じような感じですね。とはいえ、2日目も含め、体験卓の効果はここ数年で一番あったかと思います。

 1卓に減ったので、人員的にゆとりができましたが、合併で作品数が増えたので、時間が難しいところですね。45分ゲーム、60分ゲームがあったので、時間を決めるのは正解だと思いました。このあたりは、作品数と時間帯によってという感じになりますね。

 合併のデメリットは、持ち込みの種類が減ることです。単独でブースを取っていたときは 2年保証していましたが、合併時は 1年までで、3種類が限度ですね。

 制作数ですが、それなりには出たものの、1年限度だと少し作りすぎた感はあります。2日目が思ったよりも伸びなかったのはありますが、このあたりは供給過多の状況にあるのかもしれません。

 買い物の時間ですが、挨拶回りや予約引き取りも含めて 14:00 までに 1巡する必要があるので、少しシビアですね。12:45 から休憩だと、昼食を取っているとギリギリという感じでした。2日合計の出展者数は 700程度。チェックに時間がとれませんでしたが、回りきれる範囲ではあったかと思ったりとか。

 2日制の搬入出ですが、今回は少し裏技を使いました。次回は 3連休の1日目が使えますが、次々回は普通の土日なので、使える手は限られています。

 今回気になったのは、取り置き予約についてです。Hammer Works の頃は、性善説で十分でしたが、今回は数件ノーショーが見られました。搬入出の予測にも影響するので、連絡は入れてほしいというところです。ここは運営の一部なので、判断はお任せの方向ではありますが。

 Hammer Worksでは、浅草時代のダミーサークル対策で、ディーラーダッシュ禁止のルールが明記されてからと、2フロアに分かれてから、買い物に行ける時間が限られている、出展者向けを想定したものを、一般参加者にも解放したという感じです。

 別のイベントでは、出展者向けの購入時間が取られたりもしていますが、ダミーサークル問題のリスクがつきまといます。今の時代はショップ待ちもあるのですが、現地ならではというのもありますからね。

 さて、次回は、11月3連休の後ろ2日です。運営方式は、また相談して決めることになりそうです。


 ブースに来てくださったみなさま、スタッフのみなさま、いつものメンバーに感謝です。

 初参加時期の話題が出たので少し調べましたが、2004年からの参加は、カナイ製作所と、イエローサブマリンと、Hammer Worksでした。それより前は、ゲームストアバネスト、ヒラメキ工房、カワサキファクトリーのようです。

 本人が出られなかったりはしていますが、創作ゲームの新作を出し続けるという点では、最古参の1つかもしれません。続けられる範囲で続けていきたいと思います。


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