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2005年5月19日、Table Games in the World のおのさんの呼びかけで、ゲームサイトに携わる方々が集まって、ゲーム会とゲームサイトに関する意見交換の集まりがありました。実に20名を超える参加者がありました。
今回は、前半の新作ゲームを遊ぶ会の部分をレポートします。後半部分については、都合により途中までしか参加していなかったので、Blogと他のサイトの紹介に任せることにしましょう。
なお、今回の話し合いをうけて、ゲームの情報については、play:game と Board Game Geek (略称BGG,英語サイトです) のデータベースにリンクすることにします。
この週は、いろいろと用事が立て込んでいたのと荷物が届いたりもしたので、14:00 ちょっと前の到着になってしまいました。ドイツゲーム大賞にノミネートされた「Verflixxt」の紹介などもあったのですが、まず駆けつけにということでbone5さんの創作ゲームの「アンモナイト」をプレイさせてもらいました。
山札の中にある 5色のアンモナイトカードを発掘していくゲームで、他のプレイヤーの動きを見ながら攻めどきをうかがうゲームです。ルールはシンプルですが、いつもより多く発掘できる権利があったり、発掘するときに見たカードのうち、1枚を山札のそこに戻すルールが発掘している感じを表しています。
プレイ時間もそこそこで、面白い要素の詰まったゲームだと思います。いろいろと要素を加えることもできますし、シンプルなままでも味のあるゲームなので、どのようなゲームに成長するのか、楽しみなゲームだと思いました。
前々から気になっていた作品ですが、ようやくプレイすることができました。ことばで説明するよりも、まずこの写真を見てもらいましょう。写真中央の小物入れみたいなものが、このゲームの命です。
ゲームの内容ですが、偽物の宝石をうまく処分し、本物の宝石を獲得していくというゲームです。自分の持っている偽物の宝石を、写真中央の箱の引き出しの中に入れて処分するとともに、引き出しの中に入っていた宝石を獲得するという感じになります。
箱は上下を逆さにすることや、上の2段を水平方向に回転させることができます。また、引き出しは上下逆さになっても収納できるようになっています。
要素は、読みあいと記憶力でしょうか。ターンのはじめに自分のキャラクターを選び、キャラクターによって偽物の宝石を処分したり、引き出しを開けて宝石を獲得したりすることができます。この読みあいもけっこう大切です。
また、キャラクターの行動をする前に、どれか1つの引き出しを開けなければ行けません。このとき、うっかり下側に宝石が入っている引き出しを開けて、宝石を落としてしまうと、行動ができなくなってしまいます。
どこに何が入っているかを覚えていれば、うっかりはなくなるのですが、箱は 3次元的にぐるぐると回るので全部を覚えるのは困難でしょう。完璧だと思っていたのが、上下逆さまで宝石が落ちてしまうということもあります。
ある程度、雰囲気を楽しむという側面はあるのですが、実際に箱をぐるぐる回して、引き出しを開けてと、他のゲームにない行動が、独特の雰囲気を醸し出しています。どちらかといえば、わいわいと楽しむ感じのゲームでしょう。
これは、本当に面白いですね。アメリカでも $100 くらいしますし、日本で買うと 25000円以上してしまうのですが、それだけの値段を出して買う方がいてもおかしくない、そんな作品だと思いました。
Ravensburgerの「ラビリンス」と銘打つゲームですが、別の作者で別の雰囲気を持つ作品です。今月のメビウス便で登場ということで、本当の最新作ですね。
ラビリンスという名の通り、迷路をたどっていって何個、宝箱がとれるかをいち早く答えたプレイヤーが得点というリアルタイムのパズルゲームですね。「ハイパーロボット」に近い感じがしました。
このゲームの特徴は、正解数を重ねるごとに迷路が広くなり、難度が上がってしまうことでしょう。これにより、何も答えられずにゲームが終わってしまうということが少なくなっています。あとは、比較的場所を取らずにすむことも挙げられます。
いち早く数値を答えるゲームだけに「わるい大人のテクニック」もいろいろと考えられるのですが、ファミリーゲームらしく純粋な気持ちでプレイすると、より楽しめるのではと思います。脳力系のゲームでもありますし、ちょっとしたゲームとゲームの合間にいかがでしょうか。
このあとは、多少だべったあとで話し合いの時間になりました。内容などについては、レポートでは省略しますが、ゲームサイトの管理人どうし仲良くやっていきたいものですね。
また、このような機会があったら参加したいと思いますので、よろしくお願いします。
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