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● 自宅ゲーム会のレポート ●

 2008年12月6日、旅行帰りの翌日は自宅ゲーム会になりました。TGF翌週ということで若干惨敗ゲーム会の風味を残しつつという感じになっています。今回も簡単にレポートをお送りします。この原稿を書いている時点で、PGDBダウン中のため、リンクは省略ということで。


●スカイブリッジ

 手始めはGigamic社のゲームで、TGFの戦利品とのことです。木でできたコンポーネントを使った、実際に積み上げて楽しむゲームです。

 ルールにしたがってブロックを配置していき、建物の所有権を取ります。所有する建物の高さの合計が最も高いプレイヤーの勝利という感じです。

 見た目が美しく、ルールもシンプルなのですが、それだけに考えてプレイするとかなりガチな感じのゲームになります。いかにタイミングよく屋根を置き得点を確保するかなのですが、配置制限の妙もありなかなか難しいのです。ひとつ分かることは、邪魔だけをしても勝てないということくらいです。

 得点獲得のキーとなるブリッジが3人と1人に分かれる形だったのですが、タイミングの兼ね合いもあり、結局1人になった方が勝利しています。ターン数もそれほど多くないのですが、とにかくタイミングが難しいと思いました。

 似たタイプのゲームでは「ヘックマック」や「テネキー」などがあるかと思いますが、こちらは配置制限が厳しく、かつカード運が全くないゲームなので、もっとシビアな感じになっています。木製のコンポーネントと実際に配置していく様子はかなりきれいです。

●ドミニオン

 今回も合計3回プレイしたのですが、まとめて感想を。今回初めて、登場カードがランダムのルールでプレイしています。

 最初は完全ランダムでやろうとしたのですが、低コストのカードがほとんどなくこれはあまりにもまずそうだということで、やり直しています。低コスト(2〜3)から4種類、高コスト(4〜6)から6種類をランダムに選びプレイしましたが、こちらの方がバランスが取れそうですね。

 喜んでコンボを回しても勝てない、かといって現金を蓄えるプレイに走っても、得点が買えないと意味がないというのがこのゲームの悩ましいところではあります。

 Witchが登場せず、Chapelが登場するセットで、高コストでBuyの回数が増えるカードが少ないことから、序盤にSilverを集め、Goldをある程度購入したあと、得点カードを購入するというシンプルな方法が回りました。ちょうど1点のカードをChapleで2枚捨てられたというのはありますが、こういう方法もあるのだと思ったりとか。

 これを書いている時点で、ようやく一般売りが回り出したという感じですが、数が流通するまでにはしばらく時間がかかりそうなそんな気もしています。ゲームマーケットの準備期間に入る前に購入しておきたいところです。

●地下鉄漫遊記(仮)

 今回は初プレイの方を交えてのプレイになりました。手番の流れから、埼京線、中央総武快速、横須賀総武快速の高速3路線を押さえたのですが、それで勝てるかというとそうでもないのがこのゲームだったりします。

 この路線を持っているから勝てるというより、全体的に支払いが少なく、ピンポイントで収入をもらっているとか、序盤に数多く目的地を達成しているという方が影響しているのではと思っています。

 今回は、山手線が最後まで売れ残りました。ゴール開放条件として、全路線が売り切れることがあるわけですが、高い路線が売れ残ると負担になりやすいというのがあります。全体的にディフェンスの路線で値段が高いのではということもあり、テストプレイの結果値段を若干落としています。

 あと、ひさしぶりにまともな目標金額達成でのゲーム終了になりました。目的地の兼ね合いでチャレンジの回数が少なかったというのはあるかと思います。

●ワサビ!

 TGFの戦利品で、やっておきたいと思ったのでプレイしてみました。

 すしをテーマにした、タイル配置ゲームです。手元にあるレシピを達成させるようにタイルを配置し、得点を稼いでいくというゲームです。ルールは比較的シンプルで、完成時の特典となるアクションカードがスパイスになっています。

 見所はなんといっても、コンポーネントですね。なんと小皿が入っています。ボーナス得点を示すサビ玉を受けるためのものなのですが、サイズが薬味入れとしてありそうな感じなので、本当にそれっぽい感じに見えます。

 レシピは、海外から見たお寿司ということでツッコミどころはいろいろとあったりしますが、ゲームとしては至ってまともなタイル配置系のゲームです。

 ターンでできることは限られており、やや強力なアクションカードでうまくレシピの完成を進めていくという感じになります。2品完成から5品完成まで達成すべきレシピの数は限られており、全部達成すれば無条件で勝利になります。ただし必要数以上のレシピは作れないので、どのタイミングでどれを作るかがポイントになってきます。

 アクションカードは序盤向けのものから終盤向けのものまであり、温存するよりはちょうどいいタイミングで使っていくべきものと思いました。あと、品数の多いレシピをどこで完成させるかも難しいところです。

 一見してネタゲーに見えますが、普通にプレイして普通に楽しめる作品に仕上がっていると思います。ルールはシンプルですが、アクションカードがいくつかあり、中長期的なゲームメイクをする力も問われるので、ステップアップにちょうどいい感じのゲームかもしれません。


 今回のアフターはファミレスで。今後の話とか時間の有効活用とかそんな話が出てきました。また折りを見て自宅ゲーム会もやりたいですね。


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