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2011年7月31日、久しぶりに自宅ゲーム会になりました。今回は作戦会議のついでのゲーム会ということで、長時間ゲームにはなりませんが、プレイしたことのないものを中心にいろいろと、こなしました。今回もプレイしたゲームをレポートします。
まず手始めに、先日の巣鴨ゲーム会でプレイできなかった作品から。ダイストレイがついたダイスゲームですが。配られたカードのミッションをこなしていくタイプのゲームです。ダイスを振るのは基本的にラウンドの最初だけです。
手札と、ダイスの巡り合わせはありますが、いかに他のプレイヤーの邪魔をしながらダイスをとっていくかがポイントだったりします。使われなかったダイスは失点になりますが、一度パスすると戻れないので、1人でいいダイスを延々ととられてしまうことにもなりかねません。アクションカードは意外と序盤に使うのが手なのかもしれません。
少人数のほうが駆け引きがあっておもしろいと思いました。これはなかなかよかったです。
お次は、3人までという制限がある、「ゴールド」をプレイ。同じタイトルで別のゲームもありますが、2010年に出たほうですね。同色3枚のセットを集めていくゲームですが、カードの集め方が独特なのです。
ロバカードは失点ですが、得点になる金カードを獲得するのに使えます。金カードは得点ですが、他の金カードと交換すると価値が減ってしまいます。あとは、セットが集まったときに他のプレイヤーからカードを1枚取ることができるのが大きなポイントです。取れるカードの条件が意外と厳しいので場の状況はよく見る必要があります。
プレイ人数を少なくしていることと、直接攻撃のできるゲームなのでプレイ感覚はかなりシビアです。場札が切れるタイミングも重要ですが、他のプレイヤーにお仕事をさせたり、うまく隙を突いたりというテクニカルな要素がありますね。これは、3人までというのもわかる気がします。
iOS版でさんざんプレイしていますが、対人戦は久しぶりだったり。3人でプレイしています。
展開が毎回変わるので、飽きが来ないというのはあります。山札の巡りに大きく左右されるところではあるのですが、臨機応変に戦略を組み立てていけるということもありますからね。
今回は終盤に出た「墜ちたるものの化身」と「嘘言の君主、ゼロン」が勝負を分けると思われたのですが、手前でとられてそのまま勝負が決まった感じになりました。前者は 4点に加えて、中央列のカード1枚を獲得か撃退という大きなおまけがついてきます。実質 7点以上はあるでしょうか。
後者は、3点に加えて他のプレイヤーの手札からカードを奪う強力なもので、0点の場合もありますが、うまくいけば高得点のカードが動く可能性もあります。手札が4枚に減るのも厳しいですからね。こういう逆転要素があるのもこのゲームだったりします。リードしているときはゼロンはうまく退場させるのが一番なのですが。
ここからは4人でプレイしています。「世界の七不思議」のエキスパンションです。インターナショナル版は発売されるようですが、カードが日本語化されないので英語版を入手しています。差分はルールだけですからね。
普通のルールに加えて、指導者をドラフトするフェイズがゲーム最初にあります。各ラウンドの開始時に指導者を1枚プレイし、その効果を加えた上でゲームが進行します。指導者のコストは全てお金です。初期資金が増えていますが、全体的にお金の回りがよくなるので、プレイ感覚も変わってきます。
4人でプレイしましたが、4枚のドラフトなので最初のカードがかなり運命を分けるような気がしました。使えるカードはかなり使えるのですが、戦略とマッチしないと今ひとつというのもあったりします。コストダウン系と、プレイしたときに収入が入るカードは序盤に、得点のみのカードが終盤にというのが鉄則ですね。
プレイの幅はだいぶ広がるので、いろいろなやり方が楽しめるかと思います。七不思議のローマは、指導者に特化したものですが、プレイした感じは若干やりにくいですね。指導者が強いとかなりやりやすいと思うのですが、初期の材料が出ないのが地味に厳しいのです。
しばらく前に購入したものの、プレイできていなかったレースゲームです。10体のドラゴンをうまく乗りこなして、いいポジションを獲得しつつ得点を稼いでいくというゲームです。得点は、ドラゴンの現在地によって変わってきます。
大決算と小決算という2つの決算があり、得点の入り方が違ってきます。小決算は低い得点のマス限定でボーナスが入り、ちょこちょこと稼げます。大決算は全得点マスが影響を受けます。大決算に有利なマスは、小決算では得点が入らないのです。
あとは、ボード上によって何となくですが決算の旬があり、そのあたりを見極めつつというのがおもしろいですね。決算をしたプレイヤーはカードの補充ができないため、適切なところで休む必要もあったりします。
カードを使うゲームですし、最後の最後は見切りをつけてプレイするしかないのですが、そこまでにいかにうまくカードをコントロールできるかという感じでしょうか。じりじりとしたゲームで、これも少なめの人数だとまた変わってきそうです。
というわけで、プレイしていない作品をいろいろとプレイすることができました。この時期は、ボードゲームの新作もいったん止まるので、この機会にプレイできてよかったですね。
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