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2004年4月17日、JAGA の例会に行ってきました。ゲームマーケットから惨敗ゲーム会をはさんでということで、いつもよりもブランクは感じませんでしたね。今回もレポートをお送りします。
13:50 くらいに到着したものの、投扇興大会が 15:00 からということで 1時間程度で終わるゲームから選ばれました。以前は結構やっていたのですが、かなり久しぶりのプレイになりました。クニツィーアお得意のジレンマにあふれた競りゲームです。
序盤に文明タイルが多く出てしまうというハプニングがあったものの、途中から王様を集める展開にして、5点ずつ獲得。最後にマイナスはあったものの、ぎりぎりで逃げ切りました。最終結果は驚くほど接戦になりましたね。
「メディチ」ほどではないにしても、けっこうシビアな競りゲームであることには変わりないですね。パワープレイせずに、折りを見てプレイするのにはちょうどいいのかもしれません。これは、色あせない名作ですね。
20分くらい時間が余ったので、4人で手軽なものということでプレイしました。ゲーム内容などは「ボードゲーム三昧」で知っていたのですが、実際にプレイしたのは初めてですね。できるだけ遅くゴールしたほうが勝ちというすごろく風のゲームです。
動かせるコマがひとつではないということや、動かし方によっては相手を陥れることもできるということもあって、なかなか盛り上がります。軽いゲームであるのには間違いないのですが、楽しめる要素と考える要素がほどよくとけ込んだゲームですね。
これは、名作として語り継がれるにふさわしいゲームだと思います。ファミリーゲームとして、ちょっとした気分転換としては最適なゲームです。
去年は参加しなかったのですが、今年は縁起物ということで投扇興大会に参加しました。ほとんど扇を飛ばしたことがないという状態でしたね。扇を飛ばして、枕の上にある蝶に当てて得点を稼ぐゲームで、当たったときの枕、扇、蝶の位置関係で得点が決まります。
ふたを開ければ、一回も蝶に当たらずに0点で終わってしまいました。ハンデなしでそのまま負けたりとか、そういう感じでしたね。
せっかくなので、写真を撮りつつ観戦していました。ただ蝶に当たって枕から落としただけだと花散里の1点にしかなりませんが、珍しい形になると高得点が得られます。今回の珍しいものはこの2つです。いいものを見せて頂きました。
[写真左] 帯木(ははきぎ):蝶が枕の上に倒れ、さらに蝶の上に扇が載った形。十五点。
[写真右] 明石(あかし):扇が枕にもたれ、扇の面に対して垂直方向にのばした枕の陰に蝶が半分以上入り、かつ蝶が地に立った形。十五点。
今回の隠し球です。せっかく持ってきたのでプレイすることになりました。「マージャン式算数上達ゲーム」と銘打たれたこのゲームは、牌に書かれた数字や演算子を駆使して等式を完成させるのが目的のゲームです。詳しい紹介は「がらくた置き場」にあったと思います。
演算子の中に「平方根」とか「微分記号」があったりするのが特徴ですね。演算子を全部入れた上級モードの 8枚は本当に頭が痛くなります。
久しぶりにやってみたのですが、そのキワモノさにギャラリーがけっこう集まっていたような覚えがあります。8枚もやってみたのですが、思いっきり上がりのがしをしてしまったりで、結局上がれずに終了でした。
これは、かなりレアなゲームだと思うので、リクエストがあれば持ってくるつもりです。
最近はほぼ毎月プレイしています。今回は5人だったので、ディーラーということで抜け番でした。今回の生き残ったことばは、こんな感じになりました。
「さよく」「ブラック」「いこい」「せんべい」「ひじき」「キノコソテー」「プラーク」「カンペン」「かいとりしき」「ざだん」の 10個です。後半の連鎖合戦はけっこう熾烈でしたね。「キノコソテー」は「きのこ」からの成長で 3枚で +6点の大技ですね。
JAGA ならではということで、サンファンの日本語版を一足お先にプレイしました。発売は 7月になってしまってちょっと残念ですが、このようなカードゲームの完全日本語版はうれしいですね。
大人気の作品「プエルトリコ」のカードゲーム版です。作物を収穫して、売りに出して得たお金で、建物を建てていくゲームで、建物を建てることでいろいろとメリットがあります。
さくさくと進む感じがなかなかいいですね。収入はカードを引くことで獲得し、建物のコストはカードを捨てるという感じで、すべてカードを使ってゲームが進みます。要素を減らしてさくさくと進むようになっています。
「プエルトリコ」までの重さはないのですが、ちゃんと考えるところも、コンボもありと、要所を押さえたいいゲームになっていると思いました。カードゲームということも手伝って「見たら買う」リストに入れたいと思います。発売が待ち遠しいです。
このゲームといい「操り人形」といい、役割を選ぶ→建物を建てるというのは個人的な好みなのかもしれません。
最後に、ちょっとだけ時間が余ったので、こちらもひさしぶりにプレイしました。制限時間を気にしつつ、サイコロを振って出た目に対応した現金をひろうという物欲のゲームです。
全盛期のころの時間感覚やスピードはなかったのですが、なかなかに楽しめました。実際にサイコロを振ってみると意外と手が泳いでしまうものです。ちょっとしたパーティーゲームとして、折りを見てプレイすると面白いですね。
好き嫌いの分かれそうなゲームではあるのですが、一発ネタとしてはいい素材だと思います。アナログゲームオフでやったように、多人数版にアレンジというのもできますから。
今回は、投扇興大会があったので、7ゲームと少なめではあったのですが、旧作から最新作まで幅広く楽しむことができました。JAGA に来たら行き当たりばったりでいろいろと楽しんでみると、結果的に新旧織り交ぜた感じになりやすいですね。
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