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2004年5月15日、JAGA の例会に行ってきました。今回は、新しいオリジナルゲームを持ち込んでみました。Blog の内容を元にレポートをお送りします。
今回も、全体企画が入っていたので 1時間程度で終わるゲームを選択しようとしたのですが、人数が増えたので、定番の「ライアーズ・ダイス」です。
全体的にサイコロを公開しながら振り足していくという、ビッドが進む展開になりました。こういうときは、コールのタイミングが難しいですね。早めにサイコロを 2つ減らしてしまったのですが、そこからはぎりぎりまで粘りました。しかし、3人で残り 1個から、ジャストを出されて破産しました。
「イエローサブマリン」では、「ライアーズ・ダイス」として出ていますし、定番としてはいいゲームですね。若干騒がしくなってしまうのが難点ですが。
20分くらいの時間があったので、ダイスゲームでもという流れでひさしぶりにプレイしました。本当に、ダイスを振ることに重点を置いた作品ですね。
GREED の役を出した直後に役なしというのを目撃しました。単純なダイスゲームですが、たまには面白いものです。結果自体はワンサイドに近い展開でした。人を引きつけるのにはいいゲームなのですが、すっかり絶版になってしまっている惜しいゲームの代表格です。
今月の全体企画で、JAGA発の創作ゲームです。カードに書いてある、正解者と不正解者をできるだけ一致させるようなクイズを作るというテクニカルなゲームです。クイズにあわせて会話などを楽しむゲームという趣はあります。
1回目でパーフェクトを1回出すものの、正答率が低く 3位で終了。2ゲーム目は第 2テーブルで 3位でした。出題カードは 2枚から 1枚選択というのもありかも、というコメントがありました。
狙ってクイズを出すのはなかなか難しいものです。どちらかといえば、お互いを知っている人同士とやると盛り上がるかと思います。ねらい打ちの問題ができるかどうかですね。
イギリスを舞台にした選挙ゲームで、関東に 3セットしかないといわれている、かなりレアなゲームです。外見だけ見ると、かなりヘビーなシミュレーションゲームのように見えますが、そこまで重いものではありません。
ゲームの作り自体はとてもシンプルで、固定アクション制 + コマ配置という感じのゲームになっています。終盤になると、政治基盤がなくなってしまいカツカツになるのですが、これはぎりぎり 6人プレイだからかもしれません。
このゲームの見所は、なんといっても終了時の開票です。選挙速報のように票数を開示していくのはプレイヤーに対しても、ギャラリーに対しても面白く見えます。
選挙ゲームというテーマにしては、比較的短時間なので、この手のジャンルが好きなプレイヤーにはお勧めできると思います。とはいっても 90〜120分クラスのゲームではあるので、最近のヨーロピアンゲームの類に慣れている方だと、やはり重い部類のゲームになるかと思います。
あとで調べたのですが、このゲーム 1972年の作品だそうです。本当にクラシックな作品ですね。
ひさしぶりに、新しい創作ゲームを出してみました。町作りのカードゲームです。ルール説明もそんなに問題なくできたので、第一段階は OK でしょう。目標やモチーフがはっきりしているゲームは、説明しやすいですね。
人それぞれの都市作りを見ましたが、大きな建物を建てて最高得点記録を塗り替える結果になりました。私はというと、原発周りに環境に配慮した建物群というかなり異質な作りをしてしまいました。全体的に収入が少なく、コスト増の部分で最下位でした。
収入カードがあまりにも引けないとさすがにつらいです(使えたのは 2枚だったはず)。このあたりと、送れたプレイヤーの救済をどうにかしたいと思いました。
テーマが比較的身近なだけに、食いつきはいいのではと思いました。カードのみのゲームであり、町作りのゲームであることから「サンファン」に近いという印象は、予想以上にありましたね。
基本的に、他のプレイヤーを止める手段がなく、直接攻撃の要素はテーマとしてそぐわない、でも他のプレイヤーとの関わりを 0 にはしたくないし、出遅れたプレイヤーにも有利になるようにしたい、という感じですが、いくつか解決案は考えています。収入カードとマニフェストを中心にいろいろと手が加わるでしょう。
最後に、カワサキさんの「グラグラカンパニー」をプレイ。得点計算がシンプルになりました。5フロア以上の増築でボーナスが入るのはうまくできていると思います。最高層ビルのボーナスもあり、テクニカルなところも競えるようになりました。
プレイの結果ですが、手番の都合で最後の合併に失敗したりとか、11フロアから 7フロアの増築に失敗したりして、会社を 2回つぶしました。というわけでもうけ 0 でしたね。
終了時間になったので、夕食会になりました。今回のトークはいつになく飛ばしていた感じでしたね。ゲーセンでオンライン対戦ククとか。ミニ千円札とミニ一万円札が最後の最後で大ヒットでした。
今回は、クイズメーカー大会とエレクション・X に時間がかかったため 6ゲームでした。本当に来るたびに趣の違うゲームができるのが、JAGA ならではかもしれません。
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