● JAGA 2004年 7月 ●

　2004年7月17日、3連休の初日に JAGA の例会に行ってきました。当初はいたストオフ関係のイベントと重なるはずだったのですが、1日ずれ込んだのでフル参戦になりました。今回も風船さんとOKAZUさんとともに会場入りしております。

　今回も、プレイしたゲームを中心に書き置きとして残しておこうと思います。

　2か月くらい持ってくるのを忘れたりしたのですが、ようやく yas-oさんのリクエストに応えることができました。マージャン式計算上達ゲームと銘打たれたゲームです。見た目はちょっと小さなマージャンとか、ドンジャラなのですが、書かれているものが独特なのです。

　数字、演算子、文字定数などが書かれた牌を使って、マージャンの要領で牌を交換していき、タイトルにある通り「等式」を作るのが目的になります。それだけなら、ただの学習ゲームなのですが、書かれている演算子が尋常ではないのです。

　特徴的なのは、「微分記号」があることでしょうか。「エックス」とともに使うことで本当に微分します。ここまで来ると、高校数学のレベルに達してしまうほどです。

　最初は6枚上がりでやっていたのですが、上級者向けの8枚上がりもトライしました。私もひさしぶりにプレイしたのですが、やはり頭が痛くなるゲームですね。

　ゲームとしてはかなりキワモノに入るかと思います。ゲーム性というよりも、独特の雰囲気を楽しむものだと思います。好き嫌いはかなり分かれる部類のゲームでしょう。

　マージャンに似た外見と、等式を作るという他にないスタイルのゲームなので、気になった方も多いのではないかと思われます。

　5月JAGA から数えて 3回目のテストプレイです。収入カードなどを作り直したり、新要素を加えたりしての登場になりました。ルールとしてもまとまってきた感があります。

　ある程度の感触がつかめたので、ゲームマーケットに向けて作り込んでいこうかと思います。「ことばであそぼ」もこのあたりの時期からまとまってきましたし。

　OKAZUさんが持参したゲームです。先月のリベンジということで、正しいルールでプレイできました。鉄道会社を経営して、線路をつなげて、駅を建て、乗客を運ぶゲームです。行動できるアクションがサイコロの「目」で決まるというのがポイントですね。

　サイコロを使うゲームというと軽い印象があるかもしれませんが、このゲームの場合はどちらかというと鉄道ゲームよりの雰囲気になっています。サイコロを振る個数から、線路の引き方など、考えるべき要素はいろいろとあります。

　序盤は、1つの会社を経営して行く展開だったのですが、中盤から終盤にかけては経営権の移動などが起こるようになり、別の様相を呈していました。プレイ時間は 90分くらいと長期戦になりましたね。

　見た目に反して、重いゲームになっています。アクションポイントに近いシステムと、アクションをいかにうまく使うかという感じのゲームなので、じっくりと楽しみたい方におすすめできるかと思います。鉄道ゲームが好きな方にもいいでしょう。

　最近発売されたばかりの、経済ゲームです。比較的短時間で終わり、戦略性もちゃんとしているということから、世界各地のゲーマーに人気があるようです。ブームにもなっているみたいなので、プレイしてみたいと思ったのですが、ここでプレイすることができました。

　初プレイの印象としては、思ったよりも短いゲームだということでした。得点の入り方、資金の入り方などは、発散方向に向いているゲームなのですが、ラウンド数も少ないので発散するかしないかぎりぎりのところでゲームが終わるようになっているのです。

　ラウンド数が少なく、発散方向に向いたルールなので、1行動の影響が大きいといえるでしょう。そういった意味ではシビアなゲームですね。計画性とか、戦略とかが要求されるゲームです。

　個人的には、重いゲームだという印象がありますが、プレイ時間が短いのでパワープレイされるのも頷けると思いました。戦略的でいいゲームではあるので、大事にプレイしていきたいところですね。

　残り時間の都合もあり、最後に2度目の「シティー・プラン」をプレイしました。珍しく、先行逃げ切り型で勝利の展開を見ました。

　いろいろと意見をいただき、ゲームとしても形になってきたので、後は調整に入るのかと思っています。JAGAからの帰宅後にさっそくバランスの微調整を入れました。まとまったらページ上で紹介しようと思うのでお楽しみに。

　今回はゲーム数自体は少なかったものの、長期戦のゲームが数多くプレイできたのではないかと思います。「シティー・プラン」のめども立ってきたので、あとは調整とテストプレイを続ける感じですね。

　今回も一緒にプレイしていただいたみなさまに感謝です。また、いろいろとテストプレイをする機会があるかもしれませんが、よろしくお願いします。