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2004年8月21日、お盆明けの時期の JAGA に行ってきました。今回も、風船さんとOKAZUさんとともに会場入りと言うことになりました。恒例のプレイレポートと言うことで、速報レポートを元に書き起こしていこうと思います。
最初の最初で、人数も少なかったので、持ち込んだ「シティー・プラン」の 3人プレイをここで試してみました。3人だと手札に余裕ができるせいか、得点の高い展開が多いようです。
今回は、2人同時に10軒竪切がでましたが、高い建物を建てていたOKAZUさんが勝利していました。商工会議所の12点が大きいですね。
3人プレイの場合は、山札もほぼ1デッキ分で終了しますし、時間も短めになるので手軽に楽しむことができるのではと思います。3人も推奨人数に入れる方向で行こうと思います。
ちょっと時間が余ったと言うこともあって、6人でプレイしました。ルールを聞く限りでは、非常に「ブラフ」に近いのですが、チャレンジの時に全員で本当かウソかを予想するところが違いではあります。サイコロではなく、カードを使うというのも特徴ですね。
全員で予想するというのは、斬新ではありますが、カードの偏りは限りがあるので全員で押し上げるという感じのビッドになりにくいという印象がありました。コールが本当だと思ったら、親指を立てるということで、普通のじゃんけんの時にも親指を立てそうになりました。
人が集まってきたところですが、縁起物ということで初の 5人プレイをやりました。私は説明抜けと言うことで、様子を見ていました。
テストプレイでもそうだったのですが、5人の場合は税金の入り方も緩やかですし、そもそも同種類を集めにくいと言うこともあり、遅い展開になりやすいようです。となると、高速道路、スタジアム、交通局といった、遅い展開に有利な建物がそれだけ効果を発揮しますね。
今回は、住宅地中心とか、工業地中心とかいろいろなスタイルが見られたのですが、スタジアムと交通局というコンボを完成させた風船さんが、高級住宅地とコンビナートをひっさげた神戸プレイで圧勝しました。マニフェストで 5点拾えるとは思っていませんでした。
5人は、プレイ時間がかかるものの、これはこれでありだと思います。ただ、スタートプレイヤーを固定にすると、最後の手番のプレイヤーが有利ではあるので、ラウンドごとに変動という風にしようかと思います。
公園のカードバランスをちょっと変えた後は、微調整に入ろうと思っています。公園は、可変コストかそれに類するものにしたいですね。
せっかく大人数になったのだから、うっかりしたのがやりたいというリクエストで、たかのさんの「ホッサ」をプレイしました。噂には聞いたのですが、プレイしたのは初めてですね。
お題にしたがった「歌を歌う」ゲームです。一緒に歌えれば得点が入ると言うこともあり、かなり盛り上がる作品ですね。
私はというと、いきなり Mighty Guy (from keyborad mania) というマニアックなスタートを切ってしまったのですが、その後に「炎のランナー」のメインテーマ(The Main Theme from 'Chariot of Fire')まで出してしまいました。このあたりで何かスイッチが入ってしまった感じですね。
その後、girl (少女/女の子) というテーマで、またもやうっかりと pop'n ネタをやってしまったり、yes/no/maybe で、数時間前に聞いていた maybe (中島みゆき) をうっかり逃してしまったりと、このあたりはうっかりしっぱなしでした。
歌うゲームなので、得意不得意が分かれるところですが、本当に盛り上がれるゲームだと思います。
お次は、Face 2 Face Games からの新版発売ということで、およそ 6年ぶりに「スルース」をプレイしました。盗まれた宝石を当てるという、きわめて論理的な推理ゲームです。
5人でしかプレイしたことがなかったのですが、今回は 7人でプレイしました。7人だとうまくヒントを得ることができない場合が多く、かなり難度の高いゲームになっていました。新版は、宝石の形が似ていたり、古い版からからあった Pearl と Opal の罠など、情報の聞き間違えには要注意ですね。
軽く 1時間オーバーの長期戦でした。7人になるとメモが足りなくなりますね。本当に推理ものが好きなプレイヤーにはお勧めです、正解したときの達成感はかなり大きいゲームですね。
お次は、4人でできる推理ゲームです。自分以外の持ちタイルと、場にでている持ちタイルを参考に自分のタイルを予想するというゲームです。「ピラミッドカード」でもできるという代物ですね。
大きい数字は予想しやすいのですが、小さい数字になってくるといろいろと疑心暗鬼に駆られるものがあります。完全に論理的なのかと思いきや、ブラフをかけられなくもないという作りになっています。「アルゴ」クラスの重さのゲームで、「スルース」よりはかなり手軽にプレイできるでしょう。
4人でひさしぶりにプレイしました。アメリカ大陸に鉄道を引くゲームで、アブストラクト色の強いゲームです。ルール説明がとても簡単な鉄道ゲームですね。
「ホッサ」でスイッチが入り、「スルース」「ドメモ」でならしていたものが、一気に来ました。3ラウンドとも、合流直後の 5色目の路線が引けたとたんに上がりという荒技を出しました。
早上がりだと2点以上はダメージになりますから、3ラウンドでかなりの差がついてしまいました。何度かプレイしたことがあるのですが、ここまでうまくいったのは初めてですね。Trance America になってしまったゲームでした。
ルール説明も簡単で、手軽に終わって、アブストラクトの要素もあるゲームなので、幅広くおすすめできるゲームだとは思います。
多人数向けと言うことで、「ファントム・オブ・ジ・アイス」をプレイしました。あの「パワープレイ」のリメイク元の作品で、アイスホッケーのゲームです。自分のチームを補強しつつ、規定数勝利するのが目的ですね。
もともとはシンプルで、読みの要素を楽しむゲームです。マッチングに制限があるので、集中砲火にならないというルールはよくできていると思います。「パワープレイ」に導入してもいいかと思います。
最初につかまされたのが、オフェンスがものすごく弱いチームで、チームを整えるのに時間がかかってしまいました。読みあいでうまくとれる試合もあったのですが、ホームゲームで立て続けに負けて、強い選手がでたとたんに怪我とかとさんざんではありました。
ひさしぶりにプレイして、このゲームのよさを改めて知ったような気がします。「パワープレイ」は私が購入した中では初期のころのゲームで、イラストが私の好みと言うこともあって、もっぱら観賞用になっていました。今後はちゃんとプレイしてやりたいと改めて思いました。
JAGA自体はこれで終了ですが、いつもの通り夕食会となりました。今回は、待ち時間にひとネタ出してみました。
ついうっかり作ったものですが、新しいバリアントのアイデアということで、ここで公開したところ、1からどこまで作ることができるか? というものが発案されました。
「1」「1」「3」「5」「6」(9 としても利用可)「+」「−」「−」「2乗」で、数字と演算子を 1つ以上使うという条件で、1から100までの答えをその場で出しました。
ちなみに、さらにうっかりプログラムを組んでみたところ、175までは答えがあるそうです。腕に自信のある方はぜひお試しください。
今回は、ゲーム数もさることながら、普段はプレイできないものまでいろいろとやることができました。一緒にプレイしてくださったみなさま、ありがとうございました。
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