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● JAGA 2004年12月 ●

 2004年12月18日、今年最後の JAGA例会に行ってきました。今回は、Q-JET発売記念ということもありましたが、Essen の新作もちょうど入り出したころと言うこともありますね。今回もプレイしたゲームのレポートをお送りします。


 出発前に「すうじであそぼ」のコンポーネントを作っていたら、すっかり時間ぎりぎりになってしまいました。この日は Q-JET を買うためにメビウスによる予定があったのですが、路線検索をしていたら、水道橋の滞在時間がわずか 10分程度と出ました。

 店内でたかのさんにお会いしたり、あれもこれもといううちに予定よりも多く惨敗したりと言うこともありましたが、1本遅れの電車で目黒入りしました。今回は、昼食を取っていなかったので、昼食後に風船さんと2人で現地まで移動しました。

● ゲーム放出(2回目)

 11月からのゲーム放出イベントの 2回目です。今回は、ざっとどんなゲームがあるかを見て何点かに値段をつけておきました。荷物に余裕を持たせて、筆記用具を持ってきたのは前回からの進歩ですね。

● すうじであそぼ

 今回時間が押した理由は、これの追加ダイスを作っていたからです。ダイスが増えて、さらに計算が悩ましくなりました。詳細はゲームマーケットにあわせてお知らせできれば、と思っています。

● シティー・プラン

 今回は、テストプレイもかねてなのですが、ちょうど TV局が取材に来ていたということもあり、ルール説明中に、取材を受けました。結局インタビュー自体は使われなかったのですが、ルール説明の様子がちょっとだけ放映されたみたいです。

 ほぼ確定版のルールでプレイしていますが、説明が難しい部分は、そぎ落としてもいいのかと思ったりします。AP制は分かりやすいか、分かりにくいかが意見の分かれそうなところですね。

 ゲーム自体は、私が 2ターン目に「スタジアム」を建てたこともあり、早くから安い建物がそろって、税金が出る展開になりました。速い流れと遅い流れがあって、今回は速い流れの方に軍配が上がりました。

 なお、ゲーム終了後に、この作品に関するオファーがあったりしました。これも、ゲームマーケットが近づいたら明らかになるかもしれません。

● ユカタン

 ちょっとだけ時間があるということで、風太郎さんから「ユカタン」をお借りしてプレイしました。最近よくプレイしているゲームですが、この悩ましさはなかなかいいものですね。今回は、序盤で走りすぎて失速しました。

● 入札発表

 おそらく、このあたりで入札発表があったかと思います。今回は「アメリカンエクスプレス カードゲーム」「スタン」「フェイズ10」とアメリカンなカードゲームを 3つ落札しました。ちなみに、カードゲームの中で倍率の高そうな「ホットドッグ」は落札に失敗しています。

● 詠み人知らず

 大会までの時間の関係で、簡単にできるものと言うことで初挑戦しました。プレイヤー全員で、人数の倍数分の俳句を 1文字ずつ作っていくというゲームです。

 最初に手を入れた句が、他のプレイヤーにどんどん魂を入れられて、気がついたらとんでもない方向にということもありえます。なかなかに面白いゲームです。

 今回は、下の句で大暴走したものが多かったですね。中には上の句の最後で、俳句としての人生に終止符を打ったものもありましたが。

 これは、ある程度の人数がいて、紙と筆記用具があればできるゲームですね。コミュニケーションゲームの1つとして、いい感じだと思います。

● Q-JET(大会)

 Q−JET 発売を記念しての大会をやりました。Q−JETは往年の名作「アベ・カエサル」のリメイクで、カードを使ってQモビルを動かし、いち早くゴールを目指すレースゲームです。

 今回の大会では、6人×6卓の 36人が参加し、各テーブルで 2戦の順位ポイントを競いトップのプレイヤーが決勝進出というルールでした。

 2戦とも手札が全くいうことを聞かなかったですね。1戦目、1周目のピットインのタイミングで手札が全部 5以上だったあげくに、2周目のピットでどん詰まりになったり、2戦目は 2戦目で、ショートカットすべきところで手札が 5以上という感じでした。3枚しかカードをもてないので、こういうことはよくあります。

 結局、6位、リタイアで予選敗退でした。ここまでどうしようもないと、さすがに場を荒らさないようにするのが精一杯ですね。

 ちなみに、このあとで「すうじであそぼ」の達人技が見られました。

● カルタゴの貿易商

 カワサキさんのオリジナルゲームをここでプレイ。売買のタイミングや、資金調達のタイミングで悩むジレンマ系のゲームでしょうか。

 プレイした感じは、そこそこ悩ましく、戦略的なものもたてられるので、ゲームとしての面白さは十分にあるかと思いました。カードをめくるゲームなので、偏りが生じてなおかつ資金に余裕があったりすると、大逆転ができるわけですが、カードゲームである以上はそのあたりはありなのかも、と思っていたり。

 逆に、いいカードが来なくて耐えたときの報酬ということにつながりそうな気もしますね。収入 < 出費 ですから、多少はいい目を見てもという気もしますし。

 ゲーム自体は、序盤からほとんどものを買えなかったのですが、売却価格にボーナスのついた終盤に大きな売却を 2回行い逆転しました。

● 逃げろや逃げろ

 最後は、本日の落札ゲームということでプレイしました。難破船からボートを使って脱出するゲームで、自分のコマをいかに多く生還させるかが目的になります。

 サバイバルがテーマということで、不幸が起こる船を決めるのも、船が進むのも、乗務員の乗り換えも、すべて投票でおこなわれます。

 今回は、時間の都合で途中までしかプレイできなかったのですが、これはシンプルながらも、かなりドロドロしたゲームですね。優先権の扱いがうまいと思いました。


 というわけで、今回はこのくらいで終了になりました。アフターは、「ぷよぷよ」とか「変わり将棋」とか「このゲームを漢字で表すと」とかそんな話題になりました。

 今年のJAGAは、これで終了になります。2004年は結局 11回参加したことになりました。今後も、ほぼ毎月のように参加すると思いますので、よろしくお願いします。


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