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2005年4月16日、ゲームマーケットが開けて数週間後のJAGA例会に行ってきました。今回は、何も追われるものがなく、まったりと参加してきました。いつも通り、プレイしたゲームを中心にレポートしたいと思います。
ひさしぶりに、早めの到着になったので時間調整も兼ねて 2人でうっかりプレイしてみました。マージャン入門編のようなゲームですね。
手作りのゲームにもかかわらず、手役がなかなかできずに苦しみましたね。「アガリ」のみという普通のマージャンではできない 100ぷちの役を作ってしまいました。ちょっと 1役つけると 400ぷちくらいまで伸びるわけで、ゲームとしても役作りの重要性が分かります。
ちなみに、あってもおかしくないイーペーコーが役一覧に入っていませんでした。よく考えると、8枚アガリなので、ニコニコと同じ構成になってしまい、得点的にニコニコ以下になってしまうからでしょうか。
2人でやると、ちょっと淡々としすぎるきらいがありますね。3人以上のほうがいいのかもしれません。
スペシャルゲストの登場もあり、縁起物だからということで、4/8 にリリースされたばかりの「乗車券ヨーロッパ」をプレイしました。
「乗車券」の続編ということで、コンセプトは全く同じです。カードを使って路線を引いていき、目的地をつなげて得点を稼ぐというゲームです。
続編なので追加ルールがあります。オールマイティーの機関車を必要とするフェリー路線、路線敷設のコストが増えるかもしれないトンネル、目的地をつなげる助けになる駅舎、そして、初期目的地カードの扱いがちょっと変更になりました。
ルール上の変更点ではないのですが、マップの違いも大きな違いになります。長さが 5以上の高得点路線が極端に少なくなりました。地理的な難所も点在しており、路線を引くのが難しくなっているような気がします。
プレイした感じですが、目的地でどれだけ得点を稼げるかがポイントになってきそうな気がします。最初の長距離目的地を軸に、引ききったら次はどうするかという感じでしょうか。
今回は、目的地カードが全然いうことを聞かない状態で、ちょっと脱落してしまいました。メインの路線と外れたところばかりが立ち並ぶと厳しいものがありますね。初期の目的地で敷設地点が固まっているようなら、身動きがとれるうちに、目的地カードを引いたほうがいいかもしれません。
ゲームとしては、残った駅舎の4点が勝負を分けるようになりました。
先週末、たまたま書泉に行ったら発見したので思わず購入してしまいました。不動産を競りで買って、買った物件を同時入札でお金に戻す、2段階のゲーム構成になっています。
新版なので、こちらも差分を紹介すると、1〜30のカードが入り 6人までプレイ可能になりました。また、競りのルールがちょっと変更になり、前半部分がよりスピーディーになりました。あとは、売却時のカードも 30枚になり、高額売却のチャンスが若干広がりました。
今回は 4人プレイだったので、割り切れない分の 2枚が欠番になります。これも、ゲームを面白くしていると思います。短時間で切れ味の鋭い競りは今回も健在ですね。数字が偏ったときがこのゲームの面白いところかもしれません。
後半ラウンドで、効率よく売却できたプレイヤーが勝者となりました。このゲームの場合、意外と安いカードでも高く売却できたりするのです。
ボックスは大きくなったものの、イラストがよくなったので、リメイク元と同様、末永く楽しめると思います。短時間で、広い人数範囲で楽しめるのが特徴ですね。
Kniziaの新作で、アーサー王物語をテーマにしたカードゲームです。騎士を派遣して、クエストを達成し、得点を稼いでいくゲームです。
達成したクエストの組み合わせに応じて、さらに得点の高いものにステップアップできたりします。今回は上級ルールだったので、決算のタイミングが調整できるようになり、作者らしいジレンマを感じる作品に仕上がっています。
短時間、シンプル、悩ましいと、3拍子そろったいいゲームだと思います。個人的には惨敗候補に入るゲームですね。
新作は目を引くもので、リクエストもあったので 2回目をプレイしました。このクラスのゲームが1日に2回プレイされるということは、それなりに面白いゲームだという証拠になりますね。
意図的に、1回目のプレイのところで感想を書いていなかったので、こちらでまとめて書きます。「乗車券」と違って、機関車カードの使い道がかなり重要になってきます。アメリカ版と違って、枚数のかかる路線は少ないので、より攻めどころが難しいかもしれません。
どちらかといえば経験者向けの作品にまとまったような感じがします。「乗車券」を何回かプレイして慣れたらステップアップするのがいいような気がします。ゲームとしては単なる続編にとどまらず、アメリカ版と両立するゲームに仕上がっていると思います。「カルカソンヌ」と「カルカソンヌ2」の関係に近いかもしれません。
メンバーも集まって、リクエストもあったのでやってみました。ファンが多いゲームではあるので、こちらに来てからもけっこうプレイしているような覚えはあります。5種類の産物を競りで集めて、お金を稼いでいくというゲームです。
このゲームの場合、展開もけっこういろいろと見られるのですが、今回は特定の産物が1か所に集まる展開になっていました。抱き合わせ商法で悩ましいビットを迫られるというのはありますが、別の意味で悩ましかったかもしれません。
後半のラウンドでも、この展開は続き、2種類コンプリートというプレイヤーが乱立しました。こうなってくると、いかに安くコンプリートできたかにかかってくるようになります。結果は、最後の最後で、大当たりのカードが残ったという理由で大逆転になりました。
これは、かなり難度の高い競りゲームなのですが、名作のひとつだと思います。
「ダス・シュピール」がプレイされていたようですが、見学に回って、最後に「ツッコミゲーム」といわれていた「ザック」をプレイしました。
カードの指示に従ってボックスにカードを放り込んでいくアクション系のゲームです。指示を間違えたり、自分の番が来たのに気がつかなかったりしたプレイヤーにはツッコミを入れましょうというゲームです。
実際にやってみると、見た目より難しいものがあります。右と左が分からなくなったり、自分の番が来たのに気がつかないというのは思ったよりも多いです。
これは、見た目通りの軽い脳力系アクションゲームです。好き嫌いは分かれそうですが、一発ネタにはいいかもしれません。
アフターはいつもの場所でということになりました。今回は、まともな話が中心になりましたね。今回は新作中心、作品数もそこそこと、最近では珍しい感じになりました。
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