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2005年8月20日、今回も恒例の JAGAにいってきました。諸事情のため途中抜けが確定していたので、いつもの 1/3 ほどの時間しかいられませんでしたが、新作や創作ゲームのテストプレイなどをしてきました。ということで、縮小版ですがレポートをお送りします。
会場に着いてからのお話は、短くなるので今回も開始前のお話を。先月に引き続き今月もゲストが来られるということもあって、部屋が片づいているついでに、開始前に部屋にお呼びしました。
夏の某イベントの戦利品を見せてもらったり、こちらからも依頼されていた品物を渡したりと、短時間でしたがいろいろとやりとりができました。このあたりは、来月時間を取ってやりたいものです。
新宿ではいつも通りでしたが、目黒では本当に偶然の奇遇プレイをして、会場入りとなりました。
最近話題のゲームということで、ぜひやってほしいという話もありプレイしてみました。Days of Wonder の新作です。
タイトルにもあるとおり、アーサー王物語をモチーフにした協力型のゲームです。目的を達成して(ほぼ)全員で勝利を目指すというものですが、ゲーム開始時に裏切り者かどうかが秘密裏に決まります。裏切り者になったプレイヤーは、なるべく他のプレイヤーに分からないように敗北に導く必要があります。
協力型のゲームというので「指輪物語」に近いというイメージがありますが、イベントの進行タイミングや、イベントを解決するためのカードのランダムの振れ幅が大きいので、ゲームの展開としてはバリエーションが広いような気がします。
ルール説明を聞いて、役割カードを受け取ったら、なにやらまがまがしい文字が書かれていました。Days of Wonder のゲームは英語で書かれているので、コンポーネントを見ればなにが書かれているかは分かります。
というわけで、ばれないように裏切りものをプレイしたわけですが、キャラクターごとの役割の妙があって、他のプレイヤーからいいカードが集まってくる上に、自分のカードがあまりよくなかったこともあって、普通にプレイしていたのでは、とうてい裏切れないような感じになっていました。
結局、最後まで大きくゲームを動かすこともなく、とはいってもイベントのタイミングなどもあって、9-3 → 7-5 でゲームセットとなりました。終盤は、どこでひっくり返そうか迷っていたところもあって、正体はばれていた模様でした。
これ、普通にプレイしてみると、裏切り者になったときの裏切るタイミングがかなり難しいです。選択肢がないように見せかけてみたり、キーカードがないように見せかけてみたりと、見えない情報を活かすのがいいのかもしれません。告発のタイミングもありますが、動くときは一気にということになるでしょうね。
パワープレイすると、さすがに飽きが来てしまうかもしれませんが、はやっているうちに何回かプレイしたいですね。
ちなみに、Days of Wonderということで、コンポーネントはかなりきれいです。その分値段もかなり高価で 8500円ほどします。ゲームサークルにあるといい感じのゲームかもしれませんね。
2ゲーム目は、テストプレイがしたかったということもあり、正式名称が決まった「マーケットトレンド」をプレイしました。とはいっても、プレイヤーが十分そろっていたので私は説明抜けをしましたが。
今回は、おおよそ1か月ぶりの調整ということで、前回から新要素をいくつか加えています。値段変動のルールを簡易化し、下がりすぎ、上がりすぎの対策を入れるようにしました。また、後半ラウンドの最大売却のボーナスをかなり高く設定しました。
このあたりの変化がどう動いているかを見るのが目的でしたが、今回はうまく作用しているような感じがしました。とくに、新要素で入れた、他のプレイヤーと同じものを妨害するとマッチボーナスがあるので、読みの要素がさらに上がったような気がします。
ゲームとしては、最後の 2ラウンドでそこそこの値段で大量売却に成功し、最大売却ボーナスを稼いで差しきりという感じになりました。
実際にプレイしてみないと分からないところもあるので、何回かプレイヤーとして参加して感覚をつかみたいところですね。今回の要素変更で、ひとりテストプレイができないゲームになったので、そのあたりは実際にプレイしてみて感覚をつかむしかないでしょう。
テストプレイ終了後、時間が来たので早めに会場を後にすることにしました。今回も、遠くからの方や久しぶりの方などいろいろといらっしゃっていたので、あまり時間がとれなかったのは残念です。
来月以降もしばらくはテストプレイをはさみつつ、いろいろとプレイしていこうと思うので、よろしくお願いします。
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