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2006年10月21日、第3週は久しぶりかもしれない JAGA例会に参加してきました。時期はいつもと同じですが、場所はいつもと違うところで開催されました。今回もプレイしたゲームのレポートをお送りしましょう。
今回と、次回の会場は溝の口ということで、実はいつもの目黒会場よりも近かったりするわけです。会場が目黒以外なのは、参加できなかった2003年11月以来でしょうか? 昼食難民になったりしつつ、14:20 くらいに会場入りしました。次回はちょっと考えた方がいいかもですね。
会場は、駅近くのビルの上ということですが、かなり立派な感じの施設ですね。別のイベントもあったりしてけっこう混雑していました。
まず最初に、できるものをやっておけということでオリジナルゲームのお披露目をやりました。形は変わるかもしれませんが、読みあいの要素がある競りゲームです。
今回が2回目のプレイということで、まだまだ探りながらのプレイが続きます。前回とは違うメンバーでプレイしたこともあり、いろいろと意見が聞かれました。競りの悩ましさみたいなものが伝わればと思っています。
いろいろと意見をいただいたので、また大きな改版が入るのではと思います。次はTGFになってしまうかもしれませんし、もう1回チャンスがあるかもしれません。調整が必要そうであれば、無理に来年の GM合わせにする必要もないかもしれませんね。
先月のJAGAに引き続き、「蒸気の時代」をプレイしています。一時期の「メディチ」なみにパワープレイしているような気がしますね。連続で登場しているゲームなので、紹介は省略しましょう。
今回は、エキスパンションから「西アメリカ」(Western US)マップをプレイしています。ミシシッピー川から西海岸までの範囲を扱っているもので、線路敷設にかなりのコストがかかるアパラチア山脈を真ん中にはさんでいます。東側は、都市が多く線路も引きやすいのですが、そのぶん競争率が高くなりそうです。西側は地形がとにかく厳しいですね。
このマップに限って、初期所持金が多めなので比較的楽に序盤を進めることができます。といっても、ミシシッピー川や沼地、山に線路を敷設する必要がありますから、資金繰りは決して楽なものではありません。あとは、大陸横断鉄道の要素がいい感じで効いています。
6人プレイで、西海岸2人、ミシシッピー側4人という感じになったのですが、2ラウンド目〜3ラウンド目に思いっきり脱出路を絶たれてピンチな状態になりました。いや、早めに 3 Linkに設備投資をして長距離路線を引くつもりでいましたから。
4ラウンド目に多めに株を取ってUrbanizationを獲得しサンタフェ行きのドル箱路線を完成。大陸横断鉄道には乗れなかったものの、5〜6ラウンド目で、山脈タイルを置換を利用した(置換の方がコストが安いのです)プレイで、一気にロサンゼルスへ到達。ここで 5リンクの大陸横断輸送が 3回もできたのが大きかったですね。
最終的には、1ラウンドくらい早く黒字経営になり、収益で逃げ切りました。中盤の Urbanizationに乗れたのが大きかったような気がします。
ゲーマーズゲームということもあり、難度自体は高いのですが、これだけの濃いゲームが2時間ちょっとで終わるというのはかなりすごいものがあります。本当に、新しい時代の鉄道ゲームということで1つ所有しておきたいゲームですね。いまは、アメリカでも生産中の段階ということで、しばらくは品薄な状態が続きそうです。
到着時間が遅かったこともあり、この時点で 18:30 くらい。最後のゲームということで、5人でプレイできるTake Stockをプレイしました。これは、「いたストパーティー」の時に和訳を作ったものをプレイしたので、2回目ですね。
カードを使い、株式の相場を操って得点を稼ぐゲームです。「フリンケピンケ」に近いかと思ったのですが、相場がダイナミックに動き、イベントカードなどもあったりして、もう少し時間がかかる感じです。
5人の場合は、カード枚数が少ないということで、ちゃんと収束するようになっています。2回目ということもあり、株式分割の使い方とかそのあたりもだいぶつかめてきたような感じがします。
4人と5人との違いは、かなりはっきりとしており、今回はイベントカードが尽きて終了というのは2ラウンドだけでした。4枚だとちゃんと手札が使い切れるバランスになっているようです(前回は手札が増えるカードが出たおかげで泥沼化した記憶もありますが)。
もうけられるラウンドと、そうでないラウンドがはっきりと分かれているというのもありますが、株式公開をすると手の内が見えてしまい、マークされやすいので、やはりストックオプションの使い方は重要です。今回は、最終ラウンドでためていたストックオプションを行使して 80もの収益が上がり一気にゲームが決まりました。
プレイ時間は 60分ちょっとと、見た目よりも長いですが、相場を操っている感のするゲームだと思います。あと、アメリカの会社の作品ですが、このゲームの箱は非常に収まりがよく、この点でも評価できるかと思います。和訳つきのものが出るまでもうしばらくかかるかと思うので、そのうちに楽しんでおこうと思いました。
この時点で 20:00 を回っていたので、急いで片付けをして終了とあいなりました。
今回は、10名ものメンバーでのアフターで場所に困ったのですが、居酒屋でほとんどノンアルコールといううっかりを実施したりしました。帰りも帰りで、電車のホーム越しでDS通信プレイだったりと、ネタ満載のアフターでした。
来月も、同じ会場での開催になります。ピンポイントの祝日+投扇興大会ということで、ゲーム数は少なめになるかもしれませんが、楽しんでいこうと思います。
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