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2007年11月24日、3連休まっただ中のJAGAに参加してきました。この週はイベントが目白押しだったためかなりレポートが遅れている状況ですが思い出せる範囲で紹介しようと思います。
出だしは、購入したばかりの「ヤギ戦争」をプレイしました。各所でなかなかの評判だということで期待しつつやってみました。
トリックテイキングに属するゲームではありますが、スートは全くなく、切り札もないというきわめてシンプルなものです。目標点を超えないようにできるだけ得点を稼いでいきます。
かなりシンプルなルールで、ともすればゲームになっていないのではと思われるくらいですが、攻めどころやカードの出し方など、トリックテイキングの基本的な駆け引きの妙はありますし、限られ立て札の中でどう組み立てていくかを考えるタイプのゲームですね。
初手番のリードだけが厳しい(下手なカードを出すとトリックを取らされてしまうため)という印象はありますが、人数分ラウンドをプレイするということもできるくらい手軽なゲームなので、許容できる範囲ではと思っています。
Amigoのゲームですが、この会社はこのくらいの手軽で面白いカードゲームが多く、個人的に好きなメーカーのひとつですね。ライトな層にも十分対応できるので、いろいろなところでプレイしておきたいと思っています。
レポートでは1回分でまとめていますが、この日は3回ほどプレイしましたし、貸し出してプレイということもありました。新しい定番カードゲームになるかもしれません。
お次も新作ですね。こちらはこの時点ではまだ一般販売されていませんでした。タイトル通り、「ゴキブリポーカー」と同じ所から出しています。こちらは脳力系ゲームですね。
カードに出されている野菜の名前を、3秒以内に余計な言葉を発することなく言っていくというゲームですが、同じものが出てきてしまったときのルールや、制限が加わるゴキブリカードが入っているおかげで、状況によってはかなりややこしいことになります。
考える時間は2秒くらいはあるので、ひと呼吸置いて落ち着いて発声をするというのがいいかもしれません。この系統のゲームだと、もっとテンポよく正解をいうものが多いのが違いということになるでしょうか。
ジャンルがジャンルだけに、得意不得意や好き嫌いが分かれるところかもしれません。コミュニケーションゲームに近いので折りを見てプレイする感じがちょうどいいのではと思いました。
卓分けの都合で3人になったのでちょうどいいのはと探していたらたまたま空いたのでプレイしてみました。
プレイ自体はかなりひさしぶりですが、コマの置くタイミングも層ですし、攻めどころ守りどころがなかなか悩ましいですね。3人の場合は、一旦リードしても 2人の力を合わせて大きな都市を完成させることで逆転が狙えたりもするわけです。
終盤になると、これが出れば完成してコマが戻ってくるとか、得点がだいぶ変わるとかという当たりタイルが出てくるのですが、ここで明暗が分かれた展開になりました。最後の最後は全面都市のタイルという珍しい終わり方になりました。荒れた展開に思われたのですが、点差は2点ずつと非常に僅差でした。
3人ゲームはなかなかいいものがないというかたも多いかと思いますが、このゲームは3人プレイにも適しています。4人でプレイするのにもいいので、このくらいの人数幅で遊ぶ機会が多い方にはおすすめです。ドイツゲーム大賞を取った作品ということもありますが、今遊んでも色あせない面白さがあります。
そして、ここでTGFの準備として一度プレイしてみました。バランスを変えた「東京乗車券」です。前回からチケットを全面刷新して、マップのバランスも若干取り直したものを用意してきました。
TGFですでに公開しているので、ここでの展開は若干省略しますが、チケットの大量達成だけでゲームが決まってしまったような感じになりました。短距離チケットが多いということもあり、Globetrotterから最長路のボーナスに変えた方がいいという意見があったり、チケットの一部に得点の誤植があったりといろいろと意見をもらいました。
翌日までには大変そうな部分もあったのですが、即日修正を充ててTGFに出しています。ここでのテストプレイをやっておいて正解でした。
最後は、TGFに出てきそうなゲームということでプレイしました。うまいタイミングでお茶を出荷して得点を稼ぐというゲームですね。
マップ上を移動して、お茶タイルを取って出荷してという流れを繰り返していくのですが、大量得点を稼ぐにはいろいろとタイミングをみて行動する必要があります。そして、効率よく行動するためには得点を支払って長距離移動をしていくということも必要になってきます。
メンバーによってだいぶ様相が変わるゲームだということですが、今回は若干重い展開になりました。効率よく動くとなるとそれなりに計算しなければ行けませんし、他のプレイヤーの動きを見る必要もありますからね。
大量出荷で大量得点をすると一気にゲームが終わってしまうため、全員が力を合わせて得点を下げるというチームプレイも見られました。抜け出せる機会はそこまで多くないので、目標の得点ぎりぎりでの攻防が繰り広げられます。
それなりに本格的なゲームですが、メンバー依存で重くなってしまうのと、タイミングが合わないといいところもなく終わってしまうというのが難点だと思いました。手持ちのものがなくなってしまうと、それ以上得点を稼ぐことが難しいですから。
翌日はTGFもありましたが、10人という大人数でのアフターになりました。事前準備とか今後の話とかいろいろと詰めることができました。
これを書いているときには、次回のJAGAがもうすぐ迫っています。外でのゲーム会に参加する機会も一時期より減りましたが、JAGAだけは定期的に参加していきたいと思っています。
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