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2009年3月21日、3連休のど真ん中でJAGAに参加してきました。所用があったりで遅い時間帯からのスタートになりましたが、いろいろと試すことができました。ゲーム数が少ないので簡単にレポートします。
前々日にちょっとした話があり、JAGAの開始前の時間帯に、別の場所に顔を出すことにしました。時間との兼ね合いで挨拶程度しかできなかったのですが、新しい試みなので機会があれば参加したいですね。詳細については取材許可を取っていなかったので、省略ということで。
会場到着前に、いろいろと連絡があったものの、遅れて入ると事前連絡したためか、最初のゲームが始まったのが 16:00 ちょっと前でした。
先月JAGAでお披露目して以来、絶賛バランス調整中の「日本乗車券」をプレイしました。3月に入ってからもことあるごとにテストプレイをしているのですが、マップの形状などの兼ね合いがあり、かなり調整が難しいです。チケットの振り方など、ほぼ毎回変更してきています。
この日にプレイしたバージョンは、前回の反省点から、長距離チケットを準備し、そのほかのチケットの距離を短く設定しました。チケットの枚数は 6枚+20枚の合計 26枚です。ルールとしてはヨーロッパ版に近い感じになっています。
序盤で、青函トンネルにコマが置かれたところで、方針変更を余儀なくされたプレイヤーが出た模様で、全体的に西側が荒れた展開になりました。西日本に 3.5人+東日本に1.5人という別れ方になりました。
西日本は、競争が激しく、先にルート確定させる必要があり、かつ新幹線ルートは距離が短いので手数がかかる一方。同じくらいに手数がかかると思われた北海道が終盤まで1人という状態で、チケットの先引きができるほどの余裕があった模様です。
結局、北海道のチケット大量達成と、長距離路線全達成ということが起こり、最長路線賞なしで 126点、2位と 22点差の圧勝でした。
長距離チケットは入れるべきかどうかを迷いましたが、15点以上の長さを作るとなると、どうしても北海道から本州や、本州から九州のルートが必要になり、ゲーム上最低枚数の 6枚分ですらぎりぎりという状態でした。覚えゲーになるので、本当はもっと枚数を入れたいのですが。
長距離で5人中4人以上のルートが重なったらひどいことになるというのはわかっていましたが、北海道/九州に関わるチケットは 4種類で、全パターンでかぶることはそうないだろうという判断で採用していたのです。
今回のゲームは、初期でとった長距離と中距離チケットで山陰〜北陸〜東北+東北〜北海道というルートを採用し、中距離の要所を難度の低い 2本路線で先確定。これにより、長距離チケットで北海道に入れるはずの1人が入れない形になり、西にあふれ出たためです。
あふれ出たときに、もうゲームとして破綻していると思ったのですが予想通りでした。とりあえず確定の話もあるわけで、長距離チケットをゲーム上有効な枚数を入れるのは無理と判断しました。
日本海側に人が来ない問題は、チケットの振り方でだいぶ解消されましたが、逆に首都圏が終盤までがら空きになっており、このあたりはチケットの振り方を変える必要が出てきました。
感想戦では、北海道のみで勝てるとの話題になり、チケットを大幅削減が必須ということになりました。これまでプレイした中では、一番最初のプレイが一番チケットとしてのバランスがとれていたような気がしたので、全体的な組み替えをという感じになりました。
「東京乗車券」「日本乗車券」とテストプレイはそれなりの回数こなしていますが、ゲームの序盤で破綻していると気づいたのは初めてかもしれません。時間をかけてじっくりと調整するつもりなのですが、まだまとまるまでに時間を要しそうです。
テストプレイの機会が翌日もありそうということで、どうなることやらという感じだったのですが、このあたりは翌日のレポートの時にでも。
「日本乗車券」のこともいろいろと考えておきたいところだったのですが、新しい創作ゲームのテストプレイに協力してほしいということで、参加しました。
お絵かきコミュニケーション系ゲームですが、絵心をあまり要求されないくらいお絵かきの制限が厳しいゲームです。使える図形は直線と円(半円、だ円はNG)だけなのです。少ない部品数で描くことも要求されますが、正解してもらうのが第一なので、そのあたりの兼ね合いが難しいのです。
何回かプレイしてみると、うまく省略できそうなところがわかったりとか。ほかのプレイヤーの作品を見て気づくところがあったりとかそのあたりがおもしろいところではあります。
チーム戦のルールと、少人数向けの回答者制のルールの2通り、プレイヤーを追加したりしながら楽しみました。これは、第一印象としてはかなりおもしろいゲームだと思いました。
このゲームの場合、お題を作るのが一番難しいのではと思います。簡単に描けそうなものが描けなかったり、逆に手数がすぐに確定するようなものになってしまったりしますから。
アフターはいつもの場所で、「ぽんこつペイント」の印象が強く、アフターでもこのお題をどのようにして描くかとか、ルールについての話とかで持ちきりでした。
今月は、開始があまりにも遅くなってしまい、ゲーム数が少なく若干もったいないと思ったのですが、テストプレイと新しいものを試すことができたので収穫はあったかと思います。来月は、ゲームマーケットの作業もありますが、早めの時間からゲームができるようにしたいものです。
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