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● JAGA 2009年7月 ●

 2009年7月18日、3連休の初日ということで JAGAに参加しました。今回は事前に買い物をしてからということで、そこからの作品があったりという感じになりました。いつも通りプレイしたゲームのレポートをお送りします。


●ドミニオン 陰謀 [play:game]

 手始めに、英語版をその場で訳しながらのプレイで新作「ドミニオン 陰謀」をプレイしました。カードプレイにより、プレイに使用するカードや得点カードを購入し、最終的にデッキに入っている得点を競うというものです。

 TCG的な要素もありますが、デッキの質を調整するというのはこれまでにないですね。今年のドイツゲーム大賞を取った作品の追加セットで、このセットだけでもプレイが可能です。今回は単体でプレイしています。

 追加セットなので、若干文章を読まなければならないものもあったりしますが、新しい効果が増えると可能性が広がるというのはこの手のゲームのよさではあります。手探りでプレイしている頃が一番楽しいかもしれません。

 序盤から資金を集めて得点をという流れを考えたのですが、得点カードの購入開始のタイミングと特殊効果を見誤って得点が伸びませんでした。

 無印は日本語版も入手したので、どこかのタイミングで日本語版を導入したいのですが、なかなかタイミングが合わず買い物できないというジレンマがあったりとか。2セットでカードが1000枚近くになるので、持ち運びに大変なのが何点でしょうか?

●ファウナ [play:game]

 お次はここ最近よくプレイしているしっぽゲームをここでもやっています。最近のプレイレポートでの登場率があまりにも高いので、ゲームの説明は省略ということで。

 今回はカードもちゃんとシャッフルされて、いろいろな問題が出題されることになりました。エキゾチックな方はどちらかというと生息地域が少ない問題が多いですね。

 過程を楽しむゲームではありますが、生息地帯はおおよその気候帯を参考にしたり、スケールは実際の動物などを参考にしたりするのがよさそうですね。種類にもよりますが、体長と体重は相関関係はあるはずなので、そのあたりも参考にしながらでしょうか。

 特にスケールは、実物を見たことがあるのとないのではかなり違ってくるのではと思います。身近な動物も、ヒントになるかもしれませんね。

●日本漫遊記(仮)

 お次は、今回一番テストプレイをしておきたかった「日本漫遊記(仮)」をプレイしました。「レイルバロン」の日本全国版ということでテストプレイ中の段階です。

 今回は4人ということもあり、路線が比較的ばらけるようになりました。手数が限られているのと、要所となる路線は人数によるところがあるので、4人は比較的楽かもしれません。といっても、独占が多いマップではあるので、要所となる路線は出てくることになるのですが。

 今回は、チャレンジ失敗後のがっかりな目があったり、ラストチャレンジが手前で止まってあわや大逆転のチャンスという場面もあったりとこのゲームらしい盛り上がり方になりました。

 ゲーム時間の短縮という面はありますが、中盤から終盤にかけてはチャレンジ連発になることが多いですね。1回成功させてからが勝負かもしれません。

 路線価格については、前回よりだいぶよくなったのでしばらくはこのあたりのバランスでと思っています。

●日本乗車券

 お次は、持ち込みゲームが少なかったため、「日本乗車券」を4人でプレイすることにしました。ここのところ5人ばかりだったので、たまにはいいものですね。4人の場合は3本並行路線は先着2名という制限がつきます。

 この制限がうまく動いているようで、5人の時に近い緊張感があります。チケット勝ちをする場合幹線をいかにつなげられるかが重要になってきますからね。

 といいつつ、今回も路線の素点と最長路線で圧勝という感じになりました。一部チケットのバランスを変えるかもしれませんが、2位がきれいに並んだのと最長路線と、最後のチケット2枚あたりがなければ届きそうな感じだったので、大きくバランスを変える必要はなさそうです。

●サギ師 [play:game]

 最後に、最大人数となる 7人で「サギ師」をプレイしました。ブラフ系のゲームですが、カードを使っているためどのカードが出たかでだいたい数値がわかるのと、負け抜けではないので最後まで楽しめるというのがいいですね。

 7人の場合当然、カードが多く登場するので相場が上がってきます。といっても勝負をかけて大きくビットしたら、残り1枚のカードが「7」で足りなかったりと事故もそれなりに起こりやすくなっています。

 ダイスではないので、出る数字は限られていますし、一気にジャンプビットをかけるよりもじりじりと追い詰めていった方が楽しいのではと思います。賛否両論あるようですが、過程を楽しむという趣もありそうですね。


 アフターはいつものところで。創作ゲームのテーマとか、そのあたりの話をしながらという感じになりました。今回もテストプレイはできましたし、気になる新作もプレイできたのでいい収穫になったと思います。次は、お盆まっただ中の8月、いろいろな意味で慌ただしい参加になりそうです。


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