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● JAGA 2009年11月 ●

 2009年11月28日、今回も4週目のJAGAになりました。先月は別件でお休みしていたのと、TGF前日ということで前夜祭モードになりながらも、ワードバスケット大会にも参加という感じになりました。1週遅れのレポートなので簡単にプレイしたゲームを中心に。


●ショッピングパニック

 ワードバスケット大会までそれほど時間がなかったので、ざっと4人でテストプレイをしています。初プレイの方も入ったので普通のデパートでプレイしています。イベントの関係上ではなく、普通に得点計算をしたら昼食を取らない方が得点が高いという状況になり、初めて昼食なしの終了をやりました。

 最終得点でふたを開けたら、2点差で届きませんでした。昼食を取らない場合同点ではことごとく負けるため、実質3点を取らなければならないですね。急激弐得点をあげるのにはカードの力を借りないと大変そうではあります。

 残り25分の場合、買い物のみで取れる最高得点は 10分+15分+限定品+お得意様限定品で食事と同じ10点です。それを超える得点を取る場合、買い物リストの完全達成での 7点を取る必要があるのでかなり確率は低くなるかと思います。

●魔法の豆スープ(仮)

 お次は翌日のTGFの作品で、これまでテストプレイしていなかったものです。簡単に言うと瓶から豆を出していくリアルタイムアクションゲームです。

 思った通りに豆が出せないのがもどかしいゲームですね。3ラウンドの合計得点を競うという感じになるのですが、今回は単発で1ラウンドを何回かプレイしていました。見た目が軽い作品なので、得点ルールもシンプルな方があうのかと思いながら、あとはコンポーネントをどうするかも問題になりそうですね。とはいえ、他ではなかなかプレイできそうになりそうですね。

●ワードバスケット(大会) [play:game]

 今回は、ワードバスケットの再販記念ということで、大会が開かれました。再販と行ってもプロトタイプ版から、長岡書店版、ゲームマーケット再販版ときて製品版では第3版になりますね。

 ゲームのジャンルを一言で表すと、リアルタイムアクションしりとりゲームです。バスケットに入っている文字で始まり、手札に書いてある文字で終わる言葉をいいながらバスケットにカードを入れていくというゲームです。いち早く手札をなくしたプレイヤーの勝利です。

 一時期は結構プレイしていたのですが、最近はほとんどプレイしていなかったデカなり久しぶりですね。そして、原作者もこの大会に参加されています。

 予選、準決勝は、10戦勝負で、各テーブルの上位2名が次のラウンドに進出できるというルールです。実力差が出やすいゲームではあるのですが、ハンデキャップが比較的つけにくいゲームでもあります。予選は2位通過したものの、決勝はポイントが取れないまま終了し、観戦に移りました。

 準決勝あたりからですが、言葉を選んでいたら速度で負けるというのがよくわかります。手札でコンボを作るというのもありますが、それっぽい言葉をどんどんと押してしまうという勢いに任せた感じになりやすいようです。

 出てくる言葉も、ワイルドカードの使い方も慣れてくるとだいぶ変わってきます。ゲームの性質上「決まり字」があったりとか、拗音は文字数を稼ぎやすかったりとかという細かいテクニックがあります。あとは熟練者はリセットも多用してきます。

 決勝戦は全20戦のポイントマッチでしたが、いろいろな言葉が飛び交うまさにドリームマッチでした。ちょうど手元に録画した画像があったので、1戦だけ出てきた言葉と経過秒数を追ってみましょう。

[スタート](え)、エッチ(1秒)、ちまめ(3秒)、メール(5秒)、ルーツ(6秒)、つんく(7秒)、郭(くるわ)(8秒)、わっぱ(9秒)、藩主(9秒、リーチ)、ゆきだるま(Wild 5)(11秒)、マンタ(12秒、リーチ)、[リセット](ら)(13秒)、らんま(14秒)、マクワウリ(16秒)、良貨(18秒)、簡素(21秒)、ソナー(23秒、リーチ)、[リセット](み)(24秒)、ミートローフ(Wild 6)(26秒、上がり)

 このラウンド経過時間はわずか26秒、出てきた言葉は16個、1.6秒に1個くらいという速さです。4人プレイでリセットは2回なので、残り手札は合計6枚ですね。

 そんなこんなでいいゲームを見させてもらいました。ワードバスケットもたまにはいいものですね。

●日本乗車券

 久しぶりにこちらをプレイすることにしました。今回は5人でプレイしています。

 全体的に狭いマップが特徴なのですが、今回は東海道方面に4人が偏ってしまいました。たまたま単独で東北方面に出られたので、カードを大量に引いて北海道に向かうプレイに走りました。なかなかあたりが引けなかったのですが、それでも 8枚まで枚数を増やしてカードの得点で逃げ切りました。終盤は若干ターン数が危なかったかもしれません。

 日本乗車券の場合は特にどこに出てくるかが重要になってくるようです。東日本2人、西日本3人くらいになるとバランスが取れているような気がしますが、カードの都合もありきれいにならないのが特徴ですね。長距離路線の得点は意外と侮れないので、そのあたりも攻略のポイントになるかもしれません。


 アフターは、翌日の作戦会議とか、クイズ番組の歴史とかそんな話になりました。ともかく、久しぶりにワードバスケットのおもしろい試合が見られてよかったですね。


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