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● JAGA 2010年1月 ●

 2010年1月16日、年明け最初のJAGAに行ってきました。出発前にちょうどゲームマーケットの募集スタートのお知らせが出ていたのを確認したので、作戦会議も兼ねてと生きたかったのですが、今回もメンバーが集まらずということで普通にプレイしています。


●テストプレイ

 先月と同様、手始めにゲームマーケット向けの企画ゲームをプレイ。調整がまだ完全には終わっていなかったので、ボードを残したまま 3人でプレイしました。3人の場合若干短い感がありますが、そのあたりも含め調整を進めていこうと思ったのでした。2月中旬くらいまでは調整に時間をかけても大丈夫だと思っています。

●ショッピングパニック

 こちらは、ゲーム自体はほぼ最終版ということで、3人でテストプレイをしました。3人の場合は限定品が出てくる数が少なくなります。それほど人数依存性の大きくないゲームではあるのですが。

 混雑イベントがまとまって出たときの方針の決め方が難しいですね。5分のペナルティーを受けて移動した方がいいのか、そのまま動かずに買い物を続けた方がいいかはまさにその場の状況を見てという感じになります。

 ボードは、2通り×2枚の4通りで、初期ボードはわかるようにする予定です。ゲームシステム自体は確定させて、あとはボードデザインやカードデザインなどをという段階でいいかと思っています。今年のオリジナル作品としてゲームマーケットに出展の予定です。

●オートモービル [play:game]

 時間がありそうだったので、JAGAでは珍しく長時間ゲームをプレイしました。先週の横浜ゲーム会(未掲載)でもプレイしたのですが、こちらでもプレイすることに。

 自動車産業の黎明期をテーマにした経済ゲームです。工場を建設し、自動車を生産/売却してお金を稼ぐゲームです。Wallaceのゲームにしては珍しく現金勝負のゲームですね。

 工場を建設、自動車を生産し、売却していくわけですが、4ラウンドで各ラウンド3アクションしか取れる行動はありません。さらに、自動車には需要量が決まっており、売れないと損失つきで廃棄処分になってしまいます。現金を稼ぐ手段は自動車を売却することしかないので、限られたパイの中でシェアをいかにうまく獲得することができるかがポイントになってきます。

 このゲームの特徴は、車種ラインナップと、売却のルールにあります。高級車、中級車、大衆車に分かれるのですが、各カテゴリーごとで需要が独立していますし、工場も分かれています。需要は決まっているので、ライバルが少ないとそれだけシェアが広がりますが、競争になったときには、いかに魅力的なものを作るかが勝負になってきます。

 新しい車種の方が優先的に売れますが、新機能をつけたりすることで売り上げを伸ばすことができます。また、ダンピングをして売るということも選択肢として出てくるかもしれません。売れ残りは、損失付きの廃棄処分なので、生産計画も重要になってきます。

 このゲーム、周りの動向を見ながらというところは大きいですが、ある程度ハイリスクハイリターンの戦略をとることが勝つためには必要になるのではと思います。また、競争の少ないブルーオーシャンに乗り出すのも強力ですね。シビアな経済ゲームではありますが、ボリュームのあるゲームではあります。


 時間は若干あったものの、プレイするゲームとかの兼ね合いもあり早めに会場をあとにすることに。アフターは今回も少人数のため、ラーメンでした。来月からはゲームマーケットの準備期間ですが、情報交換も気分転換も兼ねてできるだけ参加したいですね。


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