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● JAGA 2010年8月 ●

 2010年8月21日、前回は旅行で参加できなかったので、2か月ぶりのJAGAに参加してきました。8月頭にワードバスケット大会があったので、あまり久しぶりという感じもしませんが。というわけで、今回もプレイしたゲームをダイジェストで。


●ワードバスケット [play:game]

 ついたて将棋を観戦したあとは、時間あわせということで「ワードバスケット」をプレイしました。ハンデ戦ということで +1文字の制限があったりとか。3文字/4文字のスピードでは文字は出せませんね。4文字の言葉は通常では上がり条件になるので、そのあたりの練習になったりします。

 使いにくい文字として「へ」「ぬ」などがあったりしますが、リセットで引き直した方がいい場合と、ギリギリまで粘った方がいい場合がありそうですね。な行のラインワイルドも微妙に使いにくかったりします。

 「へ」で終わる言葉は少ないので、濁音や半濁音で攻めたり、地名で攻めたりというのがメインになるでしょうか。「鍋」で終わる言葉とかもありそうです。「ぬ」はそのままの文字しかありませんが、4文字以上の言葉になりやすかったりとか。「犬」で終わる言葉あたりを探すのもありでしょう。

●Auction-H

 初お披露目のオリジナルゲームです。Hammer Works(無印)の作品では珍しい競りゲームです。再現されやすいジャンルではあるので、簡単に雰囲気だけ。

 所持金は決まっていますが、お金も最終的な得点に変換されます。得点レートの違いがこのゲームのポイントになってきます。あるプレイヤーからは支払っても十分元が取れるものが、他のプレイヤーからはそうでもなくなってくるというのもありますし、うまくレートが上がれば利益が期待できるような状態もあります。

 競り落とした資金は循環していくので、何もしなくても得点は増えていきますが、お金を占めても、落札価格自体が安く上がってしまったのでは意味がありません。

 プレイした感じは、思ったよりも重い感じになりそうだということと、意図したとおりに動いたという印象は受けました。細かなルールが曖昧だったり、プレイ時間やバランスの調整はまだまだ必要そうなので、しばらくは調整して行こうと思います。競りゲームなので最終的にはプレイヤー間でバランスを取っていくことになるのですが。

●シティープラン3(仮)

 こちらは、5人でプレイで観戦ということで久しぶりに動きを見ることにしました。前回の反省から、特殊施設が絡まない建てきりボーナスを大量にアップさせたのですが、それでも届かないようなそんな感じになりました。5人プレイというのもあるのですが、補助金が最後の収入カードになるのは珍しいかもしれません。

 マニフェストは新しいもので十分に動きそうな気がします。特殊施設について扱いを迷っていたものを相談して、ちょっと調整を入れたりとかそんな感じになりそうです。さすがに 3回目となると、新しい特殊施設のバランスが取りにくいですね。

 こちらも、まだしばらくテストプレイを続けていきますが、9月中にベータ版まで進めたいですね。そのためには、新しいカードセットでバランスを見ることが必要そうです。

●メディチ [play:game]

 6人では久しぶりに「メディチ」をプレイしました。5人の「メディチ」はそれなりに需要があるのですが、6人というのは珍しいのです。抜けるカードが全くなく、カウンティングできるというのが大きな違いです。得点ボーナスは 30-20-10-10-5-0 と10点が 2人になっています。

 1ラウンド目は、3枚めくって当たりを引きに行くという運頼みの作戦に。全体的に値段が高いときに取る戦略ですが、自分で 0点のカードを 4枚も引いていたのではそんな作戦を狙ったほうがいいのです。安く高得点が転がり込んできての2ラウンドが勝負になりました。

 ここで、早上がりと価格競争という場面から、やはり待つしかないという展開だったのですが、競合相手が早上がりしていたところで、コショウが3枚まとめて出て、一気に順位逆転。流れているコショウはないので、残りの2枚をすべて手に入れれば一気に20点ボーナスのラインの届くところで、完全達成に成功し 3ラウンド目までの安定収入が手に入りました。

 このラウンドでカードが1枚足りないという自体があったのですが、何とかゲーム復旧までさせて最終ラウンドへ。2ラウンドで行き着いていると逆に攻めるのが難しいのですが、価格競争に遭ってしまったのと、カードを一気に流されたので染料は 10点ライン止まりの4枚終了。結果として 1点差し切られての終了でした。

 2ラウンドで品物を集めきってしまうと得点勝負に行かざるを得ないのですが、そういう場面では高得点のカードが高騰してしまい、全体的な競り値が下がるのでこういうこともあるのです。

 6人の場合、完全にカウンティングがされてしまうことと、競争にさらされやすいというのはありますが、やはり「メディチ」は面白いですね。プレイ時間が意外とかかったので、このゲームが最終になりました。


 アフターはいつも通りということで、いろいろなトークを交えてたっぷりという感じになりました。今後の方針も決まりつつあるので、調整しながら暖めていったものを進めていくようなそんな感じになりそうです。


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