トップ > アナログボードゲーム > 雑記

● JAGA 2011年1月 ●

 2011年1月15日、今年最初のJAGAに参加してきました。正月休み、いたストオフとあり、久しぶりのアナログボードゲーム分補充の機会です。というわけで、プレイしたゲームをレポートしていこうと思います。


●ロンドン [play:game]

 最初は4人ということで、4人までのものを優先的にプレイしています。年末に私家版の日本語化パッチを入れたロンドンをプレイしました。日本語化は、カードテキストと地図の地名についてです。一部は補足もつけた上で和訳しています。カードが読めるのは大きいですね。

 プレイのほうは、序盤からPaupersこそほとんど引かなかったものの、カードの巡りはかなり悪い方でした。収入源となる茶色のカードがほとんどやってこず、初期の山では珍しいピンクのカードが手札に 2枚とも来ていたりもしました。

 資金不足で借金をしてもなおもカードがそろわないという悪循環に。いい収入カードが手前でカットされっぱなしになったのもありますが、自力で引いたのが 2枚くらいという状況でした。結局は、貧困ポイントは減らせたものの借金が全然返済できずで再開終了でした。

 後で山を見たら、ゲーム中に活性化した「現金収入のあるカード」はわずか 4枚でした。4ポンド、6ポンド+2点、6ポンド、7ポンド+1貧困ポイントと大量収入のカードも 1枚もなかったりとか。Bのカードで皮革工業を使わざるを得ない状況という時点でどうしようもないという感じではあるのですが。

 4人の場合は、この手の事故が起こりやすいですね。貧困ポイントを減らせないとか、土地を買うことができないとかということもままあったりするのです。

●ほんのきもちです [play:game]

 作者本人も久しぶりにプレイしました。1月ということで縁起物ですね。10万点分の得点札をのし袋に入れて、入っている得点を予想しながら最も多くの得点を回収するというゲームです。読みあいのゲームではあるのですが、何のゲームをしているのかというリアクションが見られたりします。

 久しぶりのプレイですが、いろいろと慣れた感じでセキュリティーが堅かったりとか、厚さでは判断しにくくなっていたりとかそんな感じではあります。自分ののし袋の中身は知っているというのがポイントで、誰のものをどのように回すかがポイントです。

 今回は、待ちの作戦をとりましたが、あまりにも待ちすぎて実入りが少ないものしか残っていないことになりました。明らかに危ないものは最後まで残りやすいので、適度なタイミングで回収するというのも重要になってきます。

 久しぶりにプレイしましたが、最近でも季節ものとしてプレイされているようでいいですね。のし袋の中に入るのはあくまでも得点札なのでご注意を。

●太陽、海、そして砂 [play:game]

 5人ということで、こちらをプレイしました。今回が 2回目ですね。ワーカープレイスメント系といったらいいでしょうか。真新しい要素はそれほどないものの、それぞれの要素がうまくまとまっているという感じです。

 5人でプレイすると、4種類の観光客ということでどこかで競合が起こるのですが、そのあたりが今回のポイントになりました。過当競争で予約合戦という状況になったときにどのように切り抜けるかも大事ですし、ブルーオーシャンを保てるとやはり強いですね。

 得点の差がつきにくいゲームですが、中盤で単独で施設が成長し、そのアドバンテージで逃げ切った感じのゲームになりました。最終的には高得点の建物がそれなりに必要なので、そこに至るまでの戦略がポイントになりそうです。

●世界の七不思議 [play:game]

 時間が若干合ったので、5人でプレイしました。5人くらいがちょうどいいバランスかもしれませんね。6人になると過剰気味の文明も5人だとそれほど余裕がなく、かつ、文明ボーナスが入る空中庭園だったので久しぶりに文明を見たプレイをと思っていました。

 が、序盤で他に 2人も文明を取り始めたため、路線変更をすることに。1巡目で文明が 3枚見えていたので悪い予感はしていたのですが。その前段階として、材料ではなく工芸品からのスタートでどうなるかと思っていました。これも序盤に単独の材料しかこなかったというのが大きいようです。

 2ラウンド目は、中盤までなかなか流れに乗れず、高得点のカードも、地盤を固めるためのカードもあまり来ない状況に。ここからどうやって勝利を目指すのかと思ったら、持ち直すカードがやってきました。工芸品の所有数に応じた現金が入るバザールで資金不足を解消、そして終盤で生産力の高い材料を引いて、生産力が上がり、潤沢な現金がある状態で 3ラウンドへ。

 3ラウンドも初期の手札はよくなかったものの、中盤からコンスタントで 6点〜8点が入るカードが毎ターンやってきて、かなり効率のよい稼ぎ方ができています。結局はこの終盤の効率で逆転しました。全体的に得点の低い展開ではあったのですが。

 考えるところもいろいろとありますが、パワープレイをすると戦略的に疲弊すると思われるので、1日1回程度に、折を見て楽しむというのがいいでしょうか。


 アフターはいつもの場所で、先週末の話が聞けたりとか。ゲームセンターの今後を考えるとか、どのハードまでが歴史かとかいろいろな話が出ました。

 次回は 2/26 と 1か月半くらい開いています。おそらくゲームマーケットに関することでもという感じになりそうですね。


トップ > アナログボードゲーム > 雑記