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2011年6月18日、ゲームマーケット開け最初のJAGAですね。会場は 17:00 まで、今回は投扇興大会ということだったのですが、起きた時間が遅かったことや翌日のこともあり、普通にゲームだけの参加になりました。今回もプレイしたゲームをお送りしましょう。数は少ないですが。
投扇興大会が始まるまでのちょっとした時間でプレイしました。今年のカワサキファクトリーの新作です。テストプレイで1回だけプレイしたのですが、そこからルールも変わっています。
飽きられないようにうまく芸をこなしていきポイントを稼ぐゲームです。ポイントは「俺がやるよ!」「どうぞどうぞ」が自然と組み込まれているところですね。芸をこなせば得点のチャンスにはなりますが、集めすぎると失点になりますし、逆に何もしないでいるとチキンチップを獲得し、減点対象になってしまいます。
他のプレイヤーの動向を見ながら攻めていくゲームではありますが、どこで手を引くかが難しいですね。他のプレイヤーの持ち札も基本的に見えるので、状況を見ながら空気を読んでこなしていく必要があります。
序盤にある程度攻めてから、中盤様子を見ていたのですが、チキンチップが貯まってきたこともあり、終盤は攻めに転じることに。単独で全部のカードを取ることに成功し、チキンチップの返却と、最大評価獲得などで20点近くを稼いで一気に逆転しました。
最終的な落としどころとして、シンプルな方向に持ってきて、プレイ時間も手軽でよくまとまっていると思いました。イラストもダチョウをモチーフにしつつもどことなくそれっぽい感じになっていていいですね。
投扇興大会は見学だけ。正座が苦手なのと花散里すら出ないというのはあったりしますが。何よりも目で楽しめるゲームですからね。見所は幻の真木柱(30点)でしょうか。当たった後の形を見たときにこれは高得点だと思えるようなそんな感じでした。あわや野分になりそうな場面も見られたりとか
ゲームマーケットの新作から、前評判の高かった登山ゲーム「K2」をプレイしました。今回は5人で、人数制限は緩く、夏山での挑戦です。
その名の通り、世界で2番目に高い山 K2を登山するゲームです。プレイヤーは2人のパーティーをうまく動かしてできるだけ高いところを目指します。高いところに上がれば上がるほど移動制限も厳しく、体力の消耗も激しくなります。さらに人数制限もあるため、移動できずに山の犠牲になるということも出てきてしまいます。
カードを使って移動や体力回復をしますが、これが 6日で一巡し全員が同じカード構成です。また、移動を一番多くしようとしたプレイヤーにはリスクチップが与えられます。これは行動のペナルティーか、体力の消耗かどちらかに使わなければならず、ぎりぎりの勝負ではかなり響いてきます。
ゲーム中のランダム要素として、天候の変化があり、体力の消耗が発生したりということもあります。これを見ながら登頂のタイミングをはかっていくことになります。ちなみに、無事に帰ってこれないと得点を獲得することはできません。
序盤からパーティーを分離させる作戦で進めることにして、1人は、ゆっくりと麓のベースキャンプで体を順応させつつ、先発隊は体力は移動ペナルティーの様子を見ながら天候の境目になる 7000m 地点手前でキャンプを張ることに。
今後の天候が 6000m代で悪天候か続き、山頂付近は何とかなりそうだったので、いち早く中盤で頂上に挑戦。回復カードと下りに使えるロープカードを全然見なかったので、チャンスと思い一気に山頂へ。体力は足りそうなのがわかったのと、消費の激しいロープで一気に安全地帯近辺まで下山に成功。あとは残り1人をいかに攻めるかにかかってきます。
終盤の頭で、全員が山頂を目指し、山頂近辺が混雑することに。天候がよかったこともありますが、その前の悪天候で体力が減った状態で、状況を見ながら登頂するということになりました。終盤に雪の予報があり、ここまでに体力を回復できるかがポイントのようです。カードで1人犠牲者が出ることが確定したりとか。
パーティーを分散させたこともあり、終盤の混雑+悪天候で人がはけたタイミングを見てもう1人も山頂に送り届けることに成功。体力回復もさせて、2人とも最終日までは持つことが確定。タイブレーカーの兼ね合いでこの時点で決着はつきました。
夏山で人数制限が緩いルールでやっても、カード次第で犠牲者が出てしまうくらいのバランスですし、完全登頂は難しいので、冬山だとどうなるか怖いところではあります。ルール自体はシンプルですが、山登りをしているようなそんな感じのゲームでうまくまとまっていると思いました。
アフターは、いつものところで。ゲームマーケットが終わったので今後のうっかり企画などの話が出たりとか。来月は、3連休の1日目の開催ですね。早い時間の開催になりますが、可能な範囲で参加できればと思います。
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