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今回は変則的に、2011年7月16日のJAGAと、翌日の 7月17日の巣鴨ゲーム会をまとめてレポートします。3連休といっても1日少ない連休ではあったのですが、ゲーム分を十分に補充することができました。簡単ですがプレイしたゲームをダイジェストで。
今回はカルカソンヌ大会の予行演習ということでしたが、時間が間に合わずにエントリーが終わってから会場に到着したので、観戦することにしました。
制限時間15分、2人対戦のカルカソンヌで基本的なルールは第2版以降と同じです。街道、都市の得点計算は構成されるタイル数、タイル2枚の都市は4点、草原の得点はその草原に接している完成した都市の得点×3点という感じです。持ち駒の数は7個です。
制限時間はチェスクロックで計測し、タイルの配置、コマの配置、得点計算が完了して次のプレイヤーの手番になります。唯一の違いは、自分の手番が終わったら、次のタイルを引いて内容を確認してよいというものです。時間切れは即敗北です。
カルカソンヌの場合、悩むと時間はかかりますが、さくさくと打てばそれほど時間はかからないです。時間制限があると慌ててプレイすることになりそうですが、早打ちというほどでもないという印象があります。とはいえ、2人でタイル引き切りまでプレイするので、それなりの手数はありますね。
少なめの人数でプレイするのにいいゲームではありますが、2人の場合は考え方も違ってきます。多人数と違ってパワーバランスをとる必要がないのですが、コマがなくなると極端につらくなるのがこのゲームです。いかに効率よく得点を獲得するかにかかってきているのと、草原をどこで取りに行くかがポイントになるかと思います。
4戦行いましたが、時間切れは特に出ませんでした。お互い数分間の時間余りが出るくらいなので、比較的余裕はあるかと思います。相手ターンの得点計算は忘れやすいので注意が必要ですね。ちなみに最終得点計算は持ち時間には含まれません。
初お披露目のゲームを登場させました。いくつかバリエーションがあるのですが、テストプレイで試せないものをやるのが今回の目的です。ゲームになっているかどうかを見るという感じでしょうか。
最初のメカニズムを見るところは地味な展開だったのですが、メインの部分は思った通りの派手さになりました。珍しく細かい数値をアドリブで入れたりしているのですが、基本構造としては問題なさそうです。
メインの部分を強調させた方がいいような気がしましたので、そちらでルールを膨らませる方向で進めようと思います。何回か再選要望があったので、メインのものは 3回くらいプレイしたでしょうか。
ちなみに、ちらは制作負荷の低い作りを意識しているので、秋向けの作品にしようと考えています。練り上げの期間はあまりありませんが、瞬発力勝負というところもあるので。
アフターは、いつものところで。今日の作品のこととか、今後の企画とかそんな感じで進んでいきました。ゲーム数は少なかったものの、試したいものが試せたのでよかったですね。
その次の日は、巣鴨で場所だけ確保したということで、ゲーム持参でのゲーム会に参加してきました。ここのところJAGAや横浜ゲーム会ではゲームをほとんど持ち込まないので、大量に持ち込んだのは久しぶりですね。直前にいろいろと買い物を済ませていたりもします。こちらは、プレイしたゲームを中心に簡単にお送りしましょう。
人数が多めに集まるという情報をつかんでいたので、準備してもらいました。今回はチップ10枚の短時間バージョンで。3ラウンドでゲーム終了しましたが。
ルール説明からやったのですが、思ったよりも説明に時間がかからないですね。そしてカード1枚のチェンジなのにいろいろなドラマが生まれるのはこのゲームらしいところです。見所は2ラウンド目最終戦の3人決戦で 6-6-10 の同点があったことでしょうか。さすがに 2ラウンド連取だと最後は消化試合ですが。
今回は 9人でしたがこのくらいの人数を裁けるゲームはなかなかないので、こういう場所では重宝します。
リクエストがあったので、7人でプレイしてみました。前日の JAGA前に日本語版を購入したので、初の日本語版です。インターナショナル版は言語依存は少なめですが、微妙に Eastern Trading Post と Western Trading Post のようなものがあったりするので、日本語化されていた方が望ましいと思っていたりとか。
初プレイの方もいらっしゃったので、今回は全員 A面でプレイしています。両隣がアレクサンドリアとロードスだったので、軍事も文明も狙いにくい形で、3ラウンド目中心に得点カードで地道に得点を稼ぐことに。1ラウンド目にちょっとだけ軍事に手を出せたのと、対岸で軍事の過当競争が起こったのと、2ラウンド目に文明が止まりきらない形だったので、あきらめました。
序盤もたついたものの、ほぼ自力で材料をだし、中盤で十分なお金が転がり込んできました。あとは3ラウンド目にいかに青いカードを集められるかの勝負でしたが、これはそこそこでした。軍事カードの束を送り込んだ2ターン後に、潮時かと思って獲得した軍事が最後の1枚、かつ逆転のカードで、都合12点を獲得して逃げ切りでした。
軍拡競争でうっかりしないのと、特に文明で回すとまずいカードは七不思議なり売却なりで渡さないようにするというのが重要ですね。3ラウンド目でほとんどの得点が入るようになるので、効率よくというのはあります。
お次は、クイズ向けの要素が入っているファウナを持ち込みました。5人でプレイしています。言語依存が強いゲームではありますが、ちゃんとゲームとしてもおもしろくできています。
紹介するときに、ネタバレを避けるとほとんど書くことがなくなってしまうというのが難点ではあります。通常版は久しぶりにプレイしましたが、それなりのレンジのスケールが悩ましいのです。しっぽの長さは難しいですね。
このゲームの場合、主戦場は生息地になるかと思います。スケールはかけられる場所も限られていますが、地域は選択肢が広く、まとめて正解すれば大量得点のチャンスだったりします。ただ、大陸を外すと全滅する危険性もありそのあたりが難しいところです。外れて失ったコマはなかなか帰ってこないので、そのあたりがリスキーですね。
勝負の分かれ目は、生息地の勝負でコマを失わず、大量正解を出したプレイヤーになるのかと思ったりとか。といっても、難しいものは本当に難しいですからね。
名作もプレイしようということで、昨日の大会でプレイできなかったこともあり持ってきました。基本ルールのみを 4人でプレイしています。
序盤に都市においたコマが道にふさがれる形で確定するタイルがほとんどない状態になっていたのですが、大当たりを拾って一気に回収。これが大きかったようです。もう一つ山場としては修道院が即完成する場所ができたのですが、こちらはとられていました。
3人以上の場合は、いかに手間をかけず大きな都市に相乗りをするかがポイントで、1回相乗りに成功し 14点の都市を2人が係で完成させています。あとは、2方向都市、2方向平原の 2手待ちの状態をずっとキープしていたら、同じようなタイルが都合4枚引けてそのまま単独 14点の都市が完成したというのも大きいですね。
この2つのアドバンテージがあり、草原がそれほど伸びなかったためにそのまま逃げ切りました。10点以上の都市の取りこぼしがないのは大きいのです。
デッキビルド系ということで、こちらをプレイして見ました。話には聞いたことがあったのですが、実際にプレイしたのは初めてですね。パイロットを乗せるというよそが追加されていますが、常にアクションが追加されるのでなかなか大きいのです。
基本的に、アクション数があまり増えず、圧縮させる方向に走るか、カードを引ききる方向に走るかという感じですが、ドミニオンより若干派手なバランスになっています。得点カードの「月」「地球」がかなりの高得点に設定されています。
速攻で回して得点カードを引ききる作戦に出たのですが、終盤足が遅くなっているうちにカードを全部回されて指しきられました。派手な効果が多いだけに、いったん事故が起こると全く動けない感じになったりしますね。このゲームでは、デッキを回しきって「月」の獲得は見られました。
裏番組として、「ブラフ」とか「ゲシェンク」から、「キャットアンドチョコレート」などいろいろとプレイされていたようです。昼過ぎから 20:00 くらいまでたっぷりと楽しみました。
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