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2012年3月17日、3月のJAGAです。いつもならゲームマーケット期間は遅い時間からの参加ですが、今回は時間帯のずれ込みの影響で、いつもの時間からの参加になっています。
JAGAが比較的短時間の参加だったので、翌日の横浜ゲーム会の様子も一緒にお知らせします。こちらも作業終了後に参加したので 3時間遅れの短時間モードです。
メンバーがちょうど他の卓でゲーム中だったことと、初めての方が入らしていたこともあり、こちらをプレイしました。時間的にも20分くらいと思ったのでざっとプレイしてみました。少なめの 3人プレイです。リンクは新装版にしています。
ここ最近の作品ではありませんが、ドイツゲームをプレイする上ではシンプルだけと深みがあるというのを体験してもらいたいと思って選んだのでした。20分くらいの枠や3人という制限はあるのですが。あと、JAGAには最新版の他に、旧版もあるのを確認しました。
3人の場合はバッティングは比較的起こりにくいのですが、それでも1回目からバッティングしたりとこのゲームらしい展開になりました。15が重なるのはありがちですが、マイナス回避の低い数字で重なるというのもよく見ますね。
このゲーム、プラス55点、マイナス15点で合計40点を分け合うので、3人の場合は14点は取らないと勝てません。となると、プラス得点は高得点を含む 3枚は取る必要があります。マイナス回避の必要もあるので、ハイカードの使い方がより難しくなります。
今回は2回プレイしましたが、どちらもカード枚数が足りずに届きませんでした。マイナスカードをあまりにも取りすぎると勝利ラインが跳ね上がってしまうので、それだけは避ける必要がありますね。
というわけで、テストプレイモードに入りました。シティービジョンはこの時点ですでにカードの印刷に回っているので、テストプレイではなく、宣伝にしかならないので。
最初は南東北マップをプレイ。こちらは製品版には付属しない追加マップになります。基本デッキでのプレイということでやってみることに。4人で山形スタート、資金5が2ターン目に出る手札だったので思い切って仙台方面に攻めることに。次のターンに、廃棄物が出ない資材置場の購入権があったためです。
序盤はとにかく領土争いに出ることに。仙台を資材置場で進入した後は、北上して古川、気仙沼と遠隔地の一ノ関、盛岡まで路線を延ばすことに。他プレイヤーの路線に乗り入れると資金もかかりますし、廃棄物が余計に出てしまうので、場所どりは重要です。
乗り入れ中心の展開になってきたので、早めのゲームを終わらせることを考えて後半からは路線敷設を中心で動くことに。結局、米沢に入った後は、日本海側に出て終了させることに。一足早く終了させることにしました。得点はそれなりの点差で逃げ切ったようです。
もう1回は5人でつながろう東北マップをプレイ。東北マップには、北東北と南東北があるのですが、両方をつなげたマップで、本編ではサポートしていない 6人までのプレイができるようになっています。今回は 5人でプレイしています。
登場するカードも若干多いのですが、今回は新しい初期デッキのセットを試してみることに。1ターン目からお金 6が出たりしましたが、車両工場から観光列車に魔改造をするプレイを試してみることに。
最終的には 10枚中7枚の観光列車を確保、車庫も 5枚くらい持って、観光列車はプレイするたびに得点になるので、デッキを速く回して観光列車で得点を稼ごうという算段です。
最終版、建設速度との競争になったのですが、ギリギリで観光列車で逃げ切りました。最終得点は 53点、うち 30点が観光での得点という感じでした。盛岡スタートでしたが、大館、大鰐止まりで弘前も青森も入れず、宮古、花巻までと非常に短い路線になりました。安比高原とかそちらの観光路線という珍しい形になりましたね。
アフターはいつものところで、今回は録音機材がなかったこともあり、いろいろとうっかりした話題が出たりもしました。先月からの話もいろいろと進んでいるようです。
こちらは、途中からの参加でした。TRAINSのテストプレイもと思っていたところでした。
今回は名古屋マップをプレイしています。テストプレイ中そこまで出てこなかったのですが。このマップの特徴は難地形の多さにあります。川はマップの至る所に配置されていますし、中央本線に向かうには山越えの路線になります。
比較的都市間が狭いので、領地争いが発生しやすく、逆に都市が伸びにくくなったりします。そんな中で、路線敷設と資金の速度争いになりました。結果は、資金を貯めて高層ビル群が勝利しましたが、今回は4人が4方向のデッキになったのではと思います。快速列車中心のプレイも中盤の速度が魅力的ですね。
Queen社の新作と思ったら、2008年の作品の第2版のようです。シカゴエクスプレスのシステムを土台にしたゲームとのことです。名前の通り鉄道ゲームで、株式を競りで購入し、路線を敷設して収益を上げていくゲームです。最終条件は諸記事金が勝負になります。
8つの鉄道会社が登場しますが、それぞれ歴史的な背景から能力がつけられています。といいつつもゲーム的要素が強いような気もします。これらの能力を使ってうまく会社を育てていくのが目的になります。
あたりは優しいかと思われたのですが、会社の株数がそのまま収益に左右されるということもあり、どこで株式の競りにかけるか、どの株を持つかの判断が非常に難しいです。決算を起こした会社が有利になっているのですが、収益で大きな差がつくと、手詰まりの状態になったりもします。
このゲームの特徴としては、自分の手番が収益順位に大きく左右されることにあります。袋から順番コマを取り出して、プレイ順を決めるのですが、個数が収益順に左右されます。最下位のプレイヤーは1ラウンドまるまる独占できるかもしれませんし、トップのプレイヤーはかなりの確率でターンが回ってきません。
今回、4人で8社なのでそれなりにバランスが取れましたが、それでも競りを間違えると取り返しがつかないことになるくらい、とがったゲームではあります。
そんなこんなで、制作作業の手を止めてのゲーム会でした。このくらいの時期にここまで時間を取るのは珍しいですね。
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