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● JAGA 2012年12月 ●

 2012年12月15日、今年最後のJAGAに参加してきました。今回は雨の中の開催となりましたが、ちょうどいい縁起物をプレイしたりとか。ゲーム数は少ないですが、レポートしましょう。


●創作ゲーム

 今回も、創作ゲームのテストプレイから。ゲームマーケット直後に出したのでJAGAでのお披露目は初めてですね。最初は2人でプレイしています。

 2人の場合は、ゴールとなる建物カードの割り当てが多くなるので、若干ですがゲームが長くなります。といっても、安定して高額のカードが購入できてからはそこまで時間が長引かないのですが。

 ゴールカードの購入数の差がそのまま出た感じになりました。1枚差はそのほかのカード状況で追い抜けるのですが、それ以上になるとなかなか逆転しにくかったりします。

●エレクションX [play:game]

 前回も選挙の時にプレイしたような気がしますが、今回も選挙前日にプレイしました。前回プレイしたのは2010年6月このときは参議院選挙のときでした。

 6人でプレイするのはほぼ初めてでしょうか。政党による支持基盤の差はあるのですが、6人の場合かなりきつい政党がいたりします。今回は、序盤こそテンポよく進んだものの、中盤以降のトップ政党ボーナスのあたりで足がもたつきました。途中で浮動票がなくなるという事態になり、コマをおけるマスもかなり少なくなり、ゲームが半ば止まった状態に。

 大票田のミッドランドとロンドンが膠着状態の中、空いているマスは北部の少数の支持基盤とウェールズ、北アイルランドのみ。この2カ所は議席数が少ないので、コマ数を投入するのがもったいないのです。

 妨害の入り方にもばらつきが出ましたが、労働党が北部に固め打ちをすることに。支持基盤の労働者が多いブロックで、スコットランドは広さの割に得票数が多いことと、ノースウェスト、ノースイーストの得票数は、ミッドランドとロンドンに次ぐ多さというのが特徴です。

 20個のコマを置ききるのに時間がかかりましたが、利害関係の都合で終わらせることに。浮動票の数もありますが、少数基盤を押さえるよりも、取りたいブロックの基盤を固めた方が今回はよくなりました。

 最終開票は、労働党が北部3ブロックで1〜2票差のトップに。3ブロックで110議席越えが出るくらいでここを独占されるとほぼ勝負が決まります。結局労働党が 160議席で圧勝でした。教会と自由党が変なところで踏み込みすぎたのがあります。スコットランドは入る手番が遅れて先にコマを置かれたのが地味に効いていました。

 6人の場合、ロンドンとミッドランドは過当競争になっても行けないのが難しいですね。北部3ブロックが強く感じるのはそこまで競争が激しくならないところにあります。その分交通の便が悪いのが難点ですが。

 スタートラインを2票分上に上げたり、フリー移動のオプション行動を入れたりするのも面白いかもしれません。

●創作ゲーム

 4人で3回ほどプレイしています。裏番組の警部が思ったより時間がかかったというのもあるのですが。

 1戦目はきれいに同点が出ました。同じターン数プレイをするのですが、若干先手有利かもしれません。2戦目はきれいにコンボが決まり4点差で逃げ切りました。3戦目は逆にゴールカードが1枚も買えませんでした。タイミングが悪かったりするとこういうこともあります。この試合は同点のシティーホール勝ちが出ました。

 プレイ時間は経験者で20分程度でしょうか。序盤はおおよそ5巡目くらいまででそこからは中盤戦終盤戦となっていくので流れとしては思ったよりも早くなります。多人数の場合終了条件も早めにやってくるので息切れしないタイミングでゴールカードを購入する必要が出てきます。ゴールカードを購入すると足が遅くなるのもポイントです。


 アフターはいつもの場所で、次のシーズンの話とかいろいろなことが出てきました。来年もまた作業シーズン以外はできるだけ参加したいところです。


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