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2013年12月21日と12月22日、今年最後のJAGAと、初めての企画に参加してきました。2つのゲーム会の様子をまとめてお知らせしましょう。ここまでが、今年プレイしたゲームの回数カウントに含まれます。
前日の夜から当日の朝に書けて、来年春のゲームマーケット向け作品のお披露目に向けた作業をしていて、遅くなりました。セルフテストまで回した状態で、何とかお披露目できなくもないという状況ですね。京都の大会もあるということで、プレイできる可能性は分からなかったのですが、ひとまず持って行こうということで。
手始めに「京都」大会までの間に軽くプレイしました。カワサキファクトリーのオムニバス形式のゲーム集、ニーゴーの中から簡単にプレイできるものを選びました。
読みあいのゲームではありますが、シンプルなところで盛り上がりますね。ゲーム的にちゃんと収束できるような仕組みがあるところがいいですね。
この作品、2013年春の作品「ダンジョン オーダー」の最初期の作品のコンセプトに似ていますね。この方向に持ってこずに、順番をぐるぐると入れ替える方向にしてすぐにまとまった感じではあるのですが、こちらの方向性でもシンプルでおもしろいですね。
次にプレイしたのは、京都の大会です。3月のメビウス20周年イベントで、Kniziaが持ってきたゲームのひとつです。メビウスで出すという話は出ていたのですが、8ヶ月ちょっとでお目見えしました。「リトルエッセン」が一般向けの初出のようです。
陣取りのタイルゲームではありますが、相手をブロックする要素と、自分を伸ばす要素が悩ましい作品ですね。タイルの引きはあるのですが、どこまで欲張って、どこで邪魔を入れるかも重要になってきます。人数によってプレ感覚が変わりそうな感じですね。
今回は予選3選、決勝戦での大会で、順位ポイントの順で決勝進出が決まり、決勝戦は順位の順でのプレイで最終順位が決まります。6卓でのプレイになりました。
初戦で勝って2戦目で2位、3人卓の最終戦で2位以上で決勝に行けるかどうかという感じだったのですが、自分のボーナスタイルの要となるもの5枚のうち2枚が序盤に無駄に使われて、残り3枚が最後の2ターンでまとまって出るという残念な展開に、点差自体はそこまで開かなかったのですが、大量得点の機会がなく終了でした。
タイルの引きの要素はあるゲームですが、それなりに手軽で「カルカソンヌ」よりも要素が少なくシンプルですね。
決勝戦の時間でプレイしています。3人です。今回はダンジョンが難しいというより、装備品がよく減る展開になりました。たいまつと聖杯を外されると条件がかなり複雑になるので、読みにくい部分が出てきます。
初めて見た展開としては、ドラゴンランスだけが外された状態で、12枚のダンジョンの完全制覇がありました。ドラゴンが抜けて、ドラゴンランスが外されたので、ヴォーパルソードでゴーレムかデーモンを指定すると生還確定だったようです。2人だと攻めどころがだいぶ変わってきます。
お次は、前日に準備していた春向けの創作ゲームを初公開しました。日本全国を舞台にご当地料理を食べてポイントを稼ごうというものです。コンポーネントは当日の朝までかかり、セルフテストを軽く回して、現地で調整をしながらのお披露目という感じになりました。
最大人数の5人でプレイしていますが、いろいろな方向性が見られました。ざっくりとした感じはよさそうなので、先に進めたいと思います。久しぶりにボードを使うゲームなので、調整も時間をかけてじっくりとやりたいですね。今回の春向けはこれ1つに絞る予定です。
アフターはいつものところで。ここにはかけないような話題もありましたが、翌日の配信会のあるゲーム会にすぐ使えそうなネタが出てきたりしたので、直前で方向性が変わってきたようなそんな感じではあります。
JAGAに引き続き、配信機材のある放送局のあるゲーム会に参加してきました。場所と機材は「ゲームマーケット配信会」と同じではあるのですが、テーマがあまり決まっていなかったりします。
昨日のプレイを受けて、変更できるところを変更して持ち込んでいます。カードのアップデートまでは完了しましたが、スリーブ入れが完了しなかったので、現地でやることに。
手始めに、昨日に引き続き製品版の「ダンジョン オブ マンダム」をプレイしています。ここの2回で、年間のプレイ回数がトップに並びました。
4人でプレイしていますが、今回「あなた」の勝率がかなり悪い展開になりました。平均よりも早い段階で脱落確定のダンジョンができあがっていたようです。全部で 7回プレイしていますが、1勝6敗での全滅での終了でした。
ここからは、創作ゲームのワークショップ風になりました。今回の1番手は、先日話題に出ていた、りんちゅさんの「もじぴったんホールデム」をやってみようということで、ワードバスケットのカードを使ってプレイしてみました。
実際にやってみると、トップタイが出やすかったり、思考時間をどのタイミングで何秒にするのがいいのか、徐々にカードが公開されていくところで、待ちとつながりでどのくらいがいいのかなど、いろいろな意見が出てきました。
専用のデッキを作った方がよさそうなのと、テキサスホールデムよりもブラックジャックベースのほうがしっくりときそうだったりと、実際にやってみて初めてわかるようなことも見えておもしろかったですね。
今回の最強役は5文字でした。最終戦の場に「ふかひれ」ができているところから「カプレーゼ」を作れたりとか。ワイルドカードが多めに入っていましたが、あの場札からよくひねり出せました。
お次は、2週間前にプレイされた創作ゲームを。このときは寝込んでいて出られなかったので初プレイになります。私の作品ではありませんが、創作ゲームです。大富豪系のゲームではありますが、同じ数値のカードの作り方に作者らしいひねりがあります。
この系統のゲームは「アニマル トレイル」で作りましたが、こちらは特殊なルールはなく、カード自体はシンプルですが、数値調整のルールが独特です。切り札や、最強カードなどの Winnerをうまく使って、Loserを処理するゲームだと考えていますが、この作品は、Winnerはないけど、Loserはあるというゲームです。カードの調整で無理矢理勝ちに行くことはいくらでもできます。
ただ、数値調整をすると上がりまでのターン数が増えてしまうので、その兼ね合いがとても悩ましいですね。切り札はないゲームですが、攻める気になれば攻められるというのがおもしろいところです。
もうひとつ、昨日の創作ゲームを今回もプレイしました。フルセットということで 2ラウンドでプレイしています。最初は動きの小さいゲームではありますが、超速攻が決まった形になりました。ボードのバランスなどもありますが、一部カードの速攻が効き過ぎることと、ワイルドカードが想定外の使われ方をしたりとか。
得点差が詰まりにくいゲームなので、1ラウンド目の点差が詰めにくい感はありますね。フルセットのゲームは若干時間がかかるので、どの方向性に持って行こうかはこれからですが、2ラウンド目の得点を調整するか、デノミをかけるかどちらかにしようと思っています。
今回のプレイで、さらに微調整を入れる予定です。最高の料理は取りにくく得点を高く設定しようと思っていたりとか。
ここからは市販のゲームをプレイ。購入したもののプレイする機会のなかった「タイワンスナックバー2」をプレイしています。お手軽なバースト系のカードゲームですが、どのタイミングでカードを引き取るかが悩ましいですね。
料理をうまく食べて、満腹になることが目的です。料理カードを出したほかのプレイヤーに上乗せするか、料理を食べてカードを引きおなかを満たすかのどちらかですが、山札の中にあるギブアップカードを引いてしまうと失点です。誰かが脱落した時点で失点の最も低いプレイヤーが勝利です。
序盤戦はカードの補充が重要ですが、あまりに引きすぎてギブアップカードまで引いてしまうとアウトです。ゲームが進むにつれてギブアップカードの濃度が上がってくるのでどこまで粘るか、どこで勝負をかけるかが難しいですね。
今回は1失点のカード枚数勝負になりました。失点自体をとると非常に不利になりますが、ある程度のカード枚数も必要なのでそのあたりが悩ましいですね。ルールもシンプルな、いいパーティーカードゲームですね。
このバージョンは、DNAxCATSとのコラボでかわいらしいイラストが特徴です。軽い感じの作品なので幅広く楽しめそうな感じです。
その次にプレイしたのは、Doris Mattaus のイラストが特徴的な記憶+競りのゲームです。必要な動物をペアにして集めるゲームですが、余った動物は失点になります。自分のとった動物も後で確認できないので、ある程度の記憶力が必要になります。
とはいえ、本質は競りゲームで、カードを獲得する順番を競ります。獲得しない、2枚獲得するの選択権もゲーム中に3回だけ与えられるので、そのあたりをうまく使うのがポイントです。
このゲームのポイントは、同じ種類の動物を独占したときのボーナス得点ですね。3点はカード1枚分くらいの価値はあるので、積極的に狙いたいところです。とはいえ、ほかのプレイヤーの初期の動物に含まれていると独占できないので、ある程度賭けになるところはあります。
ほしい動物が2枚同時に出たりする場面での2枚獲得権が地味に聞いてきたりしますし、カードを取らない選択も時には必要になります。単独の動物が浮くのが一番まずいので、そのあたりのカウンティングは必要です。3体であれば、4点は保証されるのですが。
好き嫌いは分かれそうな作品ですが、個人的には手軽な競りゲームでいいと思います。イラストに癒やされる効果もあります(効果には個人差があります)。記憶ゲームの要素をなくすとどうなるかと思ってみたりとか。
最後に5人でこの作品をプレイしました。2回プレイしていますが、最終戦は4人がリーチ状態の接戦になりました。偶数奇数の関係が利いてきたそんな感じの展開になったりとか。
探り探りでの配信になりましたが、いつも通りのワークショップみたいな感じになりました。どこまで視聴者がいたかなどは、中からはわからないというのはありましたが。
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