トップ > アナログボードゲーム > 雑記

● JAGA 2014年10月 ●

 2014年10月19日、JAGAに参加してきました。今回は予定があったのですが、自主的にキャンセルしての参加です。日曜日開催ということもあり、参加しない予定でしたが。日曜日開催、Essen最終日とぶつかった、変則的な日程でした。プレイしたゲームをレポートしましょう。


●ダンジョン ワンダラーズ

 手始めに、ポストカードゲームのテストプレイを。バランス調整は終了していますが、最終版のレイアウトのチェックなども兼ねてということで。

 通常マップで、テストプレイ初のパーフェクトが出ました。30点が最高得点ですが、最後は運頼みになります。ベストポジションで 1/36 でしょうか。ちなみに、同点時はあとに到着した方が優先なので、逆転のチャンスは一応あります。

 上級マップもプレイしています。こちらは高得点がとりにくいのですが、27点を出しました。上級マップは 20点越えが難しいマップです。レイアウトも大丈夫そうなので印刷に入る予定です。

●ステステレイルロード

 今回は、人数が少なくなりそうなのは分かっていたので、少人数で長めのゲームをいくつか持ってきました。久しぶりにプレイするこの作品からです。

 路線敷設と株式入手のゲームですが、どの会社をどう伸ばしていくかがポイントになります。上位ボーナスが大きいゲームではあるのですが、路線敷設の配当も無視できない差になります。

 今回は枚数の少ない株のトップがとれそうだったので、路線敷設に力を入れずに、トップボーナスを取りに行きました。最終的には端数のTXが勝負を分ける形になり、同点で、上位株のトップボーナス差で差しきられています。

 前回は 5人でプレイしましたが、4人だとある程度コントロールが効くのがいいですね。

●ランブルの森

 今回の人数、時間状況が見えていたので、実験的に持ってきました。去年秋のゲームマーケットの戦利品です。TBDの作品ですね。プレイする機会をうかがっていたのですが、ルールに不明確な点があったり、プレイ人数が 4人までなので、比較的人数が集まる昨年度の状況ではプレイする機会がありませんでした。

 有志による補完ルールが出ていたので、入手した上で、人数の少なく、プレイ時間がとれる機会を見て出してみました。ルールを見る限り、アグリコラとプエルトリコの要素が入っている、ランダム要素のないゲームです。

 スタートプレイヤーからアクションを選択し、アクション選択したプレイヤーは任意の数の助手を、それ以外のプレイヤーは最大1人の助手をアクションに使うことができます。人数が多ければそれだけ多くのアクションがこなせますが、食料を必要としてしまいます。

 畑を耕したり、川を引いたり、商品を売ったりして得点を稼ぐゲームです。見た目よりも特典入手手段が少ないゲームですね。

 ランダム要素が全くないので、アクションするか助手を温存するかは悩ましいですね。手番で食料を支払えば、助手を動かせるのでアクション数を稼ぐか、最低限のアクションで食料消費を抑えるかというところはあります。食料入手手段はそこまで多くないので、コストの軽減の方が重要ですね。

 土地の拡張で出遅れたぶん、アクション数は少ないままで商品を売って得点を稼ぐことに。ラウンド数はそう多くないので、序盤の蓄積が十二分に生かせる展開になりました。ゴールのタイミングを見ていたのですが、最後のアクションで走りきったものの得点が1点差の勝負で1点足りませんでした。点差がつきにくいので、終わらせるアクションはリスキーではありますね。

 ボックスアートや、助手、キャラクターのイラストはかわいらしいのですが、見た目によらずかなり重い作品です。ターン数は少ないので、プレイ時間は 60分程度ですが、ボリュームはありますね。いろいろと話題になっていたので、プレイできてよかったです。

●ギャンブラー [play:game]

 整理運動ということで、3人でできて軽いものを。このバージョンをプレイするのは久しぶりですね。

 マイナス得点が多い印象はありますが、今回はほとんどマイナスのない場でした。人数が多いときには 300点終了に得点を下げていますが、今回は 500点でプレイしています。といってもあっという間に決まる感じでした。

 人数によってプレイ感覚は違いますが、ダイスゲームの名作ではありますね。今は「ロイヤルカジノ」でリメイクされているでしょうか。

●ラブレター [play:game]

 早く終わったので、このゲームで締めることに。500円バージョンです。

 2点先取ではあるのですが、3人3ラウンドの短期決戦でした。1人は、手番がくる前に騎士に挑まれる、手札に大臣と魔法使いがそろう、手札に大臣と魔法使いがそろうで、全く選択肢のないままゲーム終了でした。

 ゲーム的にも短期決戦で、最後のランク判定まで一度も行かない感じでした。2人の場合にはよくあるのですが、3人では珍しいですね。


 日曜日ということもあり、早めに会場を出てのアフターでした。少人数でしたが、プレイしたいもののできたので時間を作ってよかったですね。来月は、ゲームマーケット終了翌週の 3連休の頭で、新作をプレイすることになりそうです。


トップ > アナログボードゲーム > 雑記