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● JAGA 2015年10月 ●

 2015年10月17日、JAGAに参加してきました。11月は出られないのが確定しているのと、Essen帰りのいろいろとしたことを効きたかったので、作業を切り上げて参加してきました。今回もプレイしたゲームを簡単にレポートします。


●Welcome to the Dungeon [BGG]

 Essen帰りでいろいろな作品が出てきたので、プレイしてみることに。こちらは、「ダンジョン オブ マンダム」の英語版です。キャラクターが増えています。

 ルール自体は「ダンジョン オブ マンダム」と同じですが、ゲームスタート時に 4人のキャラクターから 1人を選び、そのキャラクターがダンジョンに挑みます。アイテムと初期HPが違うので、生存率も変わってきます。

 戦士はルール差分がありません。ローグは弱いモンスターを無効化しHPを増やす力の指輪、復活できるポーションがポイントでしょうか。防御力の高いキャラクターです。バーバリアンは、その場でモンスターを1体倒せるヴォーパルアックスが特徴でしょうか。メイジは、モンスターを変身させるポリモルフと、特殊勝利があるオムニポーテントが変則的です。

 例によって、全滅しやすいところは変わりませんが、他のキャラクターを使っていると、うっかり防げないモンスターが出てくるので気をつけた方がいいですね。バーバリアンやメイジは初期状態でもモンスターが積まれると怪しくなります。あとは、復活のポーションはモンスターの登場順に大きく依存します。

 プレイのバリエーションが増えたので、いいルール追加だと思いました。ゲーム性は従来通りです。

●CODENAMES [BGG]

 お次は、2チームで、ヒントを元に構成員を当てる、クイズ系のゲームです。カードに書かれた 25のコードネームのうち、自分の陣営のものをすべて当てるというものです。

 チームはヒントを出す側と、回答側に別れ、ヒントとして1単語と、自分の構成員の数を出して、そこから自分の構成員を当てていきます。英語なので事前に解釈を合わせる必要がありますが、組み合わせの妙が面白いですね。

 先にすべての構成員を当てるので、共通の単語をうまく出す必要がありますが、他陣営の構成員を当てるとそのまま相手のポイントになってしまったり、一発で敗北する暗殺者を当ててしまったりすることもあるので、このあたりの兼ね合いが悩ましいですね。

 チーム構成を変えて何回かプレイしましたが、一発目に暗殺者を当てたり、5連続正解で差しきったりと、ゲーム的な面白さもありますね。言語の壁はありますが、なかなか楽しいゲームですね。

●Heckmeck Extrawurm [BGG]

 お次は、ヘックメックの拡張セットをプレイ。ちょうどの数字を出さないととれない低い数値のタイルが 2枚、特殊効果を持つキャラクターが 4つ、得点チップが何枚かついています。

 得点チップや、低い数値のタイルで、小さい出目のありがたさが少し増えました。キャラクターはタイルと一緒に獲得でき、ゲームを有利に進めます。これによって、高めの数値の成功率が上がるのでゲームのスピードアップになります。

 ダイスが増えるゴールデンダイスがとても強力ですね。キャラクターは、タイルを奪うことで横取りすることができるので、直接攻撃も重要になってきます。

 得点チップは、1の目を2つ以上確定させると獲得できる1点のチップです。失敗時に失うこともないので、得点源になり得ます。ストックからなくなると他のプレイヤーからとられてしまいますが。

 ゲームの収束もよくなり、いいエキスパンションだと思います。

●Rolling America [BGG]

 その次は、お土産ということで、アメリカ版の「ローリング ジャパン」、Rolling America をプレイしました。

 アメリカは 50州あるので、特殊効果が 3つに増えています。カラーチェンジはいつも通り、デュープは同じ数字を隣接するマスに 2個書けるようになります。これがないと 50州は埋められません。もう1つは、すでに数字が書かれた1カ所について、隣接のルールを無視するガードです。

 デュープは早めに使ってまずは数値を書き切ることを目的に。アラスカとハワイは独立しているので、どんな数値でもかけます。ガードは使い勝手は難しいですね。アメリカは隣接州が多いので、そのあたりの対処をどうするかがポイントです。ケンタッキー州が一番、隣接州が多かったような。

 10点で同点終了という感じでした。このゲームも一桁は難しいかもしれません。

●Welcome to the Dungeon [BGG]

 最後に時間が少しあったので、もう一度こちらをプレイ。海外版ですし、日本語版が出ている環境なので、日本ではなかなか流通しないかもしれません。見かけたら購入しておきたいところですが。


 アフターは、いつもの場所で。来月は来られないこともあり、奮発してみたりとか。Essenのいろいろな話を聞くことができました。次回は、12月の年末参加になるかと思います。


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